残雪で大変だったけど、富士が見えて満足、丸川峠〜大菩薩嶺
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
【5月5日】 6:35大菩薩峠〜7:00福ちゃん荘7:25〜7:45上日川峠7:55〜9:10大菩薩峠登山口
天候 | 【4日】晴れ 【5日】くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
〇京都より高速バス甲府下車(7800円)中央本線塩山駅 塩山南口…大菩薩峠登山口 (300円) 【復路】大菩薩峠登山口 ※バス(祝祭日)8:00 10:00 10:33 11:57 15:00 〇塩山より名古屋まで、あずさ、しなの利用。名古屋から近鉄特急。(13260円程度) ※塩山〜八王子〜横浜〜京都〜奈良まででは 17000円程度かかります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※丸川峠までのコースは一部急登。丸川峠〜大菩薩嶺の間は例年より雪が多く、軽アイゼンがあった方がよい。 ※上日川峠〜大菩薩峠登山口まで山道があるが、一部崩壊。回り道を歩く。 ※登山ポストはなかったが、登山届を促すポスターはあった。 ※トイレはバス停と小屋周辺近くのみ。コース上にはない。 ※温泉は大菩薩の湯が便利。小屋で割引券がもらえる。(宿泊者のみ) ※飲食店は大菩薩峠登山口バス停前か塩山駅前。 |
写真
感想
G.W.は「富士の見える山」に決めている。今年は山梨県の大菩薩嶺。関東圏の人には日帰り可能なハイキングの山だが、今年は特に雪が多く結構ハードなハイキングになった。
高速バスが甲府に意外と早く着いたので、そのまま中央本選で塩山へ。一番早いバスに乗り込むことができた。早朝から多くのハイカーで座席はほぼ満杯状態であった。遅いバスにしか乗れなかったら上日川峠から大菩薩嶺に登り、大菩薩峠に向かうつもりだったが、この時間なので丸川峠経由で登ることにした。ただこのコース最初は気持ちのよい登山道なのだが、途中から急登。それも延々と長く途中に休む場所もなし。ただ樹林の間から富士山や南アルプスの山が見え隠れし、なんとなく見守ってくれている気がした。やっとのことで丸川峠。ここで小屋の主人のいれたコーヒーでしばしの休息。(400円、マイカップ持参で350円)。この小屋のそばからも富士がきれいに見える。
小屋の前には「5月初旬まではアイゼン必要」の看板があり、「まだ必要ですか…?」と尋ねると、「途中までは雪はないけど、山頂近くでは必要だよ。」とのこと。その言葉の通り途中から雪が増えてきたため、素直にアイゼンを装着した。ただこの時期なのでアイゼンなしのハイカーも多く、みんな足をとられながら下ってきた。やはり時間がすこしかかり、20分くらいオーバーして大菩薩嶺の山頂に到着。ちょうど昼時なので展望のない山頂で昼食をとっているハイカーが多かった。展望は少し下った雷岩の付近の方がよく、ただ天気が良すぎてだんだんと富士山がかすみ始めていた。
大菩薩嶺から大菩薩峠までは岩は多いが気持ちの良い稜線歩き。徐々に小屋が見えはじめ、賽ノ河原。もう大菩薩峠まではすぐだ。まだ1時くらいなので、荷物を置いてどこかに散歩できる時間なのだが、例のごとくtuyoponnが、疲労のピーク。小屋のカップラーメン(300円)を食べた後、まだ人の少ない小屋の中で横になっていたので、自分だけ付近を散歩する。大きな看板がここにもあり、明日のコースを目で追っていた。
一度はかすみ始めた富士山が夕方気温が下がるともう一度くっきりとその雄姿を見せてくれ、しばらくの間見とれていた。夜も満天の星空であったが、気温が低く長く眺めていることができなかった。
翌日は天気が下降モード。ご来光も見ることができず、石丸峠でもう一度富士を見ることができない感じだったので、そのまま上日川峠まで下ることにする。昨日とうってかわって歩きやすい道だ。「上日川峠から下は県道だよ」と聞いていたので、ここからバスに乗るつもりであったが、そばにいた人にきくと「山道あるよ。ゆっくり歩いて1時間半」と言う情報をもらい、それなら10時33分のバスに間にあうと考え、そのまま下ることにする。快適なダウンヒルが続き、その1本前の10時のバスに間にあい、帰宅。本当は大菩薩の湯でゆっくりしたかったが。「東京で地震」というニュースが飛び込み、東京での交通混乱を予想し、山梨経由で帰るためにそのまま駅までバスに乗った。
帰りはあずさ、しなの、近鉄特急と乗りついで奈良へ戻る。車内ではほとんど爆睡していた。
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