UTMF2014


- GPS
- 44:25
- 距離
- 184km
- 登り
- 8,269m
- 下り
- 8,274m
コースタイム
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:06
- 山行
- 22:08
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 23:48
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 11:18
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 3 単三
ハンドライト 1
予備電池 1 単三
コースマップ 1 詳細図
携帯電話 1 登録したもの
携帯コップ 1 150cc以上
保険証 1 原本、コピー不可
飲料 1 1リットル以上、ハイドレ、ボトル
サバイバルブランケット 1 130cm×200cm以上
ホイッスル 1 パックについている
テーピング用テープ 1 80cm以上×3cm以上
携帯トイレ 1
保温のためのフリースなど 1 長袖シャツ
保温のためのタイツ 1 足首まで
手袋、耳を隠す帽子 1
レインウェア上下 1 バーサライト
ファーストエイドキット 1 絆創膏、消毒薬など
ナンバーカード 1 配布
ICチップ 1 配布
フラッシュライト 1 配布
ジェル 5
羊羹など 5
以上、必携品
薬 ロキソニン、ガスター10、ストッパ、カフェイン
ナイフ テープ切用ほか
ポイズンリムーバ
カメラ
予備バッテリー
|
---|
感想
写真も何もなく、かなり長文です。
UTMF大会から1週間が過ぎ、体調不良ですが、報告はやっとスタート地点から、まだゴールまで行ってませんが(^^ゞ
お時間があるときに暇つぶしででも読んでください。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
START 八木崎公園 () 4/25 15:00 () 0:00:44 0:00:44 0:00:00 15:00:44
いよいよスタート、お腹すいた―と思いながら、鏑木さんとハイタッチ、STYのみんなが応援してくれる中、河口湖畔を走っていく(やっぱした人の応援はうれしい)。ジャイロに搭載されたカメラに向かって手を振ったりして橋を渡ると桜並木と富士山が、日本人でよかった―と思いながら林道の登りに向かう。まだまだ序盤、脚を温存することに努める。林道をある程度のぼったところで大きく富士山が見えた。河口湖の向こうに富士山、みんな歓声を上げながら写真撮っている人も多数いた。ウルトラだからのんびり行きましょう。先は長い。ひと山越えると下りになる。A2の富士吉田まではずっとくだりで、のんびりのはずがみんなの流れに入ってかなり飛ばした。けっこう脚に来てる。平坦なところでゆっくりジョグしながら脚をほぐす。前方に見なれた帽子が!プロペラのついた帽子、この帽子をかぶっている人は他にいないと思いつつも追いつくと、たろさんだった。走らず歩いている。マイペースでいくということだった。ゆっくり走りで先に行く。エイドにつくとうどんがあった。\(^o^)/
髭君はちょうどエイドを出ていくところだった。
お腹がすいていたので、お昼御飯の分もとお代わりをした。トイレに行きたかったけど大行列だったので10分ほど休憩して次に進む。目標通りの通過時間だった。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
A1 富士吉田市 2:50 4/25 17:50 () 2:49:04 2:48:20 0:15:00 17:49:04
ちょっと食べすぎてお腹が苦しい。しばらく行くとCAM2の人に会った。ずっと走りながら本部の要望にしたがって実況するらしい。しらなかったけど有名な人らしい。サハラマラソンに参加したOさんだった。しばし、お話をしたけどライブに写っていたかな?
