大菩薩嶺
- GPS
- 05:00
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 524m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大菩薩の湯〜JR中央本線 塩山駅:山梨交通バスで20分程度。運賃300円。臨時便等は出ておらず、乗れなかった客は1時間後の次便に乗るように、とのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 上日川峠〜大菩薩嶺 非常に整備された道。道幅も広くて歩きやすい。明るくて見晴らしも良い。稜線は岩が多いが、特に危険箇所はない。小屋がいくつかあり、飲食が可能。この時期はすでに雪はない。 大菩薩嶺〜丸川峠 登山道は広くない。北側斜面となるため、少し暗い。斜面に雪が残っているため、下りではアイゼンがあった方が良い。 丸川峠〜大菩薩の湯 斜面は急だが明るくて歩きやすい。眺望は望めない。最後は20分ほどアスファルトの道を歩く。 ■トイレ 上日川峠、唐松尾根分岐、大菩薩峠、丸川峠など、小屋があるところにはトイレがある。利用料がかかる場所もあるので、都度確認すること。 ■温泉・飲食店 大菩薩の湯で日帰り入浴が可能。アルコールや軽食もある。 |
写真
感想
大菩薩峠の、上日川峠行きのバスの運行が始まったので、連休を利用して行ってみる。
6:43立川始発の甲府行きに乗り、甲斐大和で下車。
甲斐大和駅前では、既に上日川峠行きのバスが3台スタンバっており、満員になったバスから順次発車していく。
運賃は1,000円、所要時間は50分ほどである。
上日川峠はロッヂ長兵衛前に到着する。一般車用の駐車場もあり、さらにテン場もあるため、人でごった返している。
トイレもあるので、ここで準備をして登り始める。
福ちゃん荘まではアスファルトの道と登山道、どちらを歩いてもよい。意外と車が多いので、登山道を歩く方が良いかもしれない。
福ちゃん荘では、唐松尾根と大菩薩峠方面の道が分岐する。唐松尾根へ進む人が多いように思う。
いくつかの小屋を超えて進むと、大菩薩峠に到着する。大菩薩峠には介山荘があり、休憩することができる。
富士山や南アルプスの眺望に優れ、方向指示盤も立っている。
今回は天気が良かったので、富士山はもちろん、南アルプス(聖、荒川、塩見、鳳凰、北、甲斐駒)もよく見ることができ、さらに乗鞍や八ヶ岳も見えていた。運が良い。
大菩薩峠からは稜線を歩くコースとなる。とてもきれいな景色を眺めながら歩くので、疲れなどは忘れてしまう。
ただし拳大の岩がゴロゴロとしているので、景色を見すぎて足を取られないようにしよう。
雷岩に到着したら、ここで休憩しよう。雷岩から先は樹林帯の中に入ってしまうため、昼食をとるならここなのだ。
人は多いが、座る場所はたくさんあるので落ち着いて探そう。
今回の昼食も棒ラーメンである。魔法瓶に入れた熱湯を火にかけ、カット野菜を湯がいて棒ラーメンを投入。その後、持参したゆで卵と真空パックのチャーシューを入れてできあがり。
慣れてきたせいか、かなり手早く作れるようになった。また、魔法瓶の熱湯を利用して粉末の紅茶を飲む。
休憩を済ませると、山頂へ向けて出発する。山頂は、雷岩から樹林帯に入って10分ほどで到着する。立札がなければ素通りしてしまいそうだが、まがいなりにも100名山なので、訪れる人は多い。
もっとも、訪れた人たちはほとんどが雷岩の方へ引き返す。
私は予定通りに山頂を直進し、丸川峠へ向かう。
丸川峠への下りはまだ雪が残っており、シャーベット状になっているので少し厄介である。
谷側へ滑ってしまうと困るので、途中で軽アイゼンを装着する。丸川峠の手前で外したが、もう少し手前で外してもよかったかもしれない。
丸川峠から先はひたすら下りとなる。勾配が急なので、ペース配分に気を付けて足に負担のかからないようにしよう。
アスファルトの道を歩き、国道411号線に出ると、大菩薩の湯まではもう少しである。車に気を付けて歩いて行くと、左側に見えてくる。
大菩薩の湯から塩山へ行くバスは本数がそれほど多くないので、時刻表を見てから風呂に入るとよい。
約1か月半ぶりの山行で、さらに4月に胃炎で寝込んだこともあって、体力の低下が心配だったが、なんとか予定通りこなすことができた。予定していた時間よりも早くなったので、ペースが速かったのかと思ったが、特に足への負担が大きかったということもないので、一安心。
4歳ぐらいの女の子でもスイスイと登っていたので、初心者向きの山と言える。首都圏から近く、難しいコースでもなく、それでいて素晴らしい景色が楽しめる、優れた山だと思う。
はじめましてkitsunaiと言います
同じ時刻に同じ場所にいたのですね。
大菩薩嶺での写真の後ろにバッチリ映ってるじゃないですかビックリしましたよ。
ちょうど写真撮りの順番待ちをしている時の1枚ですね。
僕たちも丸川峠に行きたかったのですが、雪が結構残っていたし何か暗くて道に迷いそうだったので引き返してしまいました。丸川峠までのコースは、初めてでも道に迷うことはないですか?
僕もこれから山レコ書きますので見て下さい。
kitsunai様
コメントありがとうございます。普段はできる限り他の方が写らないように配慮しているのですが、今回はとても人が多く、結果的に無断で掲載する形となってしまいましたね、申し訳ありません。
丸川峠コースですが、大菩薩嶺から30分程度は雪が残っていました。雪道の経験があれば、雪上の足跡をたどれるので迷うことはありませんが、雪道の経験がなく、登山者下山者がいなければ道をロストするかもしれませんね。
(※登山道はしっかりしており、人も多いコースなので、雪がなければ迷うことはないと思います)
また、斜面にシャーベット状の雪がついていたので、下山の際は軽アイゼンか、少なくともチェーンアイゼンがあった方がいいと思います。登・下ともにアイゼンなしの人を見かけましたが、登山はキックステップでなんとかなっても、下山はかなり辛そうでした。
kitsunai様のレポート、拝見しました。
タクシーの値段等々、非常に参考になりました。
唐松尾根から登られたのであれば、大菩薩峠へ向かわれたのが正解だと思います。丸川峠に下りてしまうと、眺望はほとんどありません。雷岩〜大菩薩峠の雄大な稜線コースは素晴らしいですね。
天気が良くて本当に良かったです。
丸川峠コースの詳細なコメント有難うございました。
雪道の経験は三ツ峠しかないので、雪がなくなる季節にトライしたいと思います。
コメント参考にさせて頂きます。
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