西荒川ダム南域 - 期待に反し今回もヤブ山だったが嬉しい発見もあった。
- GPS
- 07:45
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 764m
- 下り
- 764m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 7:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山道ではありません。GPS推奨。長袖推奨。 P596.5までは、一部林道もあるが灌木ヤブと尾根上の倒木で苦労する。 P596.5以降は、下山直前まで苦労するようなヤブは無い。 数十m程度のアップダウン多し。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2022/05/30 21:50) |
写真
感想
今回は、塩谷町の里山です。
この辺は初めて歩くのですが、那須町東域に似たような感じがするので、そこそこのヤブと植林帯がメインかなぁと予想して出発した。
まずは取り付き。期待した破線の道は、「やはり」と言うべきか見当たらず早々に徘徊。強引に尾根に乗るも予想以上のヤブに加え、幾本も重なり合った倒木に悪戦苦闘。こんな調子じゃとても計画ルートは歩き通せないと思っていると、突如岩峰に鎮座する石仏が現れた。「忘れ去られて何年になるんだろう」などと休憩しながら感慨にふけっていると、下の方に賽銭が散らばっているのを見つけ、集め始めると出るわ出るわ百円玉5枚を含め計925円にもなった。いつのものかはわからないけれど、意外と忘れ去られてはいないのかもしれない。でも一体どのルートで来たんだろう。この辺は宇都宮大学の演習林らしいので、定期的に学生とかが来ているんだろうか。
まぁ考えても仕方ないけど。ただ、人里離れたヤブ山でのこういう出合いって、来た甲斐があると言うかナンカ元気出る。
集めた賽銭を石の窪みに納め石仏を後にすると、そこからP596.5の間にだけピンクテープがルートを示していた。なるほど、私には見つけられなかったがP596.5付近の破線を通ってアノ石仏に向かっているのかもしれない。
P596.5を過ぎるとヤブも薄くなり、植林帯も出てきてペースアップ。序盤の遅れを徐々に取り戻していくことができたが、低山とは言え標高550m前後の稜線を何度となく降りたり登ったりと、私にはなかなか辛い山歩きは続いた。
ランチ後の下山ルートも全体としてはもちろん下ってはいるが、10m程度の登りは頻繁にあり久しぶりの足に堪えた。
最後の最後でやや深いヤブに見舞われたが、下界は見えていたので、もはやどうということは無い。強行突破で里に降り立ち、田んぼの縁で安堵の一服をしゴールしたのでした。
さて、こんな山行、自分でも「どうなんだろう」って思う。石仏との突然の嬉しい出合いや未踏の山域を踏破したことの達成感はある。でも「どうなんだろう」。アンタ何をしたいん?
コメント
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この時期に塩谷や鬼怒川の山は、ヤマビルとダニが気になりませんか。私は虫が苦手なので、怖くて歩けないのです・・(苦笑)
さて、石仏、いいですね。頂には神様がいらっしゃることがあるから巻けないって、私も同感です。おだやかな表情の石仏で、お会いしてみたいなあと感じました。ナンカ元気出る、賛同します。
>悲しいかな植林地の際は歩きやすい
たぶん、そう思っている人は他にもいらっしゃいます♪もちろん、私もそうです。イバラの藪が出てきたら、すぐに植林地に逃げます(笑)
>「どうなんだろう」
確かに、どうということもないけれど、楽しいからいいと思いますよ〜。拝読して、私も楽しいです。私も「なぜここを歩くのやら」とか「この記録は公開しないでおこう」とか「歩いたからどうだというのだろうか・・・」などなど、毎回思いますが、いいことにしています♪基幹林道前日光線歩きは、本当に何をしているのやら・・・と自分でも不思議です。
また、楽しみにしていますね♪お互い、ご安全に。
