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Yamareco

記録ID: 434106
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積雪期ピークハント/縦走
北陸

笈ヶ岳

2014年04月26日(土) [日帰り]
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GPS
10:02
距離
15.0km
登り
2,052m
下り
2,001m

コースタイム

中宮展示館駐車場4:27→大岩5:30→7:07冬瓜平→8:05シリタカ山分岐→9:08笈ヶ岳10:00→14:20中宮展示館駐車場
天候 晴れ
濃い霞みのため白山などの遠望は効かなかった
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白山自然保護センター中宮展示館駐車場を利用
午前4:10頃に着いたが、第一駐車場は満車。前日から車中泊の人が多い
コース状況/
危険箇所等
野猿広場からジライ谷を渡渉すると1271Mピークまで激登り。トラロープがたくさん張られていますが、かなりくたびれたものもあるのであまり頼らない方が無難です。
登りよりも下りがとにかく大変でした。
木の根や枝をつかんでよじ登るので、滑り止めのある手袋必携。
冬瓜山の稜線手前から雪がつながっていますが、賞味期限間近だと思います。
冬瓜平までは適当にコースを取っても辿り着けますが、そこからシリタカ山分岐まではトレースがないと難しいと感じました。幸い冬瓜平でテント泊の方のトレースがあり助かりました。
多くの方は冬瓜山を通ったようですが、冬瓜山の細尾根の雪道は崩壊寸前とのこと。
シリタカ山分岐から山頂までは特に難しいところはありませんが、雪がかなり緩んでおり踏み抜き注意。
多くの方が前爪のあるアイゼン装着、ピッケル持参でした。
自分はチェーンスパイクを履き、厳しくなったら12本アイゼンに換えるつもりでしたがスパイクで通しました。ピッケルは持参しましたが使わず。
冬瓜平にテントが一張
大笠山が大きい
冬瓜平からはこのテントの方のトレースを辿らせていただきました
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冬瓜平にテントが一張
大笠山が大きい
冬瓜平からはこのテントの方のトレースを辿らせていただきました
デブリを通過
シリタカ山分岐への登り返し
暑い!
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シリタカ山分岐への登り返し
暑い!
ここまで来れば後は余裕だね
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ここまで来れば後は余裕だね
冬瓜平へは200Mほど下る
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冬瓜平へは200Mほど下る
といっても50Mほど下って登り返し
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といっても50Mほど下って登り返し
笈山頂直下にテントが
この方は大笠まで往復してきたとのこと
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笈山頂直下にテントが
この方は大笠まで往復してきたとのこと
1271Mピークから冬瓜山を望む
これ以降は激登りはない
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1271Mピークから冬瓜山を望む
これ以降は激登りはない
冬瓜平の分岐はヤブが出ていてわからない
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冬瓜平の分岐はヤブが出ていてわからない
駐車場に無事帰着
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駐車場に無事帰着
野猿広場の小屋
昔はここで猿に餌付けをしていた
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野猿広場の小屋
昔はここで猿に餌付けをしていた
さらば笈
お昼になると笈に日が当たって美しい
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お昼になると笈に日が当たって美しい
大笠山の左奥に奥三方岳、奈良岳
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大笠山の左奥に奥三方岳、奈良岳
笈と左に大笠
小笈への登り
テント泊の方が下りてきた
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小笈への登り
テント泊の方が下りてきた
笈ヶ岳山頂
試練の激激下りでジライ谷に下りてきた
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試練の激激下りでジライ谷に下りてきた
大岩
ここまで激激登り
ヘッデンで歩き開始&激登りのためここでようやくカメラを出す
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大岩
ここまで激激登り
ヘッデンで歩き開始&激登りのためここでようやくカメラを出す
笈はまだまだ遠い
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笈はまだまだ遠い
シリタカ山〜冬瓜山
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シリタカ山〜冬瓜山
こんな景色を眺めながらのテントも良いね
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こんな景色を眺めながらのテントも良いね
冬瓜山への稜線に上がると笈ヶ岳が見えてくる
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冬瓜山への稜線に上がると笈ヶ岳が見えてくる
雪崩の跡
いよいよ笈への最後の登り
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いよいよ笈への最後の登り
さてボチボチ下りますか
今日はかなりの人が登ってきた模様
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さてボチボチ下りますか
今日はかなりの人が登ってきた模様
冬瓜山の稜線手前からようやく雪がつながる
ここでチェーンスパイクを履く
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冬瓜山の稜線手前からようやく雪がつながる
ここでチェーンスパイクを履く
シリタカ山分岐に上がると目線の高さに笈ヶ岳
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シリタカ山分岐に上がると目線の高さに笈ヶ岳
冬瓜平へは稜線を離れて下る
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冬瓜平へは稜線を離れて下る
県境稜線に出た
笈への稜線は岩の左をトラバースして進む
雪割れが始まっている
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笈への稜線は岩の左をトラバースして進む
雪割れが始まっている
シリタカ山を見下ろす
白山は霞んで見えない
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シリタカ山を見下ろす
白山は霞んで見えない
先週登った山毛欅尾山かな?
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先週登った山毛欅尾山かな?

