記録ID: 4320712
全員に公開
アルパインクライミング
札幌近郊
小樽赤岩
2022年05月20日(金) [日帰り]
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
長いピッチを登るため、摩天の稜線へ。夫婦岩へのトレーニングに、脆い岩を登っておいた方が良いと思った。4年前にmさんに連れて行ってもらった記憶があるが、詳しくは覚えていない。まずはアプローチ。あちこちウルシだらけ。
1Pの取り付きもウルシに囲まれ、一歩でも動こうものならウルシに当たってしまう。さっそく登り始めるが、やはり脆い。触る岩がどれも動いてしまう。岩に衝撃を与えないように、そっと、そっと登る。クラック内も脆く、支点が取りづらい。こうした場所では支点を取ることに時間を使うより、早く抜けてしまうほうが安全ではないかと考え、意を決して登る。全7ピッチの中で、1Pが一番プレッシャーを感じた。
2P、mリード。支点が取りづらいが難しくはない。
3P、一段上がり、左上クラック沿いに登る。足場が脆いが、クラックはしっかりしている。一時的に露出しなければならないが、手などは良い。
4P、mリード。スラブをカンテ沿いに登る。フォローしてみると、残置ボルトは一切使っていなかった。カムでは支点が取りづらく、苦労しただろう。
5P、6P、難しくないが、ロープは出す。
7P、mリード。クラック沿いに直上する。クラック内は脆い。ハンドジャムが効く。フォローしていると、だんだんクラックが立ってくるので緊張した。ナイスリードだったと思う。
この日は非常に疲れていて、なんとか摩天を登り終えて終了とした。脆い岩でのクライミングは精神的なプレッシャーが大きい。ルートの難しさとは関係なく、いかに自分をコントロールして登ることができるかが大切だ。良いトレーニングになった。
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