こんな駄レコにコメントいただきありがとうございます。m(__)m
ヒルについては一応気にはしていて、当日も塩水を靴やズボンの裾にスプレーして行きました。でも気配は感じませんでしたね。ダニについてもスタート前に防虫剤を振るくらいです(この日は忘れてしまった)が、まぁサンバイザーでヤブに突っ込む時点でアウトでしょう。幸い今のところ大事には至っていません。
私が嫌なのは(もちろんヒルもダニも嫌ですが)、クモの巣と羽虫です。クモの巣は今のところストックを振り回しながら進む以外に対策を知りません。名案があったら教えて下さい。羽虫はまだ時期的に少ないので大丈夫でしたが、しばらくしたら蚊取線香をぶら下げて歩きます。人によってはアノ臭いが嫌いだそうですが、香水よりはマシでしょうと私は思っています。もっとも、誰に会うわけでもない山域なら関係ないですけど。
石仏、是非会いに行ってみてください。いったい誰がどんな理由でこんな場所にと、現場でその思いに耽るのも一興かと。”宇都宮大学船生演習林”をキーに本気で調べれば歴史とか色々わかるかもしれませんね。
「どうなんだろう」は今まで何度となく自問し、その度に追及することは無意味だと納得してきたはずなんです。にもかかわらず忘れた頃にまた湧き出てくる。この繰り返しなんです。
そうですよね、自分が楽しければそれでいいんですよね。しょうもない愚問に付き合わせてしまいすみませんでした。
今後も今まで通り「気の向くままに」行きま〜す。ありがとうございました。
こっちにコメントしようと思っているより早く自分のレコにコメント頂きありがとうございました。
藪は嫌いと明言されている割には、いつも藪・藪・藪、時々倒木のレコばかり・・・と感じるのは自分だけでしょうか 昔っから、嫌よ嫌よも好きのうちって言いますし
それはさておき、#14の感想は激しく同意します 祠や石仏、それらの痕跡だけでもあると苦労が報われた気がしてうれしいです。ましてやお供え物や賽銭まであって人のにおいが感じられればなおさらですね。たま〜〜にこんなことがあるのでピークを巻いてしまうとなんだか後ろめたい気がするんでしょうね
アンタ何をしたいん?・・・アハハ!自分も同じような事を良く思ったりしています。自分の場合は、いったいどこを目指してるんだぁ、でしょうか。もちろん、今更、プロのガイドなど目指してませんし、特に百名山踏破を目指している訳でもないです。ダイエットとか健康的だからというのも違います。強いて言えば、まだこんなことができる気力と体力があったことを確認して自己満足しているだけでしょうか まぁ、そこまで否定的に考えなくても、シンプルにramisukeさんのように「それが楽しいから」でいいかな。
だ〜か〜ら〜、何度も言うようにヤブは好きじゃないんですってば。
コッチの山はソッチと違って、人が歩かないところはヤブの確率が格段に高いんですよ。でもそんな環境下で行ってみたら綺麗な尾根だったりすると、「大当たり」って感じでガチャ的魅力があるわけです。まぁ圧倒的にハズレが多いんですけどね。それと、まだ地域の特徴みたいなものが把握できていない面もあると思うので、徐々に当たりの確率は上がっていくものと期待はしています。
ピークに何かあるかもしれないって常に気にはしているんですが、ヤブ山では特に動物たちが付けた巻き道に誘われてしまうことってありませんか?当然ながら動物はピークに用は無く大抵巻き道があるので、「また登るのか」とウンザリしている時にその巻き道を見つけると、ついソッチに進んでしまうんですよね。で、巻き終わってからピークを振り返り少し背伸びをして「何もないよな」と自身に言い聞かせたり、、、なんとも滑稽ですよね。
「アンタ何をしたいん?」については、はい解決しました。「山を歩きたい」あるいは「山に浸(ひた)りたい」です。何故?「浸りたいから」。。。これ以上、理由を具体的に追及する意味は無さそうです。
今年はこの答えを確認する意味でも、以前のようなハンモック山行を実施しようなどと考えています。
助言等々、ありがとうございました。
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