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Yamareco

記録ID: 4254585
全員に公開
ハイキング
関東

三原山(伊豆大島)

2022年05月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
編集者Asanao その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:49
距離
12.4km
登り
325m
下り
404m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:38
休憩
0:25
合計
4:03
9:43
9:45
32
10:17
10:17
42
10:59
10:59
4
11:03
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9
11:12
11:14
5
11:26
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12
11:38
11:39
8
11:47
11:48
9
11:57
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10
12:43
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32
13:15
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:元町港から大島バス、終点・三原山頂口下車
帰り:三原山温泉から大島バス乗車、元町港下車
コース状況/
危険箇所等
ゴールデンウィークの島登山。登山口の山頂口バス停からまずは赤い渓谷「赤だれ」に進み、その後、お鉢めぐり〜大島温泉ホテルの定番コースを歩きました。

山頂口バス停〜火口西展望台は舗装路、お鉢めぐり〜大島温泉ホテルもルートはよく整備されています。一方、滑台跡〜赤だれは道標はほとんどなく、荒れ地を歩くため踏跡が不明瞭。見通しがよいので迷うことはありませんが、地図で現在地を確認しながら進む必要がありました。

気温は20度前後、ハイキング日和でした。ただ、お鉢めぐり付近は日光を遮るものがないため、夏は日射病対策が必須。また強風の日はかなり身体があおられると思われます。軽装で歩く観光客が多かったですが、低山登山の装備をおすすめします。

朝8時半の元町港発のバスで三原山登山に向かう場合、山頂付近では食料を調達することができません。元町港付近におにぎりや軽食をテイクアウトできる食堂があるので、必ず事前に食料・飲料の調達を(大島にコンビニエンスストアはありません)。

