小熊山ハイキング(木崎湖キャンプ場テン泊)


- GPS
- 05:45
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 957m
- 下り
- 960m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
信濃大町〜信濃木崎 大糸線 190円 (帰り)信濃木崎〜信濃大町〜松本 大糸線 770円 松本〜新宿 特急あずさ(トク10)5,950円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
木崎湖キャンプ場から小熊山の登山口まで舗装された林道歩きが長い ハイキングコースに危険箇所はないがけっこうな急登で疲れる 北アルプスや木崎湖の展望は木々の隙間からチラ見え程度 小熊山を越えて林道に出たところで林道経由でキャンプ場に戻る途中、2箇所ほど展望のよい場所がありました☆ 花は終わりかけのカタクリや、日向にスミレ程度 |
その他周辺情報 | ★木崎湖キャンプ場 1人1泊1,500円 男女別トイレ・洋式3個室 コインシャワーはなかった 売店には変な御守りや猫のバッジみたいなのが売ってる程度でほぼ何もない 自動販売機あり・10円高い ヤギが2頭います 猫もうろちょろしてます |
写真
装備
備考 | 長袖ドライレイヤー、メリノウール、ミズノ緑シャツ、秋冬用トレッキングパンツで初日は風もあり夜は特に寒かった。二日目は同じ格好で小熊山に登ったので汗かいたがそれほどヤバくはなかった。夜も風がなく過ごしやすかった。#3の寝袋 |
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感想
( ̄∀ ̄)
GW後半は山友Mさんと木崎湖キャンプ場に
ゆるキャンにやって来ました!
私がボケッとしてたせいで特急あずさの予約が遅れてしまい
トクだ値30%割引は逃してしまいましたが(>_<)バカ〜
なんとか10%割引はGET!
キャンプ場から小熊山ハイキングコースがあるため勿論計画に取り入れつつ
Mさんとは実は初めての2泊キャンプ、Let's Go!!!
特急あずさはさすが晴天のGW、混雑していて立っている人もいました。
信濃大町に到着すると、乗り継ぎの普通電車まで一時間近くあるため、近くのスーパーまでお買い物。すでに北アルプスの絶景が望めます。
私はシチューを作るため牛乳と冷凍肉が欲しかったのですが、冷凍肉は大容量の焼き鳥や骨つき肉などしかなく、買うのを諦めました。
そして駅前の土産物屋で二人しておやきを4個ずつ買い、普通電車で信濃木崎へ。
信濃木崎駅からキャンプ場までは標識もあり、迷わず辿り着けます。
途中のローソンに寄ったらなんと冷凍肉が売っていたのでラッキー♪
量も多すぎず少なすぎず、ちょうどよい!
ほか、お菓子などを買ってキャンプ場へ。
道みちの水田と山の景色がとても良く、退屈せずに歩けました。
キャンプ場に到着すると、丁寧で感じの良い若いお兄さんの案内で受付をすませ、テントを張る場所を物色。木崎湖に面した場所は少ないかと思いきや、基本的に湖沿いのキャンプ場で、おそらく張り数もまだ制限しているのか、まだけっこう空いています。私は焦ってすぐ決めようとするも、Mさんが「もう少し向こうに行ってみよう」と言うので進むと、桟橋の辺りに良さそうなスペースが!
湖向きにするか迷いましたが、向かい合わせに張ることにしました。
Mさんは数年前に一緒に夜叉神峠でテン泊して以来の、2回目のテント設営のため、かなりやり方を忘れていて四苦八苦してましたが、時間はたっぷりあるので焦ることはありませン。私は80泊もしてるわりにはアドバイスできるほど上手じゃなく…(汗)ペグを打つのにちょうどよい石が一個だけ転がっていたのでキープし、Mさんの設営もちょびっと手伝って(あまり役に立ってないが)なんとか成功!
適当に散歩したのちさっそく食事づくり。
私はシチューなので少々時間がかかります。にんじんじゃがいも玉ねぎを切り、肉と一緒に軽く炒めたら水を加えて煮込みます。
Mさんは初の固形燃料炊飯ですが、実はけっこう風が強く、そのせいかなかなか沸騰せずに苦労していました。私も何度もやってるくせにアドバイスできるほど上手でもなく…(←マジ役立たず(T_T))でも、シチューが出来上がったあとで風除けを貸したよ!?
作ってる間にワインが飲みたいとワガママを言う私のためにMさんはスーパーで買った赤ワインを温めてオレンジピールとドライオレンジを投入、オサレなホットワインをご馳走してくれました!かんぱーい!
