記録ID: 4272070
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰
日程 | 2022年05月08日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 晴れ時々曇り |
アクセス |
利用交通機関
林道途中の通行止めゲート前の広い路肩に駐車。
車・バイク
桧山集落を過ぎるとダートだが、普通車でも入っていける。
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ■気仙川水系 桧山川 体感1級上 雪渓なし フェルト 岩自体が乾いててもフェルトだと滑りやすい岩質な気がする。ただヌメリも結構あるのでラバーでも微妙な気がする。 ■アプローチ 入渓 駐車地点から林道を少し戻り、標高540m辺りから尾根伝いに沢に向かって下降。藪漕ぎはなく下りやすい。駐車地点から10分程で桧山川に入渓出来る。 ■桧山川遡行 入渓してしばらくはゴーロ、小滝、ナメを行く。渓相はとても良く気持ちよく歩ける。 10mを越える滝はなく、あっても7〜8m程。釜を持ったナメ滝や小滝も出てくるが、全てヘツって直登出来る。 610m二俣は左へ。 630m付近に2段5mハング滝。上段の2mは下からは見えずらい。下段の3mのハング滝は右側からドシャワーで直登出来る。水量は激しく見えるが、水圧はそれほどでもない。 ハング部分は、チムニー状に体をねじ込ませ右上部のガバを取れれば突っ張りをまじえながら攀じれる。 上段の2mは問題ない。 この滝がこの沢の核心だろう。 巻きは他の方の記録だと、左岸からで復帰は空中懸垂らしい。 その後も登りやすい滝を何個か越えると、720mで左岸から枝沢が入る。これを詰めれば最短で登山道に上がれる。 今回私は、もう少し先の740mの左岸枝沢に入り登山道に合流した。 藪漕ぎは一切なし。 登山道から駐車地点までは林道のような道で大部分は歩きやすいが、足場の木が腐って通れない場所や倒木で道を塞いでる場所があるので注意。いずれもかわして通過は可能である。 途中に素敵で快適なあすなろ山荘がある。 |
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過去天気図(気象庁) |
2022年05月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by mooree
五葉山域の桧山川。
この沢を知ったのは、いつも愛読しているブログ「扉のページ」で紹介されてたのを見て、いつか行きたいと思ってた沢である。
普段あまり訪れる事のない太平洋沿岸の山域であり、雪が多かった今年だが、遡行する沢の標高は低いしこの時期でも雪の心配はないだろうと訪れてみた。
思った通り沢沿いにも残雪もなく水量も平水並みで、新緑の中とても気持ちよく歩く事が出来た。
そして、今回の遡行でより充実感を得られたのは、2段5mハング滝を直登したおかげだろう。
さすがに登った後は寒かったが、この滝を登るのと登らないとではこの沢の印象はだいぶ変わってくると思う。
登攀好きの沢屋さんには是非チャレンジしてもらいたい滝である。
扉のページの記録にも書かれていたが、この沢を見つけた時の「当たり感」を想像すると私まで嬉しい気持ちになってしまう。
記録のない未遡行の沢の開拓など精力的に活動されていて、とても参考になると共に本当に頭が下がる思いである。
この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
そして、山とは少しズレるが、今回往復の移動に仙台から三陸道を利用した。
山に行くのに海岸沿いを走る三陸道を使うのは初めてであり、いつもとは違う新鮮な気持ちで道中もとても楽しかった。
陸前高田や大船渡、気仙沼など、震災直後に訪れてからだいぶ時が経ち、今ではとても綺麗に開発されているが、やはりこの地に来ると感慨深いものがある。
自分の中では「登山=旅」である。
見知らぬ土地へ行き、山に登ってただ帰るだけでは、やはりなんだか味気ない。
今では家の玄関から登山口までドアトゥドアである。
山に登り、温泉やお土産でその土地にお金を落とし、麓で暮らす人々と触れ合ってこそが旅の醍醐味ではないだろうか。
そうゆう大事な事がコロナのせいでますます出来なくなっているのは誠に悲しい事だが、これからも出来る範囲でそんな旅を続けて行きたいと思わされた、そんな今回の旅であった。
扉のページのブログはこちらです。
https://mugen3.com/
この沢を知ったのは、いつも愛読しているブログ「扉のページ」で紹介されてたのを見て、いつか行きたいと思ってた沢である。