登山の後に、元町港近くにある伊豆大島火山博物館を訪問しました。この博物館は登山前・登山後に見学されることを強くおすすめします。ハイキングした場所が、いつ、どのように生まれて、どんな特徴があるのかを知ることで、三原山登山が深く楽しめることができます。
その他周辺情報 大島温泉ホテルの風呂(大人800円)は日帰り利用可。三原山の雄姿を眺めながらつかる露天風呂は最高でした。
元町港発8時30分のバスに乗り、9時に三原山頂口に到着。トイレで用を足してから9時10分に登山開始。
2022年05月05日 09:00撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 9:00
元町港発8時30分のバスに乗り、9時に三原山頂口に到着。トイレで用を足してから9時10分に登山開始。
しばらくは若葉がみずみずしい林の中を歩く。
2022年05月05日 09:16撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 9:16
しばらくは若葉がみずみずしい林の中を歩く。
噴火で飛ばされたと思われる巨大な礫。
2022年05月05日 09:20撮影 by  iPhone 11, Apple
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噴火で飛ばされたと思われる巨大な礫。
マムシグサ? 蛇の鎌首のよう。秋に真っ赤な果実を見たことはあるが、春に見る姿は初めて。
2022年05月05日 09:24撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 9:24
マムシグサ? 蛇の鎌首のよう。秋に真っ赤な果実を見たことはあるが、春に見る姿は初めて。
三原山の森林で一番目についたのがシロダモの若葉。毛が生えている。
2022年05月05日 09:24撮影 by  iPhone 11, Apple
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三原山の森林で一番目についたのがシロダモの若葉。毛が生えている。
鮮やかなオオシマツツジの花もところどころに。
2022年05月05日 09:26撮影 by  iPhone 11, Apple
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鮮やかなオオシマツツジの花もところどころに。
外輪山の小さなピーク「鏡端」の縁を抜けると徐々に道が開ける。
2022年05月05日 09:29撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 9:29
外輪山の小さなピーク「鏡端」の縁を抜けると徐々に道が開ける。
やがて火山灰に覆われた広大な「表砂漠」に。
2022年05月05日 09:38撮影 by  iPhone 11, Apple
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やがて火山灰に覆われた広大な「表砂漠」に。
滑台跡。1935〜1942年、約600メートルの長さのレールの上を箱に乗って下りる滑走台が設置されていた。
2022年05月05日 09:44撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 9:44
滑台跡。1935〜1942年、約600メートルの長さのレールの上を箱に乗って下りる滑走台が設置されていた。
赤い谷「赤だれ」に到着。火山灰や溶岩がむき出しになっていて、赤く見えるのは熱で酸化したことによるもの。三原山で一番壮観だった。
2022年05月05日 09:56撮影 by  iPhone 11, Apple
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赤い谷「赤だれ」に到着。火山灰や溶岩がむき出しになっていて、赤く見えるのは熱で酸化したことによるもの。三原山で一番壮観だった。
再び、滑台跡方面に戻る。カルデラの向こうに見える山は「鏡端」。
2022年05月05日 10:13撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 10:13
再び、滑台跡方面に戻る。カルデラの向こうに見える山は「鏡端」。
表砂漠から三原山登山のメインルートに通じる分岐を右(北東)へ進む。
2022年05月05日 10:22撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 10:22
表砂漠から三原山登山のメインルートに通じる分岐を右(北東)へ進む。
1986年噴火の跡、黒い溶岩の中を進む。
2022年05月05日 10:31撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 10:31
1986年噴火の跡、黒い溶岩の中を進む。
三原山山頂へのメインルートと合流。1986年の噴火の溶岩流の先端あり。避難用のシェルターも。
2022年05月05日 10:36撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 10:36
三原山山頂へのメインルートと合流。1986年の噴火の溶岩流の先端あり。避難用のシェルターも。
ここから山頂の火口西展望所までは舗装された道を歩く。アスファルト道は日光の照り返しが熱くて苦手。
2022年05月05日 10:38撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 10:38
ここから山頂の火口西展望所までは舗装された道を歩く。アスファルト道は日光の照り返しが熱くて苦手。
メインルートにはところどころに休憩できるベンチあり。
2022年05月05日 10:43撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 10:43
メインルートにはところどころに休憩できるベンチあり。
広大なカルデラ。奥の建物は山頂口の休憩舎。
2022年05月05日 10:58撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 10:58
広大なカルデラ。奥の建物は山頂口の休憩舎。
三原神社に参拝。1986年の噴火の際、溶岩が社まで数十センチのところで停止したという。
2022年05月05日 11:02撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 11:02
三原神社に参拝。1986年の噴火の際、溶岩が社まで数十センチのところで停止したという。
火口西展望所に到着。火口の眺望という点では、南側の火口展望所の方がダイナミックだった。
2022年05月05日 11:14撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 11:14
火口西展望所に到着。火口の眺望という点では、南側の火口展望所の方がダイナミックだった。
屋上が展望台。カルデラの眺めが抜群。トイレあり。
2022年05月05日 11:19撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 11:19
屋上が展望台。カルデラの眺めが抜群。トイレあり。
表砂漠に下りる道あり。ヤマレコでは赤いルートとして表示されていない。
2022年05月05日 11:27撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 11:27
表砂漠に下りる道あり。ヤマレコでは赤いルートとして表示されていない。
南側の火口展望台への上り道。ここから先は未舗装。
2022年05月05日 11:36撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 11:36
南側の火口展望台への上り道。ここから先は未舗装。
南側の火口展望台に到着。西展望台よりも火口の下の方までのぞくことができる。
2022年05月05日 11:41撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 11:41
南側の火口展望台に到着。西展望台よりも火口の下の方までのぞくことができる。
右手に黒いスコリアの丘陵が。風が吹き抜ける。
2022年05月05日 11:57撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 11:57
右手に黒いスコリアの丘陵が。風が吹き抜ける。
火口の「お鉢めぐり」は日光を遮るものがない。夏は水分補給等、日射病対策が必須。
2022年05月05日 11:58撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 11:58
火口の「お鉢めぐり」は日光を遮るものがない。夏は水分補給等、日射病対策が必須。
水蒸気が上がっている場所があった。活火山であることを実感。
2022年05月05日 12:00撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 12:00
水蒸気が上がっている場所があった。活火山であることを実感。
1986年の噴火の際に、赤い溶岩が吹き出した火口列の場所。
2022年05月05日 12:01撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 12:01
1986年の噴火の際に、赤い溶岩が吹き出した火口列の場所。
大島温泉ホテルへの分岐点。ベンチがあったのでここで昼食を取った。
2022年05月05日 12:24撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 12:24
大島温泉ホテルへの分岐点。ベンチがあったのでここで昼食を取った。
ここからはひたすら下り。黒いスコリアをざくざく踏みしめながら歩く。黒く見えるのは1986年噴火の溶岩の跡。
2022年05月05日 12:35撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 12:35
ここからはひたすら下り。黒いスコリアをざくざく踏みしめながら歩く。黒く見えるのは1986年噴火の溶岩の跡。
大島公園方面への「テキサスルート」との分岐点。
2022年05月05日 12:43撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 12:43
大島公園方面への「テキサスルート」との分岐点。
ジオ・ロックガーデン。黒い溶岩の跡が無数のオブジェのように並んでいた。
2022年05月05日 12:47撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 12:47
ジオ・ロックガーデン。黒い溶岩の跡が無数のオブジェのように並んでいた。
再生の一本道。森林が再生される様子を体感できる「いつか森になる道」。
2022年05月05日 12:56撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 12:56
再生の一本道。森林が再生される様子を体感できる「いつか森になる道」。
「いつか森になる道」を抜けてやがて「こもれびトンネル」へ。このあたりは森林。
2022年05月05日 13:03撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 13:03
「いつか森になる道」を抜けてやがて「こもれびトンネル」へ。このあたりは森林。
ゴール地点の大島温泉ホテルに到着。お風呂に入ってから帰った。三原山を一望できる露天風呂は素晴らしかった。
2022年05月05日 13:15撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 13:15
ゴール地点の大島温泉ホテルに到着。お風呂に入ってから帰った。三原山を一望できる露天風呂は素晴らしかった。

装備

MYアイテム
編集者Asanao
重量:-kg

感想

前日夜10時の大型船「さるびあ丸」で東京・竹芝埠頭を出港し、翌朝6時に伊豆大島・岡田港に到着。バスで元町港まで向かい、山頂口行きのバスを2時間ほど待ちました。食料調達が不安だったので、前夜、竹芝桟橋近くのコンビニエンスストアで、おにぎり、お菓子、スポーツ飲料を買っておいて大正解でした。

伊豆大島・三原山は東京から手軽に出かけられる割に、本州と異なった自然や文化が楽しめ、よいゴールデンウィークになりました。

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訪問者数:615人

コメント

壮大な景観!見応えありました!!
2022/5/8 15:20
shikashikaさん、火山博物館と共にぜひ!
2022/5/8 16:47
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