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Yamareco

記録ID: 431958
全員に公開
山滑走
積丹・ニセコ・羊蹄山

羊蹄山BC(真狩コース〜父釜滑走)

2014年04月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:10
距離
9.8km
登り
1,595m
下り
1,594m

コースタイム

7:55羊蹄自然公園(真狩キャンプ場) - 8:00羊蹄山登山口 - 11:50真狩ピーク - <父釜滑走> - 12:25外輪山 - <スキー滑走> - 13:00羊蹄自然公園
【総行動時間:5時間5分】
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
前日に千歳空港でレンタカーを調達しニセコまで移動して宿泊。
羊蹄山の真狩コースは真狩村の羊蹄自然公園が登山口となる。
千歳空港から国道276号線で約2時間半程度。
羊蹄自然公園の駐車場はキャンプ場も併設していて広い。
コース状況/
危険箇所等
■コース状況
・登山口から雪がついているので最初からスキーでハイクアップできる。
・1400mを過ぎた辺りから傾斜が厳しくなってきたのでつぼ足に切り替えた。
・アイゼン、ピッケルは使用しなかったが、父釜の登りではあった方がいいかもしれない。
・真狩コースの雪は上から下まで極上ザラメ雪で最後まで気持ちよく滑れた。
・父釜はパックされたシュカブラが残っており、滑りにくい。
ホテルから前日滑ったニセコアンヌプリのモルゲンを眺める。
2014年04月20日 05:00撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 5:00
ホテルから前日滑ったニセコアンヌプリのモルゲンを眺める。
こちらはワイスホルン。
2014年04月20日 05:01撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 5:01
こちらはワイスホルン。
ご来光。北海道の雄大な大地が印象的。
2014年04月20日 05:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 5:03
ご来光。北海道の雄大な大地が印象的。
そして今日目指す羊蹄山。
2014年04月20日 05:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 5:03
そして今日目指す羊蹄山。
羊蹄自然公園に車を停めて出発!
2014年04月20日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 7:55
羊蹄自然公園に車を停めて出発!
夏はキャンプ場らしい。
2014年04月20日 07:56撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 7:56
夏はキャンプ場らしい。
最初からスキーでハイクアップできて気分上々。
2014年04月20日 07:57撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 7:57
最初からスキーでハイクアップできて気分上々。
ここが登山口。
2014年04月20日 08:02撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 8:02
ここが登山口。
快晴の森の中を歩いていく。
2014年04月20日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 8:26
快晴の森の中を歩いていく。
疎林でもないけど帰りのツリーランが楽しみ。
2014年04月20日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 8:45
疎林でもないけど帰りのツリーランが楽しみ。
快晴無風で最高だけど・・・暑い
2014年04月20日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 9:09
快晴無風で最高だけど・・・暑い
傾斜が強くなってきた。日差しが強い。
2014年04月20日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 9:35
傾斜が強くなってきた。日差しが強い。
ザラメ雪で登りにくいけどがんばろう。
2014年04月20日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 9:35
ザラメ雪で登りにくいけどがんばろう。
振り返れば洞爺湖が見える。
2014年04月20日 09:46撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 9:46
振り返れば洞爺湖が見える。
遠くに見えるのは狩場山かな。
2014年04月20日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 10:34
遠くに見えるのは狩場山かな。
形もそうだけど、登っている感覚も富士山みたい。見えているのになかなか着かない。
2014年04月20日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 11:05
形もそうだけど、登っている感覚も富士山みたい。見えているのになかなか着かない。
外輪山から父釜を見下ろす。
2014年04月20日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 11:52
外輪山から父釜を見下ろす。
山頂方面。岩岩している。
2014年04月20日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 11:52
山頂方面。岩岩している。
東向き斜面の方が緩んでいそうだけど、面倒なのでこのまま北向き斜面を滑る(笑)
2014年04月20日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 11:52
東向き斜面の方が緩んでいそうだけど、面倒なのでこのまま北向き斜面を滑る(笑)
積丹岳と余別岳が遠くにみえる。
2014年04月20日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 11:53
積丹岳と余別岳が遠くにみえる。
さて父釜滑走いきまーす。
2014年04月20日 12:06撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 12:06
さて父釜滑走いきまーす。
あっという間に釜底。
パックされており気持ちよい斜面とはいえなかった。
2014年04月20日 12:08撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 12:08
あっという間に釜底。
パックされており気持ちよい斜面とはいえなかった。
スキーを脱いで再度外輪山に登り返す。
2014年04月20日 12:08撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 12:08
スキーを脱いで再度外輪山に登り返す。
雪は緩み始めていたのでアイゼンなしで直登。
2014年04月20日 12:16撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 12:16
雪は緩み始めていたのでアイゼンなしで直登。
アンヌプリとニセコ連山。
2014年04月20日 12:30撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 12:30
アンヌプリとニセコ連山。
岩に気をつけて南側斜面をドロップイン。
2014年04月20日 12:33撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 12:33
岩に気をつけて南側斜面をドロップイン。
広い斜面を優雅に大回り。気持ちいいザラメ雪。
2014年04月20日 12:40撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 12:40
広い斜面を優雅に大回り。気持ちいいザラメ雪。
雪庇崩壊が怖かったので左側の尾根筋を滑りました。
2014年04月20日 12:41撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 12:41
雪庇崩壊が怖かったので左側の尾根筋を滑りました。
気持ちよい緩斜面にシュプールを刻む。
2014年04月20日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4/20 12:42
気持ちよい緩斜面にシュプールを刻む。
ここからはツリーラン。
2014年04月20日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 12:42
ここからはツリーラン。
障害物をよけながらの楽しい下山。
2014年04月20日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 12:52
障害物をよけながらの楽しい下山。
本日の滑走ルートを振り返る。
2014年04月20日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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4/20 13:14
本日の滑走ルートを振り返る。
撮影機器:

