銀座の沢から大千軒岳(千軒平の先まで)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
07:40 奥二股登山口
08:35 広い川原
09:40 金山番所
09:50 千軒銀座
11:00 千軒平-大千軒岳コル
11:10 引き返し点
11:30 千軒平
11:50 千軒平(発)
12:20 千軒銀座
12:25 金山番所
13:15 広い川原
14:40 奥二股登山口
15:20 住川林道通行止めゲート
天候 | 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道入り口から奥二股登山口手前約3Kmのゲート前に車をデポしました。 ゲートは閉じていて、その先は車では通行できません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
住川林道の通行は特に問題ありませんでした。 通行止めゲートから先の林道は崩落箇所が多数ありましたが、徒歩での通行で危険を感じるようなところはありませんでした。 狭戸の高巻道はほぼ夏道が出ていました。 広い川原の渡渉は冷たい雪解け水の中を裸足でわたりました。 広い川原を過ぎると、残雪の上の歩行になります。 銀座の沢は、稜線まで完全に雪がつながっていて、沢が開いている箇所もなく快適です。 全層雪崩は落ちる可能性のあるところは落ちきった感じでした。 簡易アイゼンを用意していきましたが、使いませんでした。 |
写真
感想
雪崩の危険がなくなり、かつ雪が稜線までつながっている今の時期だけ楽しめるという、銀座の沢から大千軒岳を目指しました。
奥二股登山口の3kmほど手前にあるゲートは閉じられていて、ゲート脇の広場に車をとめ、ここから登山口まで林道歩きです。
他には車はありませんでした。
ゲート通過後、すぐに崩落箇所があり、その先も左からのなだれの崩壊跡が何箇所かありました。
登山口で登山者カードに記入し、「観峡橋」をわたって知内川右岸に沿ってしばらく歩くと、狭戸(せばど)の高巻きになります。
大高巻の道は枝沢をいくつか越え、知内川に戻ってきたところが広い河原です。
ここまではほぼ夏道が出ていました。
ここで渡渉となりますが、雪代で水量は多めです。
わたしは、靴を脱いで裸足でわたりました。
水冷たい!
左岸に渡ったあとは残雪がでてきて、ほとんど雪の上を歩くことになります。
ざくざくのざらめで歩きやすいですが、ときどきズボッ! があります。
左岸沿いに雪の上をしばらく進むと、十字架のある金山番所に着きます。
金山番所を過ぎるとルートは左岸から流入する支流との間の尾根を少しへつるようにすすみ、ふたたび知内川にもどったところが千軒銀座です。
ここから銀座の沢にはいり、雪の上をひたすら登っていきます。
何箇所かデブリをこえて、上空の青空目指して気持ちのいい登行です。
雲がものすごい勢いでびゅんびゅん飛んでいます。
雪はまったく途切れることなく、1時間余りで千軒平と大千軒岳の間のコルに出ます。
稜線に出たとたん、西からの強烈な風に襲われます。
ここからいったんは大千軒岳を目指しますが、耐風姿勢をとらないと倒されてしまいそうな風が、進むほどにひどくなっていくので、すっかり戦意喪失し、山頂は断念することにしました。
いったん千軒平まで戻り、少し東側に下りると風はうそのように静かになり、ここでコーヒータイムとしました。
千軒平からは再び銀座の沢に入り、登路を戻って林道ゲートに帰着しました。
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