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記録ID: 437556
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ハイキング
富士・御坂

毛無山から長者ヶ岳(トレラン大会の余韻を感じて・・・)

2014年05月01日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
UGG35027 その他1人
GPS
10:40
距離
16.4km
登り
1,797m
下り
1,952m

コースタイム

5:55 毛無山無料駐車場
8:37 毛無山(天子山地)
9:35 第二地蔵峠
9:46 地蔵峠
10:01 金山
10:40 雪見岳
11:00 猪之頭峠
11:33 熊森山
13:26 天狗岳
14:29 長者ヶ岳
15:43 休暇村分岐
16:35 田貫湖キャンプ場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車2台で出かけ、まず田貫湖キャンプ場の駐車場に1台をデポして、もう1台で朝霧高原の麓地区の無料の方の駐車場に向かい、そこからスタート。下山後は田貫湖にデポした1台でもう1台を回収です。
コース状況/
危険箇所等
地蔵峠〜長者ヶ岳間は、かなり前から山と高原地図では破線コースです。しかし一部山梨県側に切れ落ちた痩せ尾根があったり、熊森山前後にロープがあったりする以外は、危険個所はありませんでした。とくに破線コースのうち、雪見岳〜長者ヶ岳間は、富士山一周のトレラン大会コースでもあり、大会直後だったせいか倒木の枝がキレイに切られていたり踏み跡が明確だったり通常の登山道と遜色ありません。ただ熊森山前後のロープ場や、エスケープルートがやや分かりにくい点が一般向きでない理由かも知れません。下山後は県道71号沿い「風の湯」が清潔な施設でおススメです(昔何度か行った麓地区の「朝霧高原グリーンパーク」の温泉は廃業した模様です)。
無料駐車場は5台くらい止められそうでしょうか。これから登る毛無山が挑戦的な姿を見せています。
2014年05月01日 05:49撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 5:49
無料駐車場は5台くらい止められそうでしょうか。これから登る毛無山が挑戦的な姿を見せています。
麓という素敵な名前の集落をのんびりと歩いて登山口へ向かいます。
2014年05月01日 06:04撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 6:04
麓という素敵な名前の集落をのんびりと歩いて登山口へ向かいます。
味のある標識に導かれ、本格的な登山道に入ります。
2014年05月01日 06:08撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 6:08
味のある標識に導かれ、本格的な登山道に入ります。
昨日の大雨で、沢が渡りにくくなっています。どの石を伝うか、ルートを探ります。
2014年05月01日 06:15撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 6:15
昨日の大雨で、沢が渡りにくくなっています。どの石を伝うか、ルートを探ります。
新緑が鮮やかです。
2014年05月01日 06:16撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 6:16
新緑が鮮やかです。
不動の滝も水量たっぷりで見応えがあります。
2014年05月01日 06:41撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 6:41
不動の滝も水量たっぷりで見応えがあります。
ヘリのレスキューポイント。8年前に登った時にはなかったような・・・。
2014年05月01日 07:14撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 7:14
ヘリのレスキューポイント。8年前に登った時にはなかったような・・・。
これは8年前にもありました。家族連れが大勢登ったのでしょうか。
2014年05月01日 07:22撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 7:22
これは8年前にもありました。家族連れが大勢登ったのでしょうか。
雨が降らないことを祈ります。
2014年05月01日 08:24撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 8:24
雨が降らないことを祈ります。
山梨・静岡県境の主稜線に取り付きました。ここにも味のある指導標が。
2014年05月01日 08:26撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 8:26
山梨・静岡県境の主稜線に取り付きました。ここにも味のある指導標が。
主稜線に取り付いたすぐ北には、南アルプスを一望できる展望台(岩)があり、ザックを置いてよじ登ります。分かりにくいですが塩見岳から赤石岳方面の雪の山々が見えています。
2014年05月01日 08:29撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 8:29
主稜線に取り付いたすぐ北には、南アルプスを一望できる展望台(岩)があり、ザックを置いてよじ登ります。分かりにくいですが塩見岳から赤石岳方面の雪の山々が見えています。
残雪もありました。ただし今回のコースではここだけでした。ちょっとだけ雪の感触を楽しみます。
2014年05月01日 08:30撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 8:30
残雪もありました。ただし今回のコースではここだけでした。ちょっとだけ雪の感触を楽しみます。
