記録ID: 4384576
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沢登り
栗駒・早池峰
毒ヶ森山塊 大ヘンジョウ沢 大滝登攀3連発
2022年06月11日(土) [日帰り]
mooree
Hiroshiiiii
takashiiiii
- GPS
- 07:29
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 640m
- 下り
- 625m
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日帰り
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:29
距離 6.9km
登り 644m
下り 625m
7:49
12分
スタート地点
8:01
82分
大ヘンジョウ沢入渓
9:23
67分
F1 50m
10:30
10:40
23分
F1 滝上
11:03
42分
F3 20m
11:45
11:53
11分
F3 滝上
12:04
49分
F4 2段35m
12:53
12:59
12分
F4 滝上
13:11
49分
695m二俣
14:00
14:30
30分
休憩
15:00
18分
尾根下降 大ヘンジョウ沢
15:18
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
林道はダートでまぁまぁの悪路。途中倒木があり、狭いスペースをかわして行く必要があるので大きい車だと無理かも。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
北上川水系 豊沢川 出羽沢支流 大ヘンジョウ沢 体感、全滝直登で2級上 SBあり ラバー△ 滝の直登目的の為ラバーにしたが、ヌメリあり。滝のヌメリはタワシがかなり有効。 ■F1 50m ��+ 水量少な目。1ピッチ目mooreeリード 左から取り付き中間で水線寄りにラインをとるが、30mザイルにした為、中途半端な場所で支点構築。 途中でピッチを切るにしても50mザイルを使った方がよかった。 2ピッチ目Hiroshiiiiリード。上部は左の藪に抜けたが、そのまま滝身も行けると思う。 ■F3 20m 下部�卦蕁‐緝��検檗�50mザイル 1ピッチ目Hiroshiiiリード。取り付きはシャワー。バンドに上がったら左にトラバースして直上。その上でピッチを切る。 2ピッチ目mooreeリード。水線左際にラインがある。ホールドは細く傾斜もあるが特別悪くはなく快適登攀出来るが、今回の全滝の中でこの部分が1番の核心。 ■F4 2段35m �掘棔�mooreeリード 50mザイル 下段15mは右壁からトラバース気味に直上。斜滝を直登して上段に至る。 ピッチを切るならここだが、灌木類は少し遠い。ハーケン類で支点構築になると思う。 今回はピッチを切らずにそのまま上段20mも一気に登る。 上段は右壁を直上。ここの壁がコケのヌメリが酷い。タワシで磨きながら登るが、緑のコケがベットリである。 垂壁に近い箇所もあるが、ホールドは豊富なので難しくはない。 695m二俣は左に入る。右に行くとすぐに林道に上がれるらしいが、その林道は藪が酷いらしい。 左俣を進み尾根に上がったらそのまま沢目掛けて尾根を下る。藪は濃くはないが、倒木が目立ち若干歩きづらい。フェルトの人はチェンスパ履いた方がいい。 源頭から尾根下降は40分くらいだったろうか。 この左俣周回ルートは北上山岳会のお二人の記録を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。 大ヘンジョウ沢に降り立ったらすぐに林道に上がり脱渓。 尚、Fナンバーは遡行者によって見解が変わってくると思われる。入渓地点によっても変わるだろう。 今回我々は全滝登ったが、Fナンバーに数えてない滝もある。詳しくは写真参照。 滝の登攀グレードも水量やヌメリで変わります。 |
写真
南豊沢川林道から大ヘンジョウ沢林道の分岐を左に入り、橋を渡った先のこのスペースに停めました。結構な悪路で車は泥だらけ〜。
適当に斜面を下って大ヘンジョウ沢入渓です。この3人パーティーは久々だなぁ。
いきなりミニゴルジュ来ました。水はあんまり冷たく感じなかったです。
タカシーさんにはお助け。手首痛い人に50mザイルを持たせる外道。
水冷たくないから雪渓ないのかと思ったらやっぱりありました。ダッシュ！
ヒロシーさんは巻きましたが悪そうなので、二人はダッシュしました。
この辺りでピッチを切る。30mザイルだと中途半端な場所でピッチを切る事になっちゃいます。
2ピッチ目はツルベでヒロシーリード。上部で左の藪に逃げられてしまった！おいっ笑。
先に進みます。5m。これをF2としますか。右から越えましたがニ歩ほど悪いです。
このヘツリが泥場で悪いです。これから雨で泥流れればいいですね。
そのまま直上しますが、行き詰まって左の藪から巻こうとしてるので、そこでピッチを切るように伝える。巻いたらもったいないよ〜。
5
6/11 11:10
そのまま直上しますが、行き詰まって左の藪から巻こうとしてるので、そこでピッチを切るように伝える。巻いたらもったいないよ〜。
上部は水線際をmooree渾身のリードだったが誰も写真を撮ってくれていなかった。心配で登攀から目が離せなかったらしい笑。これはセカンドのタカシー。
5
6/11 11:45
上部は水線際をmooree渾身のリードだったが誰も写真を撮ってくれていなかった。心配で登攀から目が離せなかったらしい笑。これはセカンドのタカシー。
最後の大滝。F4の2段35m。下段15m、上段は見えにくいですが、20mくらいはあります。
下段は右壁から水線へトラバース。そのまま上段まで一気に1ピッチで抜けました。疲れました。
セカンドのタカシー。私はロープをフィックスしてグッタリ。ホールド磨きが地味に疲れる。
最後の7m滝。左右から。ここもヌメリがありました。このあと昼飯食って大休止。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
30ｍザイル ガチャ類 ビバーク装備
|
|---|---|
| 共同装備 |
50mザイル
|
感想
久々にこの3人で沢に行けそうなので、行きたい沢は？と問うと、「大ヘンジョウ沢」と返ってきた。
私は初めてだが、Hiroshiiiiさんとtakashiiiさんは2年前にこの沢を遡行済みである。
それなのにまた行きたいと思わせる程楽しかったらしい。
そんな訳で、先月初めて訪れた毒ヶ森山塊だが、早い段階でまた再訪することとなった。
この沢も先月行った大空滝沢などと同じで、地元の限られた沢屋さんの記録が数件程度である。
記録を拝見すると大滝が続くとある。以前遡行した二人も、上部だけ巻いた滝も何個かあるようなので、今回は可能なら全部登ってしまおうと意気込んで入渓した。
この大ヘンジョウ沢、入渓地点にもよるが、かなり短い距離の中に3個の大滝を持つ登攀的な沢である。大滝の他にも登って楽しい滝もあり、登攀好きの沢屋には手頃な沢でとても楽しかった。
F1の上部だけ少し巻いてしまったのが勿体無かったが、あとは無事に完登出来たのまずまず目的達成出来たと言っていいだろう。
下山のルートも、前回の時は藪の林道を下山した二人だが、今回の尾根下降の方が断然楽だと言っていたのでこちらにして正解であった。
ユキカさん、tbfさん、ありがとうございました。
せっかくなので翌日の日曜日も隣の沢に入ろうかと考えていたが、日曜日は生憎の雨模様。
また近い将来再訪する時が来そうである。
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