雨降川長久保沢



- GPS
- 07:12
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ノボリ尾根に目印はほとんどない。 多少踏み跡あり |
写真
感想
メンバー: 4年大佐古、2年高橋、2年藤田
グレード:2級下
ひとこと:高巻きや読図の練習になるステップアップの沢
3本目4回目の2級下の遡行。新人の沢体験の裏&野本が靴擦れで不参加となったため、このメンバーとなった。
長久保沢は比較的遡行者の少ない登攀系の沢である。ハイライトの雨乞滝は登っても巻いてもそこそこ悪く、双方で死亡事故事例があるらしい。計画を通したのはGW前で正直しっかり調べていなかったので、昨日記録を読むうちにかなり不安になった。奥多摩駅からのバスに揺られている時も少しビビっていた。
雲風呂で下車し、すぐには入渓せず作業道へ。わざわざ不動滝を登る気も起きず、終点まで辿った。そこまで「非常にきれいなところ」ではない小滝ゾーンを超えるとすぐに雨乞滝が姿を表す。
30mほど手前で左岸尾根を見上げるとそこまで高くなかったので、そちらから高巻くことに(事前の打ち合わせでは右岸の涸沢から巻こうと思っていたが、見に行くのが面倒だった)。基部が多少悪かったが、立木を利用して簡単に上がることができた。念のためロープを引いていき、重くなったところでフィックスした。2年は別々に登らせたが、そこまで難しくないことを踏まえるとくっつけて登らせれば時短になった。尾根に乗った後さらに50mほど高度を上げ、落ち口に伸びる尾根を過ぎたところから、広い沢地形内を懸垂下降。50mロープいっぱいで2ピッチほどだった。岩や立木で屈折しやすいので注意。ラスト20mは土壁を適当に降り、5m滝の高巻きルートに合流。高橋はラストが少し怖かったみたい。トポにあるように、4m滝下のルンゼに向かって下降した方が良かったかもしれない。
その後は特に難しいところはない。それなりのサイズの滝は出てくるが、ある程度の経験者であれば、大して時間はかからないだろう。詰めも多少がれているが安全。
ノボリ尾根は読図の練習に適していた。最後はルートを外してしまったが特に問題なく降りることができた。
〈計画〉
・強度、難易度共にちょうどよかった
・連日で少し難し目の遡行だったので、高橋は精神・体力的に少し疲れたっぽい
・カンコーカイに出す前にもう少し記録を読んでおくべきだった
〈行動〉
・懸垂1ピッチごとにギアの受け渡しをちゃんとやるべきだった
・回収しづらかったので、もう少しルートを工夫するor短く切るべきだった
〈装備〉
・フェルトでもラバーでもそこまで変わらない
・雨乞滝、不動滝を巻く場合、プロテクションは使わない
・スリングも登り返しに必要な分あれば十分
〈食料・水〉
・450kcal(3×0.3×体重×予定行動時間)
→減らしても全然動けそう。次は係数を2×0.3に
・今回はフルグラじゃなくて家にあったバウムクーヘンとカントリーマームのチョコたくさんなやつ
・水は行動前に200ちょい飲んでその後は一滴も飲まず
〈感想〉
・もう一度行きたいとは思わないが、いい経験になる沢だった。
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