だんだん暗くなり、林道でヘッドライトを装着する。雨もぱらついてきたのでレインウェアを着る。次はいよいよ杓子だ。岩場があるから渋滞が予想されているところだ。山頂についてら鐘があったからならしてみた。意外に大きな音がして自分でびっくり。(^^ゞ
ずっと登りだったので山頂で休憩している人がいっぱいいる。しばらく行くと、やっぱり渋滞が始まっていた。しかし全然進まない。少しは進むのかと思っていたけど全然進まない。20分くらいすると後ろにも大渋滞、ライトの列がきれいだ。前後の人とのんびりお話しする。しかし、次の関門が気になってきた。残り5kmほど、40分たっても全然進まない。(😭) 止まっていると体が冷えてくる。幸い風がなかったからよかったものの雨が降ってて
後ろの方では、「ここで関門に引っかかったらシャレにならないとか、自分たちはいいけど海外から来た人はおおごとだとか、収容バス全然足りないよね。このままだと収容バスに乗るのにも行列だ。」といった声が聞こえてくる。いやー僕も九州からはるばる来ました。こんなところで関門にかかりたくない。とか思いつつ牛歩状態で前進する。前にいる人が、以前なんかの大会で「こんな時は関門時間が1時間延ばされた。」とか言ってたので少し期待する。そうこうするうちに、今回の最高地点、子の神1630mを通過する。もう渋滞は終わりかと思ったら、もうちょっと有った。ようやく渋滞を抜けて、関門までの距離をボラの人に聞くと4km、関門までの時間は40分!平地だったら20分だけどここはトレイル、登りもある。基本は下り基調なのでどうにか関門はクリアできると思って、ガンガン走る。みんな必死だ。脚を温存するとか戦略はとうに頭の中から消えている。なかなか二重曲峠につかない。ボラの人たちが見えてきたけどエイドではなく一つ手前の峠だった!がっかり。ここから少し登り返して、また下りを攻める。ようやくエイドが見えてきた。食事をとって水分を補給して次へ進む。関門10分前にどうにか通過!目標としていた時間より40分遅れた。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
A2 二十曲峠 3:20 4/25 21:10 22:00 6:49:33 4:00:29 0:05:00 21:49:33
関門をどうにかクリアしたが、関門時間が15分繰り下げられたらしい(この時点の情報)とのこと、ひと安心して次のエイドではゆっくり休めるだろうと先を急ぐ。脚の温存もせず、全力で走った付けが回ってきた。右ひざの上がつりそうだ。ストレッチをして、どうにか痛みを和らげる。石割山ではかがり火がたかれていた。写真を撮ろうとしたら火の粉がバチッと(^^ゞ、レインウェアに穴が開いたら行けないと遠くから写真をパチリ、あとはほぼ下り4km次の正規の関門まででも1時間はある。トレイルを抜けてロードに出る。しばらく行くと交差点、コース案内の警備の人がいた。信号が赤だったので道を渡らず、前の人について左折して進む。200mほど進むと、また警備の人がいて左折の案内、なぜか警備の人の反対側から走ってくる人がいる。道でも間違えたのかなと思いつつ先を進む。道案内のテープもあり、一緒に走っている人も増えてきた。しかし、石割山から1時間たってもきららにつかない。道は登り始めていて、ここで初めておかしいことに気付く(+o+)。きららを素通りしてたー、さっきの道の反対側から来ていた人が正規のルートを通ってきた人だった。あとで地図を見ると切通峠の近くまで来ていた。その時の時刻は23:13正規の関門まで17分、距離は3km近く通り過ぎている(😭)。一瞬、頭が真っ白になり、僕のUTMFもここで終わりか、もう戻らず、このままゴール目指そう。失格でもいいやと投槍になりそうになった。最初に頭に浮かんだのは一緒に練習した仲間や、今も走り続けてゴールを目指している仲間、応援してくれた人たちの顔だ!
周りの人にきららは通ったか再確認すると。通過してきたという人が大部分だったが、同じように道を間違えてきた人も数人いた。周りの人から、関門が15分伸びているからまだ大丈夫だよという声ももらい、意を決して逆走する。向こうからはたくさんのランナーがこちらに走ってくる。自分の愚かさに涙が出そうになった。脚がどうのこうのなんて全く関係なく全力で戻っていった。本来の関門を5分ほど過ぎていたが、エイドにはたくさんの人がいて、のんびり食事をとっていた。エイドに入り口に関門時間が45分延長との張り紙がされていた。ほっと一安心(+_+)。コロッケを食べてコーラで流し込む。トイレも済ませて、23:45にきららを出発、予定より1時間半も遅れていた。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
A3 山中湖きらら 1:00 4/25 22:10 23:30 8:35:35 1:46:02 0:09:40 23:35:35
さっき懸命に戻ってきた道をのんびりと進む。次の須走では、少しはゆっくり休めると思いつつ先を急ぐ、脚の温存など、まったくできずにあちこち痛いところが出てきた。まだ120km以上も残っている。もう記録よりなにより完走することだけを考えていくことに作戦変更した。さっき引換した地点に1時間ほど経過してたどり着くことができた。しばらくいくと完全防寒のボラの人がいた、前の選手が話しかけるとフェイスマスクを外してくれた。盛上隊のKさんだった。タオルなどいろいろとお世話になった人だ。こんなところでこんな時間に応援してくれているのには頭が下がる。来年こそは選手として出場してもらいたいものだ。写真を撮らせてもらって先を急ぐ。緩やかなアップダウンを繰り返し、最後は下りがずっとつずいてロードに出たら歩道橋を渡るとA4すばしりエイドだ。おもちをたくさん焼いていた。炭水化物の補給はありがたい。おもち入りぜんざいだったかな?を2杯おかわりした。本来の関門時間より前に着いたのは久々だった。少しゆっくり休憩する。次の太郎坊までは10kmの登り、2時間はあるので基本歩いていくことにする。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