固形燃料を4〜5個使ってシチューが完成すると、一人で4人前ぐらいの量を平らげた私。その後、苦労してやっと出来上がったMさんのカキ飯を一口おすそ分けしてもらい、「美味しい!」と舌鼓を打つ私。どんだけ食うンだよ。
しかしとにかく寒い夜。風がやや強いため、せっかく持ってきた椅子に座る余裕もなく、テントに引っ込む私たち。お湯わかしてフリーズドライの甘酒を呑みましたが、それでも温まらない。深夜は特に冷え込んで寒かったです。まぁ耐えられるケド。
私はやっぱりトイレに行きたくなり、でもめんどくさいから朝までガマン(←良い子は真似しないでね!)ほんと寒かった。5月の長野ナメんな。標高766mだぞ!
ちなみにキャンプ場は日中、子供たちが楽しげに走り回っていましたが、基本的に静かで穏やかに過ごせました。いびきも聞こえなかった(笑)
翌朝。6時過ぎに起きてようやくトイレに行き、朝ごはんの支度。
今日のメニューは昨日のシチューで使った牛乳の残り半分と卵と砂糖を使ってのフレンチトーストです!今回はフランスパン1本持ってきてるので、半分使います。想像以上に卵液を吸ってくれちゃったため、扱いにくい。
フッ素加工のダイソーメスティンなのに、焦げるのが怖くてあまり長く火にかけられず、味はよいけど食感がイマイチでした。でもMさんは「美味しそう」と言ってくれたよ!Mさんは朝食は軽くすませてました。
そして9時(遅っ)に小熊山に出発!
実は私けっこうめんどくさくなってたのと、クマが出そうで怖かったので、ちょっとやめようかなぁという気持ちにもなっていたけど、Mさんの口からはそんな弱音は聞こえてこず、そもそも食料を大量に持ってきすぎて少し運動しないととても消費できないので、自分を奮い立たせて(?)出発しました!
まぁ、本当に行くのをやめてたらすぐに後悔するのもわかってたからネ。
最初は晴天の林道歩きで、つらいです。展望もほとんどありません。
しかも意外と車が通ります。うざいです(←ヒドイ)
でもまぁおしゃべりしてたらなんとなく登山口に着いて、他の登山者も見かけたので安心し、さぁいよいよ登山の始まりだぁ!(30分程度ですが…)
噂に聞いてはいましたがのっけから急登です。
新緑は綺麗ですがお花はほとんど咲いておらず、たまに木々の隙間から見える北アルプスや木崎湖を楽しめる程度。まぁ知ってたけどね。
ちなみに「山と高原地図」の「鹿島槍・五竜岳」に付いてる冊子に小熊山が載っていたことに後で気付いてビックリ!しかも「山道より林道を歩く人が圧倒的に多い」などと書かれていました…。
まぁとにかく短い急登、平坦道、また急登、を何度か繰り返し、やがて展望のない山頂へ到着。私らは遅いから30分以上かかりました(笑)
少し先に「北アルプスの展望がよい」場所があるはずなので、そこでお弁当を食べようと先に進みます。平坦な道となだらかな下りの楽チンな道ですが、雨が降ったりガスったりするとわかりにくく感じるかもしれませン。今日は晴天なので平和です。
やがて木々の隙間からどーん!と北アルプスが眼前に迫りますが、いかんせん木が邪魔で、肉眼ではなかなかの迫力でも、写真には全然写りませぬ。
展望がよいってここのことかぁ…と若干ガッカリしつつ、まぁ知ってたけどねと自分を慰めながら進み、林道に出ました。
この先、猿ヶ城峰方面まで歩くと、展望のよい場所があるのも知ってましたが、そこまで行くには出発も遅かったし(わかってたケドね)足もしんどくて、Mさんも「このあとキャンプももっと楽しみたい」と言うのでここで折り返すことにしました。
とりあえずランチを食べます。昨日買ったおやきの残り2つを朝Mさんに焼いてもらって、私はそれに加えてシャウエッセンも持ってきて美味しく頂きました。ただ、ベンチとか座れる場所がなくて立ち食い。私は腰掛けるのにちょうどよい木があったので座っちゃいましたが…(←だから太るンだよっ)
そして林道経由で帰ります。カタクリやふきのとう、スミレなどがちょこちょこ咲いていて、探しながら歩きます。だって展望ないンだもの。
それでも少しでも木々の間隔が広い場所から北アルプスを必死で撮影する私。
北アルプスっていうか、爺ヶ岳と鹿島槍ですけど、バカだから確信持てなかった。
AR山ナビもスマホに入れてあるのに、途中まで全く忘れていた私。
若干足が疲れながらも歩いていると、ありました!ひらけた場所が!
見えます、見えます、絶景であり〼!
喜んで撮影し、来た甲斐があったと改めて思う私たち。
もちろん小熊山に登ったことでじゅうぶん満足はしてましたケド。
しばらく歩くともう一度ひらけた場所がありました。
しかしその後はほとんど展望はなく、花も見当たらず、足が疲れて空は青い。
距離はそんなになかったはずだが最後の方は苦行でした。
テントに戻ったらバタンキューするぞ!
