長万部岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 770m
- 下り
- 770m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
冬道はスキーコースとして標識が整備されている |
写真
感想
今週末も天気が良い。18日朝から19日の午前中は仕事で、朝外を見て、絶好の登山日和だなと、ため息が出ました。20日Hiroと道央道を長万部へ。今日も快晴です!除雪終点に車を停め、先行者のいない林道を歩き始めました。
ギョエっ!予測していたとはいえ、クマの足跡です!爪の食い込みが鮮明で、歩いてそれほど時間はたっていません。二頭分あり、親子です。出くわせば、子グマを守るために、母グマは襲ってきます。逆にこちらの存在を知らせれば、立ち去る習性です。親の気持ちは、動物も一緒。鈴のほか、口笛を吹き鳴らし、手を叩きました。父親の挙動不審の意味をHiroは理解できません。林道を休まず一定のペースで歩き、鈴の音を途絶えさせ無い様に、時々手を叩いたりしながら登山口に着きました。歩きながら、ヒグマの習性と怖さをHiroに教えました。
冬山コース40番標識ですが、人の決めたコース取りは好みに合わず、自分のコース取りをします。Hiroは黙って付いてきます。尾根線の急登に、汗がしたたり落ち、Hiroも汗まみれです。尾根を登り詰めていくと、自分のコース取りと標識が一致してしまい面白くない。長万部山岳会のおせっかいは、雪山ハイキングをただの「ハイキング」に変えてしまいました。GPSを持たない野趣溢れる楽しさが雪山ハイキングの魅力なのに。でも、快晴で展望に気を取り直してコルへ上がります。沢筋は、全層雪崩が起きてもおかしくありません。山頂への稜線は、雪庇を避けるコース取り。
急な稜線で、Hiroはマイペースでゆっくりあがってきます。羊蹄山やニセコの展望を楽しみながら、待ちます。Hiroのためにステップを切りながら、登り詰め山頂へ。親子で記念撮影をしました。太平洋と日本海の両方が見え、羊蹄山とニセコ連峰の展望が素晴らしい!狩場山が白く輝き、噴火湾越しに駒ヶ岳も。二人だけでこの展望を満喫しました。湯を沸かして昼食です。ゆっくりとHiroと食事を楽しみ、話をして、名残惜しい山頂を後にしました。
時にHiroは尻滑りしながらの下山です。谷への急斜面では、長い「滑り台」を楽しんでいました。山は楽しむために登るもの。Hiroの楽しそうな様子に、親も楽しい!そして、林道は親子で騒ぎます。ヒグマと出くわさないためと、Hiroも学習して、私のまねをしました。
二股らぢうむ温泉は、車で5分。ただ、石鹸などは持参して、洗っても良い内湯が別に設けられています。石鹸もシャンプーも持っていなかったので、家で風呂に入り直しました。温泉はとても良かっただけに、次は石鹸とシャンプーを持参します。ドライヤーもない、鄙びた野趣溢れる温泉でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する