A4 すばしり 3:30 4/26 01:40 3:30 12:11:52 3:26:37 0:17:44 3:11:52
本来の関門時間3:30にすばしりを後にする。しばらく舗装路を進むと砂地のトレイルになる。ずっと登りだ。中には木の枝を拾ってストック代わりにしている選手もいる。脚を取られながらも確実に高度を上げていく、上り一辺倒から下りも出てきた。平坦なところは走って、空を見る余裕も出てきた。空には三日月が浮かんでいた。だんだんと空が明るくなり、鳥の鳴き声が聞こえてきた。しばし耳を傾け先を進む。再び登りになって正面を見ると雄大な富士山が見下ろしてくれている。青空に白い雪をかぶった富士山!これを見ることができただけでもうれしかった。しばらく行くとエイドを通過したランナーが駆け下りてきている。間もなくエイドかと思ったけど1km近くあり10分以上かかった。遅い人の所要タイムが2時間だったけどそれ以上かかって、またもや借金生活になった。食べたかったみくりやそばは無くなっていた。パンを数個コーラで流し込み、オレンジを取って、ボトルに給水した。おにぎりを1個ポケットに入れて先を進む。ここからはロード区間になる。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
A5 御殿場口太郎坊 2:00 4/26 03:40 5:30 14:37:21 2:07:45 0:04:40 5:37:21
先ほど登ってきたコースを下って行く。傾斜がきついので走るのも大変だ。前方には今から太郎坊に向かう選手が必死に上ってきている。すでにあと十数分、関門ギリギリである。「まだ間に合うよー、頑張れ―」と声をかけ合流区間を離れる。勾配が緩やかになりしばらく行けば富士山スカイラインに合流した。緩やかなアップダウン、できるだけ走るが、走り続けられない。電柱3本走ったら1本歩くと、走歩を繰り返して先を進む。駐車場までの距離表示を目安に頑張るが後半は登りがきつくなった。前方にエイドが見えてきた。ここでも雄大な富士山を間近に見ることができる。関門時刻は相変わらず借金である。エイドでは水餃子があった。ここでもおかわりをする。すでにうどんは無くなっていた。カレーパンが2個残っていたので1個もらって食べた。ちょっと失敗(^^ゞ、こどもの国を過ぎるまで胃の中でカレーがムカムカした。ここでもボトルに給水してこどもの国へ向かう。その前にちょっと富士山をバックに記念撮影してもらった。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
A6 水ヶ塚公園 1:10 4/26 04:50 6:30 15:35:08 0:53:07 0:08:44 6:35:08
こどもの国まで関門時間が2時間半、距離は9km、下り基調なので2時間はかからないだろうと、少し安心した。油断はできないけど(^^ゞ
ロードから外れてスキー場を下り、トレイルをかけていく、しばらく行くと溶岩がごつごつした河原を通って行く、足元が不安定だ。すると前方に観覧車が、まだ3km位しか来てないのに、こどもの国じゃないよねと思いつつ先を急ぐ、鉄塔区間を抜けて林道に出て左折すると前方から選手が駆けてきた。こどもの国を通過した選手たちだ。あと少しでこどもの国だと思い先を急ぐと5分ほどでこどもの国についた。本来の関門まで15分しかないけど30分延長しているので余裕で装備の入れ替えができる。エイドにつくと髭君が出るところだった。えいちゃんとも会い、抱き合って関門通過できるのを喜んでもらった。いきさつを話すと、自分のことのように心配してくれた。そう思ってくれる人がいるので、きららに戻って関門をクリアして、ほんとによかったと思った。エイドではきしめんみたいな麺が入っている富士山ひららというのをもらった。ついでもらったのには鶏肉が入ってた(+o+)。2杯目はひらら多めで肉無しでとお願いしておかわりした。ハイドレに水を1.5リットル補給して、ボトルにはスポーツドリンクを補給した。
ヘッドランプの電池を交換して、補給した食料を追加する。ここまでに消費したのはスポーツ羊羹3個と普通のクッキーだけだった。ジェルの消費は1個も無し(^^ゞ。体もぬれていないし雨の心配もないので着替え無し、靴の履き替えもしなかった。30分ほど休憩して関門時間の15分前にエイドを出た。エイドを出たので一安心、外にあるトイレで用をすまし、先に進む。ここまでくれば関門に追いかけられることもないだろう。
地点 場所名 区間 目標 関門 時間 ラップ 休憩 時刻
A7 こどもの国 2:10 4/26 07:00 8:30 17:14:18 1:30:26 0:33:22 8:14:18
こどもの国まででした。超長文、読んでくださってありがとうございます。<m(__)m>
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