一等三角点のある毛無山山頂に着きました。実は最高地点はさらに北なのですが今回はここから南下することにします。さあ、長者ヶ岳まで長い縦走の始まりです!
2014年05月01日 08:39撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 8:39
一等三角点のある毛無山山頂に着きました。実は最高地点はさらに北なのですが今回はここから南下することにします。さあ、長者ヶ岳まで長い縦走の始まりです!
振りむけば富士山が頭の方だけ姿を見せてくれました。これはこれでなかなか神秘的な趣です。
2014年05月01日 08:46撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 8:46
振りむけば富士山が頭の方だけ姿を見せてくれました。これはこれでなかなか神秘的な趣です。
(第二)地蔵峠まで下りてきました。毛無山からここまではかなり下ります。縦走路ではなく下山路を歩いているのかと錯覚するくらい、稜線を巻き気味に下ります。
2014年05月01日 09:25撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 9:25
(第二)地蔵峠まで下りてきました。毛無山からここまではかなり下ります。縦走路ではなく下山路を歩いているのかと錯覚するくらい、稜線を巻き気味に下ります。
ここ第二地蔵峠は山梨県側(湯之奥)への下降点で、この指導標にあるとおり、静岡県側(麓)への下降点である地蔵峠はさらに少し下ったところです。
2014年05月01日 09:38撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 9:38
ここ第二地蔵峠は山梨県側(湯之奥)への下降点で、この指導標にあるとおり、静岡県側(麓)への下降点である地蔵峠はさらに少し下ったところです。
地蔵峠です。かわいいお地蔵さんが疲れを癒してくれます。ここからが山と高原地図の破線区間であり、私たちの未踏区間の始まりです。どんな道なんでしょうか。
2014年05月01日 09:45撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 9:45
地蔵峠です。かわいいお地蔵さんが疲れを癒してくれます。ここからが山と高原地図の破線区間であり、私たちの未踏区間の始まりです。どんな道なんでしょうか。
登り始めてすぐ、後ろを歩いていたKTさんが金山がここであることを教えてくれました。
2014年05月01日 10:00撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 10:00
登り始めてすぐ、後ろを歩いていたKTさんが金山がここであることを教えてくれました。
雪見岳に到着。この手前の急登が今回のコースで私が一番苦しかったところでした。KTさんにもらったチョコパイでエネルギーをチャージし、出発です。後で分かったのですが、ここから長者ヶ岳まではトレラン大会のコースです。
2014年05月01日 10:28撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 10:28
雪見岳に到着。この手前の急登が今回のコースで私が一番苦しかったところでした。KTさんにもらったチョコパイでエネルギーをチャージし、出発です。後で分かったのですが、ここから長者ヶ岳まではトレラン大会のコースです。
この冬の雪の重みで折れたと思われます。このような木が至る所にありました。
2014年05月01日 11:20撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 11:20
この冬の雪の重みで折れたと思われます。このような木が至る所にありました。
トレラン大会のリボンが残されていました。この他、トレラン大会のIDタグ、トレッキングポールのキャップ、ボールペンなども落ちていました。後者3点は山のゴミとして回収。前者2点については、主催者の方は大会後コースを巡回してチェックした方が良いのでは・・・。
2014年05月01日 11:22撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 11:22
トレラン大会のリボンが残されていました。この他、トレラン大会のIDタグ、トレッキングポールのキャップ、ボールペンなども落ちていました。後者3点は山のゴミとして回収。前者2点については、主催者の方は大会後コースを巡回してチェックした方が良いのでは・・・。
ロープの急登を滑りながら登って、熊森山です。ここまでで水分補給500ml×2本を消費。ここは身延町、南部町、富士宮市の三市町界です。
2014年05月01日 11:31撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 11:31
ロープの急登を滑りながら登って、熊森山です。ここまでで水分補給500ml×2本を消費。ここは身延町、南部町、富士宮市の三市町界です。
太陽も出てきたことだし、昼食にしましょう。
2014年05月01日 11:32撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 11:32
太陽も出てきたことだし、昼食にしましょう。
風もなくガスコンロも順調にラーメンをボイル中。
2014年05月01日 11:43撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 11:43
風もなくガスコンロも順調にラーメンをボイル中。
熊森山からはまた急登を下って、あとは延々このような尾根道です。ガスと植林で眺望は利きません。トレラン選手のように黙々と進みます。しかしよくこれだけのアップダウンのコースを走れるものだなあ・・・。
2014年05月01日 12:34撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 12:34
