セッコク咲く海禅寺から青梅の森へ

2022年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 04:51
• 距離: 11.0km
• 登り: 433m
• 下り: 464m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:49
• 休憩: 1:06
• 合計: 4:55

距離 11.0km 登り 448m 下り 496m

7:41 二俣尾駅
7:45 8:20 海禅寺
9:13 9:25 桝形山城
9:36 9:37 物見山
9:43 9:45 マスガタ山
9:47 9:53 奥多摩展望台
9:58 9:59 ノスザワ峠(ノスゾウ峠)
10:09 10:10 三方山
10:57 10:59 こぶしの森 トイレ
11:56 11:57 展望広場
12:01 12:03 青梅の森最高地点
12:11 12:12 いするぎ口
12:20 12:22 北向地蔵尊
12:36 JR東青梅駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き　JR二俣尾駅(スタート)
帰り　JR東青梅駅(ゴール)

コース状況／危険箇所等

1.海禅寺から桝形山城跡
〇海禅寺からいったん表に出て、海禅寺通りを石神前駅に向けて進み、道標の「桝形山、辛垣城址」に従って山道に入ります。
〇海禅寺の裏手(墓地の最上部)から「海禅寺方面・山の神方面」の表示(3か所ある)に従って山道にぶつかります。
以上、2ルートを取ることができますが、前者をお勧めします。

2.こぶしの森から青梅丘陵ハイキングコース
〇こぶしの森から小沢を渡る前後が分かりにくいと思います。
〇青梅丘陵ハイキングコースに出る直前には、青梅丘陵ハイキングコースから誤ってこの小径に入らないようにと「立ち入り禁止」のテープが張られていました。

それら以外には危険個所等はなしです。

写真

6/4 7:45

JR二俣尾駅から徒歩5分で海禅寺に着きます。立派な総門は青梅市有形文化財に指定されています。

6/4 7:45

総門をくぐり、まず本堂にお参りします。

6/4 7:47

前庭には、3本のクスノキ(青梅市指定天然記念物)が直線状に聳え立っています。

6/4 7:47

いずれも、すらっとした樹高のある巨樹です。

6/4 8:10

三田氏はこの辺り一帯を支配していた豪族で、勝沼城に居を構えていました。小田原北条氏(後北条氏)と対立し、辛垣城に居を移しますが、辛垣城は落城し、三田氏は滅亡しました。本堂の左手の石段をわずかに登ると、三田氏供養塔(4基の宝篋印塔、11基の五輪塔)が並んでいます。

6/4 7:46

境内の大木にセッコクが咲いています。

6/4 7:52

6/4 7:55

6/4 7:48

6/4 7:58

6/4 8:16

本堂前の庭にもセッコクが咲いており、目の高さで鑑賞できます。

6/4 8:21

この花はちょっとしおれていて、自信を失って首をたれる子供のようです。

6/4 8:04

6/4 8:15

6/4 8:49

左に「海禅寺」を指しており、海禅寺から近道でここに合流できそうです。試しにどのように繋がるのかと、海禅寺に向けて歩を進めました。

6/4 9:04

途中の3か所にこのような表示があり、海禅寺の裏手(墓地の最上部)に導かれました。

6/4 9:19

桝形山城跡ですが、この高台のほか、周辺の尾根に曲輪、堀切などが残っています。〚多摩丘陵の古城址〛によりますと、小田原北条氏が三田氏の辛垣城を攻略するための城であったと推定されています。

6/4 9:18

そこには「大山祇神」の石碑が建っていました。

6/4 9:45

JR青梅線沿いの山々が、一望のもとに展望できます。

6/4 10:15

蜂がノイバラから蜜を取っています。

6/4 10:16

コアジサイが涼しげです。

6/4 10:34

日陰の林縁には、タツナミソウが咲いています。

6/4 10:59

「こぶしの森」には、微生物の働きによって糞尿を効率よく分解する〈エコバイオトイレ〉が設置されていました。

6/4 11:32

叢雨橋の手前には「青総あじさいの森」があり、5月上旬から7月下旬の間、公開されています。

6/4 11:38

全体的には「咲き始め」でしょうか。

6/4 11:41

まさに紫陽花です。

6/4 11:35

みずみずしい色が目に沁みます。

6/4 11:57

スカイツリーや都心の高層建築群が、蜃気楼のように空中に浮かんでいました(展望広場から)。

6/4 12:03

青梅の森にも至る所で、タツナミソウが咲いていました。

6/4 12:07

したたるばかりの緑豊かな谷戸を進みます。

6/4 12:20

北向地蔵尊は、「兜」を付けた菩薩形の将軍地蔵尊です。頭巾をかぶっていますが、よく見ると、兜を付けていることがわかります。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

SO-01L Sony

感想

OLTA

セッコクを鑑賞しようと海禅寺にお参りしました。しおれている花もありましたが、自信を失って首をたれる子供のようで、その姿がたまらなくいじらしく感じました。
アジサイもひと雨ごとに鮮やかさを増し、ゆっくりと確かな色どりを見せながら、季節は初夏に移っていくようです。