鳥海山スキー(象潟口-千蛇谷-新山)
- GPS
- 06:20
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
シール登高。雪のないところではツボ足登高
12:10 文珠岳
スキーでトラバース気味に千蛇谷に降り、その後シール登高
13:20 新山
13:55 新山出発
千蛇谷をスキー滑降
千蛇谷から尾根まで夏道沿いにツボ足で登り返し
扇子森手前のコルまで滑降
御浜小屋先までシール歩き
象潟口までスキー滑降
15:30: 象潟口
天候 | 天気: 晴 風: 尾根など場所によりやや強い。体感でmax 8-10m/s その他:紫外線強し weather: fine wind: strong at some area (e.g. on ridges), max 8-10m/s on my feeling other: strong UV rays |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
parked at Kisakata-guchi via Chokaisan Blue Line (which opens at 8:00 a.m.) |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根道は雪切れ場所多数。 上部では、雪面がクラスト気味のところあり。 千蛇谷は外輪山からのデブリが少しあった。 文珠岳から千蛇谷: ややクラスト気味。クラックに注意。 千蛇谷から尾根: トラバース注意。 |
写真
感想
<アプローチ>
今日は晴れということで予定通り鳥海山へ。鳥海山ブルーラインは8:00まで夜間閉鎖中なので、8時を過ぎてからゲートを通ります。どうも開門を待っていた車もあるようでした。
駐車場まで上り坂です。時折10%とある坂が出てきます。自転車で登るならインナーでと考えながら運転します。今年に入って全然乗ってませんがね。。10%というと自転車的にはなかなの坂ですが、あとで計算すると、arctan(0.1)=5.7度とスキーで考えると信じられないくらい緩いですね。
象潟口に行こうと思っていましたが、(山形側から入ったので)途中の吹浦口からの斜面が目に留まります。駐車場がほぼ埋まっているようでしたが若干空きがあり、計画変更して入ろうかとも思いましたが、予定通り象潟口まで進みます。
象潟口の駐車場に停めて出発準備をします。のんびりしていたので、出発できたのは9時過ぎくらいになってしまいました。
<登り>
「駐車場周辺のルートファインディング」が苦手なので、苦労するかなと思っていましたが、すんなり入り口がみつかりました。
早速板を履いてスタートします。が、すぐ雪が切れてしまいます。うーん、担ぎますか。。。吹浦口からにしておけばよかったんですかね??
白糸の滝と思われる滝が絶景です。しばし眺めたあと、危うくルートでないところに行きそうになりますが、夏道を進んでいきます。
しばらくすると雪がつながっているところに出たので、板を履きます。ここからしばらく高度を上げていきます。スキー歩きは楽です。
扇子森はトラバースで巻こうと思っていたので、適当なところでクライマーズレフト方向に進みます。風の通り道になるような場所では、そこそこ風が吹き抜けます。
扇子森の先のコルにうまく出ることができました。ほとんどの人は尾根道を行って、滑って降りてきたようです。
この先もシールで進んでいきます。一部急なところやスキーを脱がないと行けないところがありましたが、文珠岳に着きます。文珠岳先のコルから千蛇谷に降りられそうと遠くから見ていたので、スキーを履いて降りることにします。
距離を稼ぐためにスキーヤーズライト方面にトラバースしようと決めてドロップイン。クラックを避けながらトラバースしていきます。そこそこ斜度があり若干クラスト気味ですが、問題なくトラバースできました。(ホントは、真っ直ぐ降りたかったのですが、クラスト気味で、クラックがあったため逃げました。)
千蛇谷でシールを貼り、登っていきます。外輪山からデブリ、落石が少々あるので、若干内側を通りました。
途中、山頂方面に面白そうな(そして問題なく滑れそうなレベルの)斜面がありました。帰りには滑ろうと、そこの場所を覚えて登ります。昨年登った七高山も見ながら進みますが、去年より雪が少ないようです。。。
新山まで問題なく着きました。頂上で景色を見たりして休憩します。日本海が近いのがポイントですね。
<下り>
登りで見つけていたルートの入り口を探します。外輪山の景色の見え方から推測すると、意外に簡単に見つけました。
問題なさそうなので、スキーを履いて準備します。上部は岩が出ているところがあるので、滑走ルートは狭かったです。そこを過ぎると特に問題はありません。バーンを楽しみました。核心は入り口探しでした(笑)。雪が切れていると問題かもしれません。
その後千蛇谷を降りていきます。氷河のなかを滑っているみたいな気分です。(実際滑ったことはないですが。。)日本海に向けて滑り込んでいく、景色のいいルートです。
このまま千蛇谷を滑って行きたいところですが、気がかりは、谷から元のコースに復帰するところです。夏道のところで復帰しようと思い、少し偵察します。
スキーを担いで一部岩が出ている夏道を乗り上げます。そこからは、元コースへトラバースしていくラインです。雪が緩んでいるのでアイゼンはなしで行けますが、逆に足元が崩れやすくちょっと危険を感じました。スキーならなんともない斜度なのですが。。ヒヤヒヤしながら何とかトラバースを終えます>д<。もっとツボ足歩行の技術を高くしないとダメですね。。
ここからはスキーで扇子森のコルまで滑降します。行きは扇子森を巻きましたが、帰りは登り返します。ツボ足で担いでいる人もいますが、シールをつけて登り返しました。扇子森の頂上から、さらに御浜小屋先までシール歩行で進みます。
ここからはスキーで最後まで!広大な斜面を進むと、、大きな穴(直径3mくらい?)が空いている所やクラックが空いているところが度々出てきます。。(マージンを取って避けていきます。小さいクラックはその上をまっすぐ通過することも有りましたが。)
気持ちのいい斜面をどんどん滑っていくと、行きの雪切れ=尾根歩きが頭をよぎります。ギリギリまで滑りたいので、トラバースしながら、木を避けながら降りていくと、なんとかスタート地点に戻れました!よかったよかった。
昨年も行って快晴だった鳥海山でしたが、今年もいい天気でした。ありがとう〜!。(でも少し日焼けした>д< 日焼け止め塗ったのに)
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