アカヤシオが超満開の桧沢岳
- GPS
- 03:25
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 483m
- 下り
- 466m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西からのコースは根草集落の最奥の民家の脇を登って行く。 道標は登山口以外にないので、踏み跡とテープが頼りになる。 岩稜帯が多く、コースは巧みに付けられており、外れると危険。 おかしいと思ったらすぐに戻って確認すること。 ロープが設置されているところがもあるが、古いものもあるので頼りすぎない方が良い。 |
写真
感想
この時期の西上州の山々は、アカヤシオで彩られる。
烏帽子岳や笠丸山、三ッ岩岳などが有名で多くの登山者が訪れ、駐車場所に難儀したこともある。
その中で、比較的登山者が少ない桧沢岳にアカヤシオを見に出かけた。
登山口の大森橋に9:30到着。
すでに2台の車がとまっている。
山頂部はピンク色に染まっていて期待がふくらむ。
支度をしていると、また2台車が来て止まった。
計5台になったが、この山では多いほうだろう。
登山ポストもあるが、用紙も何もないのでそのまま出発。
はじめは車道を歩き、道なりにカーブして進んで最上部の家の前に出た。
そこに、建材の切れ端にマジックで書かれた「←ヒサワ岳登山口」という手作り感満載の標識があり、それに従って家の脇を登って行く。
耕作が放棄された畑の間を登るとさらに家があったが、誰も住んでいないようだ。
その家の軒下が登山道になっていて、敷地を出るところには、発泡スチロールに「←桧沢岳登山道」と書かれた標識が木にくくりつけられていた。地元の方が作ってくれたのかもしれない。
少し植林帯を登ると尾根を急登するようになる。
しばらく頑張って登ると、お目当てのアカヤシオが現れ始めた。
上に行くにしたがい、その数も増えてきた。
道も一層急になり、気を付けて登って行くと、西のコルと呼ばれている鞍部に出た。
ここは岩稜上で、西峰へも東峰へもロープが付けられている。
とりあえず西峰に登ってみる。
わずかの急登で着いたそこは…、超満開のアカヤシオの中だった。
本当に素晴らしく、疲れを忘れさせてくれる。
ただ、足元は切れ落ちているのであまり端っこに行かないように気をつけた。
15分ほど楽しみ、今度は東の本峰へ向かう。
西のコルからの取り付きはちょっと足場が悪かったが、ロープが付けられていたので楽に通過できた。
本峰へは10分ほどで着いた。
西峰ほどではないが、ここもアカヤシオで彩られている。
山頂の祠にお参りして、アカヤシオを眺めながらゆっくり昼食を摂った。
下山は、北側の尾根を急降下し、頂上から切れ落ちている東側の岩壁の下に回り込むと、大きな祠があった。
奥には数メートルの横穴もあり、ここが桧沢神社らしい。
軽く一礼して通過。
そこからはまた岩稜帯を下って行く。
東のコルからは斜面をトラバース気味に下るが、ザレていてスリップしやすいのでゆっくり下る。
植林帯を過ぎると沢音が聞こえてきて、やがて沢に出た。
見回すと対岸に赤テープを見つけ、渡渉する。
そこから斜面を登ると、未舗装の林道に出た。
そのまま林道を下ると、行きに登った車道の急カーブのところに出た。
後ろを振り返ると、山頂部が見えた。
時々振り返りながら車に戻ったが、山頂の素晴らしさの余韻がしばらく残っていた。
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