夕立受山(ゆうだちうけやま) 備前市:岡山県南東部
- GPS
- 04:28
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 336m
- 下り
- 330m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から山頂まではとてもよく整備された登山道。 山頂から遊歩道終点までは、少し草が増える。 終点から展望岩までは道が細いが、いずれも踏み跡ははっきりしていて、危険箇所はなし。 天気は晴れ。 |
その他周辺情報 | 駐車場は、登山口そばと中腹くらいの二ヶ所あり。 マップにあるトイレマークは中腹のもの。 どちらもトイレ付き。 登山口そばのトイレには水洗多目的トイレあり。 ペーパーもあったはず。 杖もあり。 もう一ヶ所のトイレは確認していないので不明。 伊里駅:水洗洋式トイレで、ペーパーあり。 自販機と、自販機用のゴミ箱あり。 |
写真
感想
夕立受山は、名前からして雨乞いの場所だったのだろうけど、夕立を受ける、という名前の付け方に心惹かれ、冬のうちに登りたいと思っていた山だった。
なんだかんだで行きそびれているうちに暖かくなってしまったが、調べてみるときちんと整備されている登山道らしい。
それなら大丈夫かなと出発。
伊里駅から舗装路をトコトコ。
道中で井田(せいでんと読むと初めて知った)跡や、大きな道との合流地点にスーパーなどがあったので、帰りに時間があったら行こうと考えつつ、コメリに立ち寄ってから登山口を目指す。
すると、ふもとで農作業中の方に話しかけられた。
夕立受山に登りに行く、というと、「どうして夕立受山を選んでくださったんですか?」とニコニコ顔で問われて、少し固まった。
予期しない質問だったので、咄嗟に出てこない。
ちょっと考えて、景色が綺麗だと聞いたので、みたいなことを答えた気がする。
嬉しそうな表情と質問の内容に、地元愛を感じた。
そういえば、時折、山が好きなんですね、と出会った人に言われることがあるのだけど、いまだに「はい」と言えない。
元々、旅は好きで、知らなかったことや場所を知るのは楽しくて、山登りも世界が広がって楽しいのだけど、山登りそのものはしんどいからな…
楽しくても好きかどうかはよく分からないという。
しんどい分、普通の旅にはない達成感はあるけども。
そんなこんなで、途中の神社にお参りしてから、登山口までとことん舗装路。
駐車場は登山口そばと、少し下ったところにあって、どちらにもトイレあり。
登山口脇のトイレしか確認していないので、もう一つの方の様子は分からない。
杖も置かれていたので、一本お借りして登山道に入った。
木陰の道で、暑い時期でも比較的、快適そう。
整備された道を登って行って上に着くとツツジ園があった。
二組ほどの普段着の男女が入れ違いくらいに降りて行き、誰もいなくなった東屋や展望台などをウロウロしてから、岩場に向かう。
岩場までの道は、山頂までの道に比べると少し草が増えるが、荒れている訳ではなく、踏み跡もハッキリしている。
遊歩道終点と、途中のニヶ所に計三つの東屋があるけれど、草や木に覆われていて、眺望はそれほどなかった。
東屋のところでモタモタしていたら、岩場方向から、やっぱり普段着の男女二人が現れ、通り過ぎて行く際に女性の方が「すごく綺麗でしたよ」と教えてくださった。
楽しみじゃあ!とドカドカ進もうとするも、遊歩道終点以降は道がさらに細くなり、木の根なのか、小さな切り株なのか、石なのか、何度か踏んづけてよろけそうになる。
岩場までの距離は短いし、平面なので転がり落ちたりする心配がないのは幸いだった。
岩場に出ると、確かにとても綺麗だった。
岩をヨタヨタ渡り歩きながら大喜びで写真を撮る。
日陰はないけれど、海からの風のおかげで涼しい。
ここでご飯を食べてもいいかも、と思うものの、またもやお腹がアレな状態になりつつあったため、景色を眺めるだけで引き返した。
王子が岳もそうだけど、海をこんなに近く感じられるのは、低い里山ならではだな、と思う。
山頂に戻ると人が増えていて、展望台では女性二人が、東屋では家族連れが食事中だった。
お腹はだいぶヤバいが、降りる前に三角点を探して彷徨う。
ヤマレコマップで見当をつけても分からず、困っていたところで園内の案内看板を見て、東屋のすぐそばに発見した。
よかったよかったと写真に収めた後も無駄に園内をうろついてから、下山開始。
それにしてもどれだけ事前にトイレに行っても、山の中に入るとお腹にくるのばどうしてなんだ。
降りて無事に登山口のお手洗いで用を済ませた後で、行きに通らなかった分岐にある展望台の眺めを確認して、駅へと引き返す。
スーパーなどには寄れなかったけれど、井田跡は見られた。
また、帰り道の小さな川で日向ぼっこしていた亀が、見たことのないタイプだったので、写真に撮ろうとしたら水に潜られてしまって失敗。
頭に赤い線が入っていたから、たぶん、アカミミガメかな…
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