キャンプ場に到着するとトイレに行き、自動販売機でファンタグレープを買ってテントに戻り、まずは寝ました。さほど眠くはなかったけど、横になるのは気持ちイイ。
Mさんは汗かいたから着替えてましたが、私はめんどくさ…いえ、明日着替えることにして寝てました。その後、さっき食べ残したおやき(りんご)をMさんに焼き直してもらい、さらに朝の残りのフランスパンにガーリックバターを塗って、カマンベールチーズをのっけて焼いて食べます。だってお腹空いてたし…。
そしてMさんから白ワインのネクター割を頂き、実は私の誕生日なためかんぱーい!
甘くて飲みやすく美味しかったです!(^∀^)←Mさんからもらってばっか…
夜はごはんを炊きましたが固形燃料20gだとちと足りず、まぁ大丈夫かなと蒸らしておいたらやっぱり炊きあがっておらず、5〜6分追い炊きしてみたら意外とイイ感じに炊き上がりました!しかし今日はもうお腹いっぱいなので、明日の朝食べます。
大して食べたくないのに無理やりしるこだけ食べて寝ました。
ちなみにMさんはあんかけおこげ、ジュワッといい音させて、美味しそうでした。
この日は風もなく夜も暖かかったです。
最後の朝。本日もよく晴れています。
私は昨日炊いたごはんにフリーズドライのスンドゥブチゲを入れ、玉子も入れてチゲ雑炊、いやぁ美味しかった。Mさんはメロンパンとスープで軽くすませてました。
私は米一合と蒸しパンミックス400g、メープルシロップ、ツナ、鮭そぼろ、即席ちゃんぽん、その他フリーズドライ多数が食べきれずお持ち帰りとなりました。
どう考えても食料計画めちゃくちゃだろ!(だってヒマだと思ったンだもん…)
しかも初日に信濃大町でおやき(あずき、なす、りんご)3つと豚まんを買ってしまったため、余計に食べきれなくなってしまった。
でも美味しかったから後悔はしてないケドね!
景色を眺めたりじゅうぶんにまったりキャンプを堪能したのち、テント撤収。
Mさんは最初より若干荷物が増えてる感ありましたが、私も食べきれなかった大量の食料があり(私の前世は飢え死にしたのかもしれない。とにかく足りないよりは多い方が良いと)全然軽くならなかった。
ほぼ10時にチェックアウトした際、スタッフのお兄さんに「めっちゃいい場所に張ってましたね!」「向かい合ってるテントがあったから、あぁお姉さんたちのテントかなって」と言われ、ただでさえ満足してるところにテンションが爆上がりしました!
確かに、私らの位置はライブカメラにも映るところ(私のは手前のデカいテントに隠れて映ってなかったケド)で、良い場所だったねと話してたンですが。
駅までの道のりは記憶より長く、炎天下で暑かったですが(荷物の重さで若干ウンザリ)、また懲りもせず写真を撮ったりして楽しみました。
キャンプ場でまったりしてる時は本当にしょっちゅう電車の音が聞こえて、ずいぶん本数多いねぇとMさんと話してたのですが、実際には少ないです。待たされます。
やっと来た電車は思ったより客が多く(←ヒドイ)終点信濃大町に到着すると、乗り継ぎの松本行きはすでにホームで待機中、そのまま早足で乗り込んで二人席をGET!
一時間ぐらい乗るしザックもデカイから座れないときついのです。
まぁこの時点ではまだ空席もありましたが、徐々に混んでくるのでした。
車内のトイレに行ったら詰まっていて、せっかく良い気分だったのが台無し(><)
最初はワンマン運転ですが途中からツーマンになり、さっそく車掌さんに声かけて切符を購入しましたが、もともと車掌さんが切符の拝見に来るという昔懐かしいシステムだったので、それならただ待ってれば良かったンだなと思ったけどまぁいいや。
4分遅れで松本に到着。
松本では弁当とお土産を買い、特急あずさに乗車。
弁当を食べてる間は黙食を徹底しつつ、「終わったね…」「楽しかったね…」「めっちゃいい場所だったしね…」としみじみ語り合い、少し寝て、新宿に到着。
湘南新宿ラインで帰りました。
というわけで、私のGWは終わりを告げました。
前半の予定は雨で丸つぶれ(←晴れた日もあったのにサボっただけだろ!)でしたが後半のこの三日間は文句なしの晴天で、キャンプ場ではめっちゃいい場所に張れたしw、料理もおおむね成功して、本当に楽しいキャンプが満喫出来ました!
こんなにダラダラと長い文章(毎度)を何人の人が読んでくれるのかわかりませンが、とにかく楽しかったです!木崎湖キャンプ場は客層も良かった!!(←お前は?)
なお、来年のGWはMさんと上高地でキャンプする予定です(^_-)-☆
楽しみだなぁ〜(^ー^)♪
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