感想

北海道遠征の2日目となる今日はいよいよ羊蹄山へ登る日だ。
前日宿泊したニセコワイスホテルの露天風呂で朝風呂に浸かりながら朝日を浴びる羊蹄山を眺めて気合を入れる。
ホテルの朝食は7時スタートとなっていて少し遅いと感じながらも、雪が緩むので丁度いいか・・・などと思考をめぐらせる。

素早くホテルをチェックアウトするとニセコから真狩の登山口を目指す。
駐車場に着くと既に10台ほどの車が停まっていて、数人の登山者、スキーヤーが準備をしているところだった。
駐車場脇の登山口から雪があったので最初からスキーでハイクアップする。
最初は(多分)夏道に沿って樹林帯を登る。
樹林帯に朝日が差して気持ちの良いハイキングとなった。
途中何人かの登山者や団体と会いながら高度を稼いでいく。
樹林帯を抜けると山頂を見据えながらの直登となる。
この感覚はまさしく富士山。
蝦夷富士と呼ばれるだけのことはあり、形も登っている最中の感覚も良く似ている。
頂上がすぐそこに見えるのになかなか近づかない現象。
標高も1400mを超えるとスキーハイクより担いで登ったほうが早そうだったのでつぼ足歩行に切り替える。
数日前までは気温が低かったようだがこの日は風もなく気温も高かったため外輪山まで終始ザラメ雪。
早くも滑走タイムが待ち遠しい。

外輪山に着くと避難小屋で前泊したという2人のスキーヤーと1人のボーダーがいた。
2人のスキーヤーは既に父釜を滑ったらしく、あまりコンディションはよくないとのこと。
まあでもせっかく来たんだからとりあえず釜の底まで滑ってみよう。
ウィンドパックされたスラブとアイスバーンが快適な滑走を妨げる。
真狩ピークから父釜へ下るということは、北斜面を滑ることになるため当然緩むのも遅い。
卒なく釜の底まで降りると周囲の外輪山が自分を取り囲んでいる。
ローマのコロッセウムで戦っているときの光景はこんな感じだったのかな?等と場違いなことを考える。