熊森山からはまた急登を下って、あとは延々このような尾根道です。ガスと植林で眺望は利きません。トレラン選手のように黙々と進みます。しかしよくこれだけのアップダウンのコースを走れるものだなあ・・・。
「御料局」の折れた標柱。無残な姿ですが後で調べてみると、昔の宮内庁の組織で、国有林の中でも皇室用の木材の供給のために植林された特別なものだったようです。
2014年05月01日 12:52撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 12:52
「御料局」の折れた標柱。無残な姿ですが後で調べてみると、昔の宮内庁の組織で、国有林の中でも皇室用の木材の供給のために植林された特別なものだったようです。
字が欠けていますが「湧水峠」です。
2014年05月01日 13:00撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 13:00
字が欠けていますが「湧水峠」です。
ぱっと視界が開けたら、東京電力の鉄塔と作業小屋です。スペースをうまく活用しています。避難に使えそうです。
2014年05月01日 13:12撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 13:12
ぱっと視界が開けたら、東京電力の鉄塔と作業小屋です。スペースをうまく活用しています。避難に使えそうです。
送電線にそって木が切られ、山梨県側に眺望が利きます。この山行ではこんな開けた景色は初めて見ました。
2014年05月01日 13:12撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 13:12
送電線にそって木が切られ、山梨県側に眺望が利きます。この山行ではこんな開けた景色は初めて見ました。
桜でしょうか。行く春を感じます。
2014年05月01日 13:15撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 13:15
桜でしょうか。行く春を感じます。
小ピークに「天狗岳」の標識が。破線コースは標識の類も地味です。
2014年05月01日 13:26撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 13:26
小ピークに「天狗岳」の標識が。破線コースは標識の類も地味です。
延々歩いて長者ヶ岳に到着。破線コースはここで終わり。小休止ののち、ここから田貫湖へ下ります。
2014年05月01日 14:30撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
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5/1 14:30
延々歩いて長者ヶ岳に到着。破線コースはここで終わり。小休止ののち、ここから田貫湖へ下ります。
バイケイソウの若葉がところどころで存在感を発揮しています。
2014年05月01日 15:12撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 15:12
バイケイソウの若葉がところどころで存在感を発揮しています。
急な直降に辟易しながら、休暇村への下降点まで来ました。直進で田貫湖キャンプ場駐車場を目指します!
2014年05月01日 15:46撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 15:46
急な直降に辟易しながら、休暇村への下降点まで来ました。直進で田貫湖キャンプ場駐車場を目指します!
何か出てきそうな雰囲気です。
2014年05月01日 15:57撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 15:57
何か出てきそうな雰囲気です。
ここで尾根をはずれ、暗い杉林の中を下っていきます。
2014年05月01日 16:24撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 16:24
ここで尾根をはずれ、暗い杉林の中を下っていきます。
ようやくキャンプ場に出ました。ここまで誰にも出会いませんでした。
2014年05月01日 16:32撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 16:32
ようやくキャンプ場に出ました。ここまで誰にも出会いませんでした。
デポした車に再会。KTさんと固く握手し、今回の山歩きは無事終了です。
2014年05月01日 16:36撮影 by  DMC-FS10, Panasonic
5/1 16:36
デポした車に再会。KTさんと固く握手し、今回の山歩きは無事終了です。
温泉は「風の湯」。平日で空いており、清潔な施設でバナジウム温泉を満喫し、そして帰宅後のビールに思いをはせながら、山旅の疲れを癒します。
温泉は「風の湯」。平日で空いており、清潔な施設でバナジウム温泉を満喫し、そして帰宅後のビールに思いをはせながら、山旅の疲れを癒します。
さっぱりと汗を流して外に出ると、富士山がこんどは下までその雄姿を見せていました。
さっぱりと汗を流して外に出ると、富士山がこんどは下までその雄姿を見せていました。
撮影機器:

感想

いつもご一緒させてもらっているKTさんに推薦頂き、近場だからこそ一度は歩いておきたいコースとして挑戦しました。GWですが平日の、しかも大雨の翌日とあって、結局他の登山者の方とは一人も会いませんでした。しかしいつも朝霧高原から眺めている見上げるような稜線を踏破し、未踏区間がつながったのは大満足!また初めて本格的にダブルストックを使ったので、上半身の筋肉もそれなりに使い、逆に膝への負担は軽減しました(トレラン大会はストック禁止とのことでしたが・・・)。

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