1日で上毛三山を遊ぶ その2 榛名山(掃部ヶ岳)編 妙義温泉編
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 345m
- 下り
- 338m
コースタイム
10:21 湖畔の宿記念公園奥より入山
10:53 大岩登り
11:19 掃部ヶ岳頂上(10分 大福 スポーツドリンク お茶)
11:49 分岐
12:00 国民宿舎脇の登山口
12:09 「湖畔の宿記念公園」駐車場
妙義神社散策については、タイムを記さない。
天候 | 曇り、霧、掃部ヶ岳山頂付近は小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
きれいなトイレあり。40台ほど 妙義「道の駅みょうぎ」駐車場 登山者は市営駐車場を勧められる(登山者が長い時間を使って道の駅の駐車場を使うことは道の駅の営業上よくないという判断から)私は、妙義神社散策までなので道の駅駐車場に停めてもよい |
コース状況/ 危険箇所等 |
湖畔の宿記念公園奥からの登山口は非常に急で土の道、当日のように湿っていたら特に下りでは危険を伴う。山頂で3歳くらいのお子さんがいる家族が、帰りにこの急坂を降りてみようと相談しているところに割って入って「急で湿っていて、子供連れでは安全に下山できない可能性がある」と伝えた。それくらいの道である、国民宿舎からの道は全然大丈夫であるが、流土が多すぎて階段が階段の役割を果たしていないところが結構ある。 今回は妙義に関しては妙義神社の散策のみにとどめた。2山登った後での妙技はあり得ないし、妙義に登る技術も装備も体力もすべて足りない。妙義の山容を眺めながら写真を撮り、温泉に入った。 温泉:妙義ふれあいプラザもみじの湯 新装オープンのため。5月いっぱい310円で入ることができる。6月より510円だそうだ。非常にきれいで、使いやすい風呂だ。しかし、致命的なのが源泉湧水量で、1分間に2リットルである。男子女子と分けると1分間に1リットルの源泉しか出ないので、お湯で割り循環させている。消毒の塩素っぽい香りが印象的なお風呂だった。 |
写真
感想
次の山行の続き。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-441694.html
(1日で上毛三山を遊ぶ 赤城山編)
私は赤城山から榛名山にやってきました。伊香保温泉では渋滞し多少のろのろ、しかし何とか午前中にはたどり着いたのでした。榛名山も立派な山だ、高崎から見る榛名山、関越自動車道は一部榛名山に向けて走っているような錯覚を受ける。いやあ、名山だと思う。
山の概要は赤城山に似ているような気がする、中央にカルデラ湖があり、その周りを外輪山が取り囲んでいる。その中の榛名富士にはロープウェがあり、だれでも気軽に上に上がることができる。私は昨年3月下旬に榛名山を訪れており、湖畔の宿記念公園、榛名富士、榛名神社などを訪れ満足して下界に帰っていった。そ、当時は登山なんかまったく関係なかったのである。
今回は最高峰の掃部ヶ岳ピストンを考えた。榛名山だけでじっくり山登りをしようと思えば数日かかる。今日は企画で上毛三山に訪れるわけなので、最高峰を登って妙義に向かおう。来たかったらまた来たらいい、山は逃げない…(噴火したらしばらく無理だろうが・・・)
しかし、榛名山は西暦400年代に2度、500年代に1度噴火しており当時弥生時代であった村を一つ焼き尽くしてしまったことが遺跡の発掘などの研究でわかっている。そう、榛名山は活火山なのである。
湖畔の宿記念公園に車を停め、準備をしてから早速取りつく。入山地点には目印であるピンク色のペンキが大きな木に塗られている。そこから登る、息を切らせて登る、何この急登、はぁはぁ、息を整えまた登る、とにかく登る、ひたすら登る、ちょっと楽になったところで半そでスタイルに、笹尾根を行きまた登る、太ももをさすって登る、平らな地点がない・・・。ここを軽快に下ってきた地元高校の山岳部だろうか、ペースをそろえて楽しそうである。「いつまでこの斜度は続きますか?」と聞いたところ「いつまでもですよ!」との声が・・。一番聞きたくなかったけど現実。
何あの大岩、ロープがあるが三点指示で何とか登る「帰りどうしよう・・・」・・・。
そうこうしているうちに分岐にたどり着く、国民宿舎側から登ってきた人に様子を聞くと「階段が多いが普通に登れるよ」とのことなので、下山はそちらにしようと思う。
頂上では大福とスポーツドリンク、お茶を頂く。ちびっこも2人いた。小さいモンベルの登山靴にモンベルのトレッキングポール、おお、いいの履いてるなあ。
その家族が下山するときに急なコースを選択しようとしていたのでとっさに私は割って入る。「子供連れでは行かない方がいいと思いますよ、私はそこを登ってきたんだけど本当に急です、下りで子供さんとなると滑ってしまうかもしれません。」大岩のことは言わなかった、それでも行こうとしたら大岩のことを伝えようと思ったのだ。
そのご、私は国民宿舎側に下山。いい道じゃないか。好い心持で下山、街道を歩きながら花の写真を撮り車に至る。さて、妙義で温泉に入ろう。
午後2時ぐらいだろうか、私は道の駅「みょうぎ」にいた。物産センターや観光案内所が大盛況であった。観光案内所に行き、この時間から回れる妙義のいいところはないかと聞くと妙義神社の散策を勧められた。もう少し時間があれば石門めぐりもいいんだけどね。また、妙義にはヒルが出るので明日はやめておけ、とも言われた。
もとより、温泉に入ることを目的としているので、その前に妙義神社散策とは有り難い。登山靴をはかず、スニーカーで行くことにする。
一般観光客と、降りてきた人たちが混じりあう様子。降りてきた人たちは、ザックにカラビナ、ロープ、ヘルメットなどとても私のようなお気楽登山の様子はなかった。そして満足そうに降りて行ってる。今日の妙義は事故はなかったようだ。本殿に賽銭を入れ今後の山行の無事を願う。
道の駅で250円のソフトクリームを食べ、温泉に向かう、その近くの駐車場で私は妙義山の山容に感動する。これも、赤城、榛名と来たからなのか、妙義のパワーが体に注入されて涙となって出ているような妙な感動を覚えた。いつかきっと来よう、まずは中道(鎖あり)でいいじゃないか、石門めぐりもいいじゃないか、そしていつかは相馬岳。縦走は絶対に無理だ。
温泉の感想は上に書いたのでもう書かない。
それで、終わりじゃない、あと1日あるのだGW最終日。私はある山に登ってから神奈川に向かうこととして、その山に近い道の駅に向けて夜の国道を秩父に向けて走り出すのである。
1日で上毛三山で遊んだ旅だった。妙義も登れたら最高だったのだけれども、無理なことはわかっている。「赤城、榛名を登り妙義でお湯に入る」個人的には良い企画だと思ったし、満足感を感じることができた。
赤城編の写真として載せた「お前はまだグンマを知らない」(井田ヒロト著)を読んだことからこのアイディアが出たのだ。まあ、旅は遊び、何を考えて自分が満足するかである。
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