花の南蔵王、大柳沢から芝草平、不忘山周回
宮城県
kyosai103
体力度について
- GPS
- 08:25
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,540m
- 下り
- 1,540m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 11:04
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 11:52
| 天候 | 晴のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大柳沢は悪場は少ないですが、沢登です。あまり歩かれていないのか踏み跡やテープ、ナタメなども見受けられませんでした。 |
写真
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両側から枝が多い、なかなか進めない。
ルートが杉が峰方向にずれていたようです。
感想
「花の南蔵王」を堪能しようとこのコースを立案したのは、2020年春。その年も次の年も緊急事態宣言発出中などで延期を繰り返し、ようやく3年目にして実行することが出来ました。
出だしの横川林道歩きが難点ですが、芝草平に突き上げる大柳沢を登って、花真っ盛りの稜線を縦走し不忘から登山口へと戻る、「沢、湿原、花、縦走」と欲張りなルートです。
朝、四時半南蔵王登山口を出発、直前にイノシシの親子（4頭）が近くを通り過ぎヒヤッとしました。野生のイノシシの成獣を見たのは初めてです。
2時間の林道歩きで大柳沢に到着、沢に沿って歩き始めます。初めて履くラバーソールの沢靴での歩き方に慣れず、苔の付いた岩などで何度かスリップするなど、思いのほか行程がはかどりません。F1,F2と初めのうちは遡行図を付けながら登っておりましたが、だんだんいい加減になって結局止めてしました。
ただ、いくつかの深い釜と2つの滝は巻きましたが、あとはほぼ水線近く登ることが出来ます。ちなみに先人の記録（仙台YMCA山岳会 やまびと21号）ではF�發�13、その他F状と云うのが2か所記載されておりました。
1,300mから1,450m位まで沢床が急になり、その傾斜が落ちると細い流れの上を木の枝が覆い潜ることもできず踏み越えるのも大変という状況が続き閉口していると、ナビが「ルートをはずれた」とのアナウンス。高みに登って眺めると、右手に草原が広がっており、杉が峰方向に行く溝に入り込んだようです。小さな溝を一本越えてようやく芝草平の一角にたどり着きました。
草原と池塘、咲き誇る花々と一気に出た疲労感で夢遊病者の様な有様で芝草平のデッキにたどり着きました。
ゆっくりして居たかったのですが、当初の予定より大分遅れていたので、不忘山に向け重い腰を上げました。
午前中は陽射しもあり展望もそこそこあったのに、空は曇りガスも沸いて期待した南蔵王の展望は得られませんでした。でも足下には絶え間なく花が咲きついついカメラ休憩となってしまいました。
芝草平〜南屏風の間は、すれ違う方も多かったのですが、不忘山は静かな頂。
今回の山行、やや強硬軍だったのですが、何とか宿願を果たせた満足感でいっぱいです。でも、翌日は腿、二の腕が猛烈な筋肉痛でした。
※ちなみにルート図は、ナビが途中で沈黙し、ログも停止してしまったので、芝草平以降は手入力です。
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