八甲田＆酸ヶ湯ツアー�◆Щ瀬�湯〜仙人岱〜大岳〜箒場岱
SamT
その他10人 - GPS
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- 距離
- 10.2km
- 登り
- 687m
- 下り
- 957m
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- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 6:26
| 天候 | 曇り時々晴れ間、一時雪やあられ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
気温が余り上がらず、大岳に登って滑った際はザラメ状の雪が硬くなり始めていて、斜度も急だったのでスピードが出やすく、難しい雪でした。高度が下がるとザラメ状の雪で滑りやすくなりました。さらに下ると、新芽が成長していて落下した芽鱗のせいでスキーが滑らなくなり難儀しました。 |
| その他周辺情報 | 滞在している酸ヶ湯温泉で入浴しました。日帰り入浴もできます。１０００円 |
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後続者の滑り� ∋笋�4〜5度転んでどうにか下りてきました。加重、角付け、腰の外向が甘くなりスピードをコントロールできませんでした。ザラメが硬くなり始めていて難しい雪でした。
感想
5月1日は雨予報でツアーの実施を望む人もいなかったので、簡単なBプランに代替されて終了でした。結果としては特に午後は殆ど雨は降りませんでしたが、夜はまた雪が降ったようです。雨が降って新雪がザラメ化して欲しかったのですが、なかなか天気は思うようにはなってくれません。
と言うことで、実質のツアー2日目ですが、地獄沢経由で仙人岱に登り箒場岱コースを下ることになりました。雪と気象状況を見て大岳に登り返して滑るのも副案でした。マイカーの方が4人いたのですが、2人の方に
協力してもらって、スタッフ車とマイカー1台を箒場岱に回しておいてスタートしました。タクシーを呼ぶのも簡単ではないそうで、こういう体制が整えられたので、時間を気にせずに行動することができました。
天気は曇り基調でしたが、時折日が指したり、一時雪が舞ったりあられが落ちてきたりして変わりやすい空模様でした。風が強い予報だったのも
このコースになった理由の1つでしたが、仙人岱ヒュッテ辺りは風の通り道になるので冷たい風があり寒かったです。なので、早めのお昼はヒュッテの中で食べました。快適でした。石油ストーブもありましたが、泊まる場合は自分で灯油を担ぎ上げるようにと掲示書きがありました。時計があったりトイレもあり色々整備されている避難小屋でした。
気温が下がってきて雪は微妙でしたが、大岳に登ることになりました。東斜面なので西寄りの風の影響も受けませんでした。どこまで登るのかは不明でしたが、結果として、ほぼ雪のある最上部近くまで登りました。雪はザラメ化していましたが硬くなり始めていました。滑り出しは斜度もそれなりにあり手強そうでした。
何度も転ぶ人やゆっくり時間を掛けて滑る人もいました。私は4〜5回転びました。自分を取り戻せないまま下まで下りることになってしまいました。上手に転ばずに滑った人もいましたが、殆どの方が1〜2度は転んでいました。手強い試練の雪でした。後で振り返ると、加重と角付け、腰の外向が甘かったことが失敗の原因でした。
箒場岱コースへの平地の移動の際も、白い雪が重くてスキーが滑らなくてバランスを崩し、派手に前転するように転んでしまいました。平地なので1人で起き上がれず、後続の2〜3人の方に助けてもらいました。動揺が納まらない中、遅れないように付いていくのがやっとでした。
一定の間隔を置いて後続者を待っていてくれるので、すぐに自分を取り戻し、雪も対応できる雪に変わってきたので、途中から快適に滑ることができました。ハーフパイプ状の谷の滑りは楽しかったです。
休憩後尾根に出るとさらに快適な滑りが続きました。谷を渡り、箒場岱コースの看板が出てくるようになると滑るというより移動になりました。
その内に雪面に茶色い皮のかけらが目立つようになりスキーが滑らなくなりました。芽鱗（がりん）というのだと初めて知りました。冬の間、葉の新芽になるつぼみを覆って保護している外皮なのだそうです。新緑が芽吹くと共にその芽鱗が雪面に落ちるのだそうです。脂分を含むのでそのせいでスキーが滑らなくなるのだそうです。
その先は歩くように移動することが増えましたが、無事箒場岱に下山できました。又兵衛の茶屋で休憩しました。箒場岱コースは長く迷いやすいので、ツアー中に他の単独のツアー者から道を尋ねられることがあったそうです。同じような方に2度続けて遭遇したことがあるそうで、ツアーの主催者が語り草にしているので何度も聞いていました。今回はそういう方には遭遇していませんが、話題の箒場岱コースを滑ることができ満足でした。
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