撤退 残雪の赤面山はキツかった…


- GPS
- 33:24
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,319m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
8:20 新甲子遊歩道分岐
8:34 国道289号線
9:08 青少年自然の家
9:28 パノラマ展望台
10:29 沢と県道290号線分岐〜10:35
10:56 中間地点
12:18 スキー場跡コース分岐
13:12 山頂〜昼食〜13:31
13:59 スキー場跡コース分岐
14:26 中間地点
14:38 沢と県道290号線分岐
15:05 県道290号線
15:18 青少年自然の家方面へ分岐
15:33 青少年自然の家
16:00 国道289号線
17:09 駐車場着
天候 | この日も風もない快晴。 暑いくらいでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
甲子温泉〜新甲子温泉間の国道北にある旧道、通行止めです。 道路の陥没?工事をしているので車では通れません。 歩く分にはいいそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩かれてない感満載でしたw 特にパノラマ展望所〜渡渉後の合流地点までは、もしかしたら通行禁止?かもしれません。 合流地点に沢方向への道へ行けないようにロープが張ってありました。 というかめっちゃ危険でした。 渡渉はなんとかなるのですが、その後の超急登がありえない角度。 絶対に道を間違えたと思ったのですが赤いペンキがあったので…合ってるのかな〜(>_<)?? この斜面を登らなくてはいけないくらいなら撤退しようか…と考えつつも、 あの向こうへ行って何もなければ撤退!と空荷で歩くと登山道と合流。 中間点の看板からスキー場跡コースとの合流地点までの雪原。 トレースなし。ピンクテープもなかなか見つからなく、ルート探しでだいぶ時間をくいました。 |
写真
感想
ちゃんと山頂まで行けてるじゃん。
とか
赤面山へ登るのにどんだけドMコースだよ!
とか…
もちろん違うんです。
本当はその先、三本槍→坊主沼避難小屋泊→甲子山→大黒屋と周回するコースだったのです。
前日のアイコマで踏み抜きもなく、ほぼコースタイム通りで歩けたので、
ここも行けるだろうと考えてしまったのが甘かったです。
考えれば当然わかることを、実践して初めて身に染みたという事。
深く反省して今後の山行へ活かしていきたいと思います。
アイコマと大きく違う2点。
1、人があまり入っていない。
この時期に赤面山へ入っている人は、みんながみんなスキー場跡からでした。
つまり国道からスキー場コースと合流するまでの間は全くトレースがありません。
あっちへこっちへテープを探す労力が大きかったです。
スキー場コースと合流してからはテープが倍くらいあり、トレースもバッチリ。
2、一泊の荷物を背負っている。
まるっきり違いました。なんでこれを考えなかったのかが不思議なほど。
今までは荷物が増えてもあまりスピードが変わらなかったのが原因でしょう。
体力もやや低下し、そうでなくても雪の上を歩くのだから絶対に遅くなるのは目に見えています。
この重量で股までの踏み抜きをすると、通常の踏み抜きからは想像もつかないほどの衝撃と消耗。
最後の稜線に出るまでの短い区間の踏み抜きエリアはしびれました…
コースタイム4時間10分のところ、5時間半ほどかかってしまい、
当然その先は同じようにそれ以上に遅れると判断し、赤面山頂で潔く戻りました。
という事で…
その先の駐車場を利用しようと思っていたのに、あと一歩のところで通行止め。
すぐ手前にある大黒屋さんに「徒歩では進めるのか」を確認したところ○。
さらに快く、駐車場を使っていいよと言ってくれたので、予定通りのコースで出発です。
旧道は確かに1箇所工事をしているだけで、他は問題なく歩けます。
左手崖下には急な流れの阿武隈川。
国道を渡り、剣桂ハイキングコースというものを自然の家方面へ登ります。
ちょいちょい小分岐がありますが問題ありません。
自然の家を越え、パノラマ展望台を越え、沢に突き当たります。
この沢は「増水時注意」と書いてあるので、渡れることを願って進みました。
特に問題なく渡ると、そこに赤いペンキで「ここを登れ」的な矢印があります。
なので間違ってはいないんだと、急な箇所を無理やり登りました。
上の大木にも赤いペンキがあったので、合っているのですがいかんせん急登。
木にしがみついていないと立っていられない様な所です。
場所を見つけザックを降ろし休憩。
その軽い状態で少し上を様子見しに行って、この状況が変わることがなかったら撤退しようと考えました。
ムチャがある急登を登り詰めると結局本筋に合流。
そして荷物を取りに戻り、合流地点で再度休憩。沢方向へ降りてはいけないようです。
もしや11年度の地図というのが原因かな!?
そこから中間地点までは問題なし。
登山道もしっかりしているので、雪があろうとも迷うことはありません。
中間地点を越えると今度は広い雪エリアで、どっちへ進んでいいのかが全くわかりません。
遠くにテープを見つけるとそこまで進み、そこでまたテープを探すの繰り返し。
問題のない中間地点までのコースタイムが40分。
実際かかった時間が21分。
そして中間地点からスキー場コース合流までのコースタイムが60分。
実際かかった時間が82分(倒れ込んで休憩10分含む)。
道がわかるかわからないかでこんなに差が出てしまうんですね〜
深く反省しなければいけない点です。
スキー場コースと合流してからは最後の登りまで順調に進み、踏み抜き地獄に悶えながら登頂。
昼食を取り、必要のなくなった水分を2.5Lほど捨てました。
撤退ではありますが、山頂から広がる大展望は、
「山が逃げるこたぁね〜な」と納得するのにお釣りがくるほど十分な感動を与えてくれました。
自分の足跡があるって素晴らしい!!
スキー場跡分岐でどちらに行こうか迷いましたが、
高い確率でついているであろう踏み跡より、100%ついている自分の足跡を選びました。
県道に出てからの距離もずいぶん違います。
県道に出たらヒッチハイクなんかもしちゃおうかな〜?
そこで出会ったうら若き女性とのロマンティックな出来事なども想定していたのですが、
ひとっこひとり通りませんでしたw
そのまま自然の家を通過し、そこから先は往路と同じ道でゴール。
知らない山を歩くだけで、
人通りが少ない道を歩くだけで、
雪があるだけで、
重い荷物を背負っているだけで、
こんなにも体力の消耗が違うということを勉強する事が出来た、良い山行でした。
雪がなくなった頃にリベンジしようと思います♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
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いや〜 レコを読んでるだけでグッタリしてしまいそうですw
でも、無雪期に歩いても楽しそうなルートですね
リベンジ楽しみにしています!
と、青少年自然の家、保育園の合宿引率手伝いで行ったのが懐かしい!
良い場所にありますよね
忙しくてゆっくり散歩も出来なかったけど
最後の林道歩きなんか、精神的にもかなりきつかったです(^_^;)
もう、1泊でのリベンジはやめます!
次は軽装でかっ飛ばしてこようと思います!
自然の家に行ったことがあるんですね♪
なんか山登りしたり合宿したり、楽しそうな保育園でいいですね(^^)
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