普段あまり訪れる事のない太平洋沿岸の山域であり、雪が多かった今年だが、遡行する沢の標高は低いしこの時期でも雪の心配はないだろうと訪れてみた。
思った通り沢沿いにも残雪もなく水量も平水並みで、新緑の中とても気持ちよく歩く事が出来た。
そして、今回の遡行でより充実感を得られたのは、2段5mハング滝を直登したおかげだろう。
さすがに登った後は寒かったが、この滝を登るのと登らないとではこの沢の印象はだいぶ変わってくると思う。
登攀好きの沢屋さんには是非チャレンジしてもらいたい滝である。
扉のページの記録にも書かれていたが、この沢を見つけた時の「当たり感」を想像すると私まで嬉しい気持ちになってしまう。
記録のない未遡行の沢の開拓など精力的に活動されていて、とても参考になると共に本当に頭が下がる思いである。
この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
そして、山とは少しズレるが、今回往復の移動に仙台から三陸道を利用した。
山に行くのに海岸沿いを走る三陸道を使うのは初めてであり、いつもとは違う新鮮な気持ちで道中もとても楽しかった。
陸前高田や大船渡、気仙沼など、震災直後に訪れてからだいぶ時が経ち、今ではとても綺麗に開発されているが、やはりこの地に来ると感慨深いものがある。
自分の中では「登山=旅」である。
見知らぬ土地へ行き、山に登ってただ帰るだけでは、やはりなんだか味気ない。
今では家の玄関から登山口までドアトゥドアである。
山に登り、温泉やお土産でその土地にお金を落とし、麓で暮らす人々と触れ合ってこそが旅の醍醐味ではないだろうか。
そうゆう大事な事がコロナのせいでますます出来なくなっているのは誠に悲しい事だが、これからも出来る範囲でそんな旅を続けて行きたいと思わされた、そんな今回の旅であった。
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コメント
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おそらくドシャワーで突破された滝登りも含め、ソロでも焚き火!沢を満喫していますね〜
ちなみにテンバは豊富ですか?
釣りと焚き火で宴会できる雰囲気なら、あえてお泊りで行って見たい沢ですね。
それにしても滝の突破から火起こしまでが早い!さては、焚き火検定1級ですね?
沢登りの楽しみは多くありますが、滝の登攀はやはり沢登りに欠かせない醍醐味だなぁと改めて思いました。
クライマーのbicycleさんはもっとレベルの高いとこでこの感覚を研ぎ澄ませておられると思いますので本当に尊敬します😁
テン場は、すいません、あまり意識して見てなかったので断言は出来ませんが、パッと見てテン場だと思うような場所はなかった気がします。
だた地形的にはあってもおかしくはないので、沢床より少し上を見ればあったかもしれませんね。
焚火検定1級欲しいですね(笑)
固形の着火剤使ってるのでインチキですけどね😜
機会があれば是非訪れて見てください。
ただ東北はまだシャワーは寒いです💦
この時期にガチシャワーとは、よくやるなぁ〜、と感心しながら読んだよ
ウェットスーツまで着込んでの寒中沢登りとは、ハンパねぇですな(笑)
沢登りだけではなく、三陸の旅も楽しめたようですね。
私も三陸海岸が好きで、特に山田から以北の海岸線が好きです。
昔はバイクツーリングでよく行ってたものですが、震災以降は御無沙汰です。
近年ではコロナ影響もあって、ますます行く気力がなくなってましたが、最近は緩和されてきた事だし、久しぶりに行ってみるかなぁ〜
山も良いですが、海も良いですね。
そう言えば、山に居るのに「海が好き」とか書いてある変なTシャツ来てたヤツがいたっけな
三陸海岸、アニキもやっぱりツーリング行ってましたか〜💨
私もよく日帰りだと気仙沼まで海鮮丼食べにツーリングしてましたよ😁泊まりで宮古からさらに久慈、八戸なんかも行きました。日本海の海岸線もいいけど、太平洋の海岸線もいいですよね😊もしかしたらどこかですれ違ってたかもしれませんね(笑)
そう考えると笑えてしまいます。
当時は三陸道もまだ登米までだったですかね〜。今はもう八戸までつながってますぜ。しかもほとんど無料区間だし。
行きは45号の下道で帰りは三陸道をぶっ飛ばして帰るなんてのは最高だと思います。下道の45号も震災後だいぶ変わりましたからね。
あ、そうそう、マーニーとも話してましたが、今年こそ夏に葛根田川行きますよね?
その前に一本くらい沢入った方がいいんじゃないですか?😁
おそらく1年中スキーだと思いますけど、タイミング見て誘いますから👍
それと「海が好き」ではなくて、「海に行きたい」Tシャツです😁
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