三本槍岳
- GPS
- 06:33
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,711m
- 下り
- 1,703m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:33
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
GWもいよいよ終盤、久しぶりに那須岳へ
今回の目的は、栃百の大倉山。
スタートが出遅れましたが、無事峠の茶屋に車を止めることができました。
さて今回はあんまりレポがなかったので、大倉山までのレポを少し詳しく記載致します。
登山中の方々も多く、にぎわっていたので避難小屋裏から下りて、三斗小屋温泉を目指します。
三斗小屋ではテン泊されている方もいらっしゃいました。
今年は日帰り温泉やってくれるのかな?
なーんて考えつつ大峠を目指します。
避難小屋〜三斗小屋温泉
避難小屋〜下の避難小屋まではほぼ夏道通り、通行問題なしです。
下の避難小屋〜三斗小屋間については、いきなり下の避難小屋から残雪ありです。
所々残雪が多く残っている箇所があり、雪解け水が登山道にたっぷりありました。
ただ、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、下の避難小屋〜三斗小屋温泉間は、ほぼ水平移動であるため、危険個所はほぼなし、小さなお子さん連れの家族ともすれ違いました。
ほぼ問題なしだと思います。
三斗小屋温泉〜大峠
三斗小屋温泉〜大峠間は、人があまり使わないため残雪がより多く残ってましたが、道もある程度明瞭、数ヶ所雪の横切り方を気をつけねばならない場所がありましたが、ある程度経験がある人は問題なく通れると思います。
(雪に不慣れだったりする方はお気を付けください。あと2週間もすれば溶けると思われます。たぶん)
大峠へでる登りが、ちょっと曲者でしたが、私が大峠に到達する際にすれ違った2人組の方はなんなくおりていきましたので、やはりある程度経験があればすんなり通れると思います。
ルートファインディングがある程度でき、GPSやYAMAP等のアプリがあれば問題なし、雪にと増水した沢に注意かも。
大峠〜流石山
1,700mまで一気に登ります。
途中、1,550m辺りから登山道が雪解け水の沢となっており、また藪が滑るため注意。
1,550~1,700mまでは本当にバシャバシャ水が凄いため、靴の水没の覚悟が必要です。
1,700m〜流石山間は残雪の上を歩く箇所が多く存在します。
崖側には注意、だいぶ溶けてきているので滑る可能性や、踏み抜きに注意が必要。
ただし、流石山までは夏道が露出している箇所はわりと藪も大人しく歩きやすかったです。
足元に注意しながら通行!目の前に広がる絶景に目を奪われてると危険!
流石山〜大倉山
1,700m〜流石山間とは打って変わって、藪が一気に成長中で足元悪し、また残雪もかなり残っているので、藪に足をとられての転倒や、藪での怪我に注意、また雪がかなり解けてきてるので、安易に乗ると危ないかもしれません。ただやはり稜線歩きは気持ちよく、風が弱かったら最高だと思います。
おもっていたよりも、アップダウン多しでしためげない心を持てください(笑)
大倉山〜三倉山
せっかくなので三倉山まで足を延ばそうと思ったのですが、遠目から見てもルートに雪が多くまた、さらに藪も高めだったので、今回は引き返しました。ただやはり、ここまできたら…が凄くて、何度も後ろ髪ひかれました。
大倉山〜山頂にて軽めのご飯をとっていると、行きたかった男鹿方面より一気にガスが茶臼に流れてきましたので、少しペースを上げて下山開始。
流石山付近にて、三斗小屋温泉ですれ違った方がドローンを飛ばしておりました。
そこそこ風が強いのに凄いな〜なんて思いつつ、ガスが上がってきましたね〜なんて声かけさせていただきました。
大丈夫とおっしゃってたので、そのまま下山。
やっぱり、雪解け水が凄い…。靴がぐっしゃぐしゃになっちゃいました。
ともあれ、大峠へ到着、三斗小屋温泉ではなく三本槍岳に上り返して帰ります。
大峠〜大峠分岐
砂利が多く、まぁまぁ整備されている感じ、1,500m付近より数か所残雪あり
今回、ここで道迷いさんらしき方がいらっしゃいました。(1600m付近)※1
大峠分岐途中の鏡ヶ沼の展望からの展望はなかなか!
前回の一切経山の魔女の瞳とは違い、少しエメラルドグリーンの沼が見えておりました!
いつの間にか、大倉山、流石山方面もガスに巻かれてました。
ドローンを飛ばしていた方は健脚そうでしたが、大丈夫だったかな…なんて思いつつ進みました。
大峠分岐〜三本槍岳
三本槍岳直下に残雪あり問題なし。
三本槍岳山頂にて2人の登山者の方がいらっしゃいました。
先程の道迷いさんぽい方の話を少ししましたが、それらしい人見てなさそうでした。
少し談笑して、帰路へ。
三本槍岳〜清水平
凄いヌタヌタ
もう登山靴ドロドロあかんという感じ
雪はほぼナシも、登山道はもうぐちょぐちょでした。
気分を害する以外問題なし?いやあるか
15時を回って、三本槍岳を目指す方が1人すれ違いました。
ちょい心配。
清水平〜朝日岳
特に問題なし、夏道になってます。
朝日岳〜避難小屋
避難小屋手前に残雪あり、ステップが切ってあり問題なし
若干、高所恐怖症の方は下見ると怖いかも、ステップも溶け気味なので気を付けて!
朝日岳山頂で休憩中、三本槍岳でお会いしたお二方が抜かして行きました。
やっぱり結構健脚さんでした!
避難小屋〜峠の茶屋
所々残雪あり、朝もみなツボ足で歩いていたので、多分問題なし!
総評
ちょっと気になる事があったが、概ね良好私も藪での小傷や、1度転倒したが問題なし。
久しぶりの那須を堪能できました。
全体的に、残雪の影響あり、初心者の方には向かない山となっております。
もう少しで雪解け水も落ち着くと思うので、なくなったタイミングがオススメです!
※1
14:15前後に遭遇。
三本槍方面から来られたようですが、峠の茶屋に帰りたいのだけども、このまま下って良いか?
との事でしたので、いけないこともないですが反対側に来ちゃいましたねと答えたところ、分岐で甲子方面に行けば良かったかとの事をおっしゃってたので、そっち行ったら福島方面へ行っちゃいますよと答えました。
引き返して、三本槍から来た道に戻るか、このまま大峠の分岐を三斗小屋温泉方面におり避難小屋まで歩けば、峠の茶屋に戻れますよとお話しをしました。
どの位かかる?と聞かれたので、(たぶん避難小屋までかなと思い)避難小屋まで2時間半くらいですかねと答えたところ、分かったありがとうと言ってそのまま下って行きました。
今思えば、一緒に三本槍まで行けばよかったかなと心配になってしまいました。
受け答えはわりとはっきりされており、50代前後に見えました。
疲労のせいかは不明でしたが、斜視気味、茶色のザック、登山靴やそのほかの装備は不明。
何かあったらの時のために忘れ防止に記載。
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