感想

残雪期しか登ることができない地元の秘境、笈ヶ岳にようやく登ってきました。
今年は白山スーパー林道無料区間の開通が2日前と遅く、満を持していた方が多いのか、午前4時過ぎに駐車場へ着くとほぼ満車状態。明るくなるまで待つつもりだったが、10人の団体さんが出発したのを見て、4:27自分もヘッデンを点けてスタート。野猿広場で団体さんをかわすと後は山頂手前まで一人旅だった。
ジライ谷を渡るといきなりの激登り。木の根や枝をつかんでとにかく我慢我慢で登る。大岩まで登るとようやく斜度は緩み、あとは普通の山登りとなる。踏跡(というより道)はしっかりしておりヤブもさほど煩くない。枝を切った跡があるので、誰かが整備しているようだ。破線ルートで紹介されても良さそうな道が続く。
冬瓜山からの稜線手前でようやく雪がつながる。ここでチェーンスパイク装着。冬瓜山はパスして冬瓜平に下りる。
正面に笈ヶ岳が大きく見えるが、まだまだ遠い。適当に斜面を横切っていくと黄色いテントが見え、ここが冬瓜平だろう。
デブリ帯を抜けるとシリタカ分岐まで試練の登り。雪は適度な固さで登りやすいが、帰りはグサグサに腐っていた。
県境稜線に上がるとあとは頂上まで快適な稜線漫歩。9:08分笈ヶ岳着。5時間は超えると思ってたが、4時間40分で登ってしまった。
360度の大眺望だが霞が濃く、残念ながら白山はよく見えない。
50分ほど山頂に滞在したが、後続の方が続々と到着してきたので10:00下山開始。
かなり気温が上がってきたようで、雪は緩んでグサグサ。とにかく暑いので雪をシャツの下に何度も入れてクールダウンしつつ下る。
激下りはとにかく転ばないように慎重に下りる。元来下りは苦手だが、ここの下りはとにかく疲れた。ジライ谷に着いた時はホっとして座り込んでしまった。

笈ヶ岳、さすがに良い山でした。地元では毎年登る方も多いようですが、自分は当分イイかな?(苦笑)

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コメント

同じような代表写真ですね
dokuboさん。こんにちは。
笈ヶ岳登頂おめでとうございます。同じ日に登っていたんですね。
記事の代表の写真が同じ、小笈から写した笈ヶ岳山頂だったので、自分が2つ登録した?っと思ってしまいました。(笑)
今回、時間的にはすれ違いかもしれませんね。
今度は、夏の白山でお会いしたいですね。
2014/4/27 15:52
なるほど同じ写真ですね(笑)
nopposunさん、コメントありがとうございます。
写真、構図も同じでびっくりです(笑)
他にも似たような写真がたくさん。改めて記憶が蘇ってきます。
時間的にシリタカ分岐と県境稜線の間で擦れ違ってますね。
白山は年に数回登っているので、お会いしましたらよろしくお願いします。
2014/4/27 16:13
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