再び釜を登り返して外輪山に戻る。
登ってきたルートを滑っても良いのだが、登山者も多いので別ルートを探る。
外輪山から丁度避難小屋あたりを目指して登ってきたルートの少し西側を滑ることにする。
そして本格的にドロップイン!
頂上部から極上のザラメだ。
そして人もいない。(厳密には犬を連れたボーダーが一人登ってきていたけど)
途中雪庇が張り出している危険な沢があったので注意深く尾根沿いを滑ると、そこから先は極楽ツリーラン。
BC用ワックスがよく効いていて滑る滑る。
最後はゲーム感覚で密林を滑り抜けてゴール。
いやー、今回もとことん楽しませてもらいました。

千歳空港から小松空港に向けて飛び立ったとき、まだ日が落ちたばかりの空に羊蹄山のシルエットが浮かびあがっていた。
まるで別れを惜しんでくれているような、そんな気がした。
絶対また来よう、そう誓った。

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コメント

鳥瞰マップが
まさに富士山。いや、富士山よりきれいな円錐。
天気もよかったんやねぇ。
時間も金もないので北海道は無理かな(^_^;)
5月は白山連れてってや。玉入れ遊びの合間を縫ってスケジューリングしまっせ〜(^^)v
2014/4/21 20:34
ゲスト
海を渡りましたね!
北海道進出いいですね。ゴールデンウィークの混雑する前に行かれたタイミングもいいですね。北海道の百名山はいくつもあるので、どう攻略していくか悩ましいところです。今回のsanchan33さんの記事、とても参考になりました。ありがとうございます。
2014/4/21 20:34
本当に富士山そのものでした。
yamachan、こんばんは。
蝦夷富士ほど富士の名にふさわしい郷土富士はないのではないかと思いました。
山容も、登った感じも、滑った感じもよく似ているし、そして恐らくは地元の人に慕われている感じも同じなのではないかと想像できます。
北海道の山は本州のそれとは毛色が違っていいですね。
時間は玉入れやめればできるでしょう。
金は僕よりあるでしょう(笑)
白山はせっかく行くなら泊りがいいと思いますが、こればっかりはタイミングなので調整させてください。
5月は穂高、富士山、鳥海山とミッションが目白押しなので(笑)
2014/4/21 21:04
北海道の攻略は大変ですね
shibayanさん、こんばんは。
今週は蔵王と月山でしたね。
両方とも行きたいと思っている山ですが、月山はたぶん鳥海山のついでになってしまいそうです。
GWは公共交通機関を使いたくないので、今回のこの空いているタイミングで北海道に行けたことは本当によかったと思っています。
北海道のBCは時間もお金もかかるので一筋縄ではいかなさそうですね。
とりあえず、直近の目標としては利尻山を滑ってみたいと思っています!
でも来年以降ですけどね。
2014/4/21 21:09
BCワックスとは
こちらがメインだったんですね。
半月湖からか真狩からか悩んだのですが、いつもホテルから見える半月湖にしました
真狩からは直登ってわかってるので次回チャンスがあったら!

ところでBCワックスとは、今回の時期に合わせたいつもと違う温度域が高めのワックスってことでしょうか?
私、春スキーにあわせたワックスを持ってないのでやっぱり違うのかなと思案中でしたので、参考にと思って ました。
2014/4/22 7:43
BC用WAX
chusakaiさん、コメントありがとうございます。
waxですが、hike No4というものを使ってます。
ベースとトップと合わせてます。
また3回ほどしか使っていませんが、明らかに滑走性が良くなったのと、ストップスノーで引っかかることがなくなりました。
(ストップスノーに出くわしてないだけかもしれませんが)
少し割高なのが難点ですが、BCは命もかかっているのでケチらないようにしています(笑)
半月湖とか、他のコースも機会があれば滑ってみたいと思います。
ではまた。
2014/4/22 12:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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