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記録ID: 426445
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雪山ハイキング
鳥海山

三ノ俣道コース

2014年03月15日(土) [日帰り]
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katoken その他3人
GPS
--:--
距離
8.9km
登り
954m
下り
946m

コースタイム

庄内支庁6:00−登山口7:25−鈴木小屋9:35−1250m11:30−鈴木小屋12:20−登山口13:40
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険個所なし。急斜面は左側の杉林に入ると緩斜面がある。
登山口駐車場
2014年03月15日 07:11撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 7:11
登山口駐車場
スキー場跡を登っていく。
2014年03月15日 07:41撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 7:41
スキー場跡を登っていく。
先頭を行くMさんはスキー。
2014年03月15日 07:41撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 7:41
先頭を行くMさんはスキー。
上部のスキー場跡はブッシュになっている。
2014年03月15日 08:01撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 8:01
上部のスキー場跡はブッシュになっている。
スキー場跡の上部は両側はブナ林。
2014年03月15日 08:44撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 8:44
スキー場跡の上部は両側はブナ林。
鈴木小屋が見えてきた。
2014年03月15日 09:25撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 9:25
鈴木小屋が見えてきた。
鈴木小屋から見たスキー場跡。
2014年03月15日 09:30撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 9:30
鈴木小屋から見たスキー場跡。
2階から入る。
2014年03月15日 09:30撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 9:30
2階から入る。
小屋内部。
2014年03月15日 09:44撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
1
3/15 9:44
小屋内部。
森林限界上部。
2014年03月15日 11:06撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 11:06
森林限界上部。
1250m付近。
2014年03月15日 11:34撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 11:34
1250m付近。
2014年03月15日 11:34撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
3/15 11:34
撮影機器:

感想

 6時庄内支庁集合・出発。鳥海山は雲の中。この時期の三ノ俣道コースはちょうど十年ぶりである。また昨年の6月9日に鈴木小屋までは夏道を歩き,後は残雪を登って行ったが危険個所を避けて,ひどい藪に入ってしまい敗退してきた。「今回はどうかナ?」と思案しながら登山口の「農林漁業体験実習館 さんゆう」(標高295m)に着いた。ここでは自分で採取した山菜をその場で瓶詰・缶詰・塩漬けやそば打ちなどの体験ができ,駐車場前に「鳥海三神の水」と呼ばれる名水があって,水を汲みに来る人が多い人気スポットである。かつてはここから標高1000m付近までスキー場であった。いまでもその痕跡がはっきり残っている。
 実さんがスキー,駒沢さんと田辺さんはワカン,私がスノーシューで登る。私のスノーシューには踵を上げるヒールリフターがないので急斜面で苦労した。鈴木小屋(標高850m)まで3回ほど休憩を入れ順調に登る。小屋には2階の窓から入った。廃屋寸前だが屋根の雪はわずかなので潰れる心配はないようだ。ここで30分ほど休む。今,公営の避難小屋の新改築が問題になっている。ましてや夏道も荒れているこのコースで個人の善意で建てたこの小屋のゆくえは火を見るよりも明らかである。最近はわからないが,昭和42年から昭和61年までの20年間飽海地区高体連登山部の積雪期登山基礎技術講習会でよく使われていたのに残念でならない。
ここからはブナ林に入り米沢頭を目指し,右側の藤倉沢に入り込まなように北上してゆけば天主森(1404m)にたどり着くはずである。しかしブナ林に入るとまもなく膝くらいまで埋まる深さに標高差200mほどラッセルが強いられた。森林限界にきてようやく氷結の緩斜面になり楽になった。顔をあげたら青空がひろがり天主森が見える。下界の平野も眺めることができた。しかしすぐガスられ風が強い。先頭の実さんが赤布(はた)付けしながら登って行ったが標高1250m付近で氷結の堅さにスキーのシールが効かなくなり,ワカン,スノーシューもスリップしそうになる。アイゼンは準備してきたがラッセルで体力が消耗しここで引き返すことにした。ここで十数分しか休んでいないのに登ってきた氷結斜面のトレースは消えている。遭難情報でGPSの電池切れで帰れなくなったパーテイがあった,と聞いたことがある。赤布付けは基本中の基本である。決して怠ってはならない。何年前だったか,12月下旬,月山8合目から下って,視界が効かない強い風雪の中で赤布を見つけた時「神様が手招きしているみたい」という心境になったことがある。
ラッセルで苦労したブナ林の中に来ると風が収まり踏み固めたトレースが快適だ。登りに4時間かかったが下りの雪道は夏道より速く2時間で下った。

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