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記録ID: 4423854
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沢登り
道北・利尻

北見富士(丸瀬布川 十三の滝)

2022年06月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.9km
登り
925m
下り
918m

コースタイム

日帰り
山行
9:15
休憩
0:22
合計
9:37
5:34
52
スタート地点
6:26
0:00
160
砂防ダム
9:06
0:00
120
720m二股
11:06
11:28
99
13:07
0:00
83
720m二股
14:30
0:00
41
砂防ダム
15:11
ゴール地点
天候 曇り 時々晴れ 時々雨
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丸瀬布川沿いの林道は・394の少し先(奇城岩の南)まで通行可
その他周辺情報 マウレ山荘ポッケの湯 日帰り入浴600円
・394の先の林道崩落地点から出発。
・394の先の林道崩落地点から出発。
崩落地点を越えて藪に覆われた林道を進む。
何か出てきそうな雰囲気だ
崩落地点を越えて藪に覆われた林道を進む。
何か出てきそうな雰囲気だ
奇城岩橋を渡る。そういえば奇城岩の姿を見ることは無かった。
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奇城岩橋を渡る。そういえば奇城岩の姿を見ることは無かった。
続いて清流橋。
林道の終端付近にも崩落あり。
林道の終端付近にも崩落あり。
地形図で道路から徒歩道の表記になって200mほど行ったところに砂防ダムがあった。これを右から巻いて越える。
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地形図で道路から徒歩道の表記になって200mほど行ったところに砂防ダムがあった。これを右から巻いて越える。
砂防ダムを越えて入渓するとすぐに一の滝が現れた。
直登するか迷ったが、かつての遊歩道の痕跡を探すために左岸の斜面を登ってみる。
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砂防ダムを越えて入渓するとすぐに一の滝が現れた。
直登するか迷ったが、かつての遊歩道の痕跡を探すために左岸の斜面を登ってみる。
左岸を少し登ると、確かに踏み跡っぽいものがある。これを使ってみることにした。
左岸を少し登ると、確かに踏み跡っぽいものがある。これを使ってみることにした。
唯一残っていた看板「二の滝→」。
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唯一残っていた看板「二の滝→」。
三の滝は確認できず、四の滝。
三の滝は確認できず、四の滝。
五の滝も飛ばして?六の滝。
30mくらいあり、ここが一番落差が大きい。
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五の滝も飛ばして?六の滝。
30mくらいあり、ここが一番落差が大きい。
遊歩道と呼ぶには険しすぎるし、藪漕ぎになるところもあったが、踏み跡はそこそこ残っていた。
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遊歩道と呼ぶには険しすぎるし、藪漕ぎになるところもあったが、踏み跡はそこそこ残っていた。
六の滝を越えると道の痕跡がほとんど無くなってきたので沢に降りることにした。
六の滝を越えると道の痕跡がほとんど無くなってきたので沢に降りることにした。
岩はヌルヌルしていて滑りやすく、底が見えなくて歩きづらい。
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岩はヌルヌルしていて滑りやすく、底が見えなくて歩きづらい。
七の滝。数段になっていて、下のほうは難なく登れる。
七の滝。数段になっていて、下のほうは難なく登れる。
七の滝の上段。ここは直登するのは難しい。
胸まで水に浸かりながら滝壺を進み、右岸の斜面から巻いて越えた。
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七の滝の上段。ここは直登するのは難しい。
胸まで水に浸かりながら滝壺を進み、右岸の斜面から巻いて越えた。
八の滝。
このあたりからは小滝が続く。
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八の滝。
このあたりからは小滝が続く。
九の滝。
十の滝。
720m二股を右に進み、北見富士へ。
どうせなら十一〜十三の滝も見ておけば良かったかも・・・
720m二股を右に進み、北見富士へ。
どうせなら十一〜十三の滝も見ておけば良かったかも・・・
720m二股からは沢は細くなり、水流も減ってきた。
滝は小さなものが少しある程度で、難しいところはない。
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720m二股からは沢は細くなり、水流も減ってきた。
滝は小さなものが少しある程度で、難しいところはない。
1000m二股?は水流のある左へ。
1000m二股?は水流のある左へ。
1020mからは右に続く細い水流と別れ、ピークまで直線的に進む。
部分的に藪の薄いところもあり、藪漕ぎはそれほどきつくなかった。
1020mからは右に続く細い水流と別れ、ピークまで直線的に進む。
部分的に藪の薄いところもあり、藪漕ぎはそれほどきつくなかった。
北見富士(1306m)到着!
山名が書かれた看板は無かった。
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北見富士(1306m)到着!
山名が書かれた看板は無かった。
二等三角点「大山」。
ちなみに、北見市のほうの北見富士は点名「三角山」。
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二等三角点「大山」。
ちなみに、北見市のほうの北見富士は点名「三角山」。
西側の眺望。
天塩岳〜前天塩岳だと思われる。
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天塩岳〜前天塩岳だと思われる。
右寄りにチトカニウシ山?と、奥に雪の残る大雪山系の山々。
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右寄りにチトカニウシ山?と、奥に雪の残る大雪山系の山々。
道東方面の山も薄っすら見える。視程が良ければオホーツク海まで見渡せるんだろう。
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道東方面の山も薄っすら見える。視程が良ければオホーツク海まで見渡せるんだろう。
景色を堪能して下山。
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景色を堪能して下山。

感想

北見富士という名前の山は二つある。一つは北見市にある1291mの山で、道新「北海道の百名山」にも選ばれており、2019年2月に登頂済み。国道39号からすぐ見える位置にあり、夏でも冬でもアプローチしやすい。
そしてもう一つが今回登った紋別市・遠軽町・滝上町の境にある1306mの山。北側の廃登山道か、南側の十三の滝からのルートがあり、今回は十三の滝から行ってみた。


前日は丸瀬布の道の駅で車中泊してから出発。上丸地区の集落を過ぎたあたりで道路の真ん中に熊が・・・。やっぱり濃いエリアなのか・・・と思って緊張感が高まる。林道の崩落地点から歩き出すが、藪に覆われた林道も熊糞が多数落ちていて、いかにも出てきそうな雰囲気で怖かった。

砂防ダムの先からはかつて滝見物のために整備されていたという遊歩道の跡を辿ってみた。うっすらとした踏み跡のようなものは六の滝の先まで残っていた。部分的に道が消失していて藪漕ぎになるところも多いし、踏み外すと滑落しそうなところもあって、もはや遊歩道と呼ぶには無理がある気がする。

踏み跡が消失したところで沢に下りる。この沢は全体的に岩がヌルヌルで滑って歩きづらい上、河畔にはトゲのある藪が多く生えていて面倒だった。釜は中を行くかへつるか、滝を直登するか巻くか、判断に迷って無駄に時間を使ってしまった。経験が足りない・・・。

1020mで水流から離れ、薄くなったり濃くなったりする藪を50分ほど漕ぎ、最後に岩場をよじ登るとそのまま山頂に着いた。北見市の北見富士とは違い、開けていて眺望はとても良かった。辺りには山しか見えず、道北の山の奥深さを実感。

沢を下りきった頃に雷が鳴りだし、本降りの雨になった。雷の音と熊の気配にビビりながら林道を戻って下山。マウレ山荘の温泉で生き返った。


このルートは一の滝から沢を遡行したほうが楽しめるのだろうけど、遊歩道跡を活用しても十分緊張感のある山行だったと思う。ピークハントよりも縦走が好きな自分としては、この山にもう一度登るなら積雪期に北見峠からチトカニウシ山〜雄柏山経由で行ってみたい。

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