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記録ID: 4371374
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沢登り
白馬・鹿島槍・五竜

【ウォータースライダー】高瀬川 大白沢

2022年06月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
03:57
距離
9.1km
登り
1,582m
下り
1,573m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
0:06
合計
3:57
距離 9.1km 登り 1,583m 下り 1,578m
8:35
89
大白沢上橋
10:04
10:10
142
遡行終了点
12:32
大白沢上橋
天候 午前中は雲多めだが日差しあり
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七倉ダムへ向かう途中。高瀬館の少し先の3つ目のスノーシェルターと4つ目のスノーシェルターの間。ヘアピンカーブの膨らみのあたり。
路肩に駐車スペースがある。
コース状況/
危険箇所等
沢グレードとしては1級上くらいだが、
ツメがなく途中で引き返さなければならないので
(谷筋に雪渓が残っているであろうこの時期は、地形的にツメることはかなり気合いを入れないと難しいと思う)、下りが苦手な人の練習としては最適。

初心者は遡上でも上流の10m滝ではロープで確保したほうが無難。
下りでは上流の10m滝と下流の10m滝ではロープで懸垂するのが確実。
その他周辺情報 3分くらいで葛温泉の元湯、高瀬館。
大人700円、子ども400円。熱めの湯。
発売されたばかりのスポルティーバのTXキャニオン。スポルティーバが出したラバーソール靴。
これまでは奥多摩、奥秩父の沢が活動の中心だったのでフェルト以外の靴をはく機会がなかったのだけれど、苔の少ないアルプスでは力を発揮するのではないかと思い購入。
発売されたばかりのスポルティーバのTXキャニオン。スポルティーバが出したラバーソール靴。
これまでは奥多摩、奥秩父の沢が活動の中心だったのでフェルト以外の靴をはく機会がなかったのだけれど、苔の少ないアルプスでは力を発揮するのではないかと思い購入。
「だいはくざわかみばし」から入る。中、下の橋からは堰堤があるだけで面白みがない。
「だいはくざわかみばし」から入る。中、下の橋からは堰堤があるだけで面白みがない。
入渓点には治水工事用の足場が組んであるが、老朽化著しくあまり頼りすぎないほうが良い。
入渓点には治水工事用の足場が組んであるが、老朽化著しくあまり頼りすぎないほうが良い。
沢床にははしごを使って降りる。
沢床にははしごを使って降りる。
降りたらすぐにウォータースライダーにうってつけの滝。帰りに寄ります。
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降りたらすぐにウォータースライダーにうってつけの滝。帰りに寄ります。
初っ端からよじよじする。
初っ端からよじよじする。
すぐに2つ目の滝。
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すぐに2つ目の滝。
登りはフリーで問題ないが、下りは懸垂で降りる際は支点を作りにくいので要注意。
登りはフリーで問題ないが、下りは懸垂で降りる際は支点を作りにくいので要注意。
10m滝、この沢で最大。これは左から高巻き可能だけれど。。。
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10m滝、この沢で最大。これは左から高巻き可能だけれど。。。
スタンスが良いので登れる。ラバーソールなのでグリップも良好。
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スタンスが良いので登れる。ラバーソールなのでグリップも良好。
kun_pu氏は念のためビレイ。なかなか急な流れ。
kun_pu氏は念のためビレイ。なかなか急な流れ。
この滝を上がるとしばらく平ら。
この滝を上がるとしばらく平ら。
ところどころ地すべりの跡。
ところどころ地すべりの跡。
河原歩き。
なだらかに見えるが流れが急なので割と怖い。
なだらかに見えるが流れが急なので割と怖い。
が、直登は可能。
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が、直登は可能。
kun_pu氏もフリーで。
kun_pu氏もフリーで。
フェルトだったらちと辛かったかも。
フェルトだったらちと辛かったかも。
1つ目の二股。ひだりへ。かなりの地すべり。
1つ目の二股。ひだりへ。かなりの地すべり。
この荒涼とした場所にお花が。
この荒涼とした場所にお花が。
すぐに二股その2。ひだりは倒木やら崩落やらで通れそうもない。僅かにある過去の記録も、大抵ここで遡行を終了して引き返している。
すぐに二股その2。ひだりは倒木やら崩落やらで通れそうもない。僅かにある過去の記録も、大抵ここで遡行を終了して引き返している。
みぎも偵察。水流あり。こっちが本流かな?
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みぎも偵察。水流あり。こっちが本流かな?
段々の大滝。見えている向こう側にもさらに1段ありそうで、全部で50m以上はあろうかという大きさ。
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段々の大滝。見えている向こう側にもさらに1段ありそうで、全部で50m以上はあろうかという大きさ。
持ってきたギア類で登れなくはなさそうだが、下ることは難しそうだし、地形的にもツメ上げ困難なので遡行はここまで。
やはり記録どおりだった。
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持ってきたギア類で登れなくはなさそうだが、下ることは難しそうだし、地形的にもツメ上げ困難なので遡行はここまで。
やはり記録どおりだった。
時間があるので、kun_pu氏の懸垂下降の練習。
時間があるので、kun_pu氏の懸垂下降の練習。
トイ状を突っ張って下る
トイ状を突っ張って下る
リーチの長さによっては横向きのほうが楽な場合も。
しかし釜はそれほど深くない。
リーチの長さによっては横向きのほうが楽な場合も。
しかし釜はそれほど深くない。
そして最後に
お待ちかねの
ウォータースライダー
ウォータースライダー
登り返してもう一回。
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登り返してもう一回。
滑って。。。
ぽ〜ん!
セーフ。
kun_pu氏も。。。
えいや!
ぽ〜ん!
割と深めの釜。楽しめます。
割と深めの釜。楽しめます。
つめた〜い!
そして終了。ロープワークの練習をしたので、4時間あまり入渓していたが、行って帰るだけなら2時間半程度もあれば十分。
そして終了。ロープワークの練習をしたので、4時間あまり入渓していたが、行って帰るだけなら2時間半程度もあれば十分。
さらば、ウォータースライダー。
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さらば、ウォータースライダー。

装備

個人装備
タイツ ズボン ネオプレンソックス グローブ 雨具 着替え ラバーソール靴 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 携帯 時計 タオル ツェルト ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング

感想

今年の沢初め。
秋にどうしてもいきたい場所が沢なので、その練習を兼ねてまずは練習沢として手軽であるとされる七倉ダム直下の大白沢(だいはくざわ)を遡行しました。

距離は短いですが、滝の直登あり、ロープ使用あり、下りありとなかなか密度の濃い沢です。最後はウォータースライダーで遊んで帰りました。

明日から暫く天気が良くないので、その前に一度練習をしておいて良かったです。
この後は、中央アルプス北面の細尾沢、北アルプス前衛の有明山曲沢あたりを練習し、秋の本番に備えたいと思います。

今回、初めてラバーソールの沢靴を使用しました。
これまではこけこけしい奥多摩や奥秩父の沢だったので、フェルトソール一択だったのですが、今後はアルプスの沢を登る機会が増えると考えて、ラバーソールの靴の靴の購入に至ったのでした。
スポルティーバから発売されたTXキャニオン。グリップがしっかり効いており、トゥもガッチリしていたので、かなり歩きやすかったです。
これまでのフェルトの柔らかい感じに慣れていた者としたら、かなり不思議な感覚。

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