六甲山(西滝ヶ谷〜最高峰〜横池)

2022年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,393m
• 下り: 1,389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:02
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:48

6:46 スタート地点
7:04 7:05 白鶴美術館
7:50 7:50 石切道登山口
7:59 7:59 五助ダム
8:01 8:01 五助山への分岐
8:10 8:10 住吉川下流側分岐
8:17 8:25 西滝ヶ谷方面分岐
10:50 11:04 水晶大滝
11:36 11:43 極楽渓分岐
11:45 11:45 岩塔状バットレス
11:56 11:57 極楽茶屋跡
12:34 12:35 六甲山
12:57 13:01 一軒茶屋
13:34 13:35 土樋割峠
13:38 13:39 本庄堰堤北側の分岐
14:17 14:17 西おたふく山分岐
14:28 14:29 西滝ヶ谷方面分岐
14:33 14:34 打越峠分岐
14:41 14:42 黒五谷
14:54 14:54 打越峠
15:08 15:20 横池（雌池）
15:30 15:30 横ノ池
15:36 15:37 風吹岩
15:47 15:47 薬大尾根分岐
16:18 16:18 甲南堰堤
16:24 16:24 昭内橋
16:29 16:29 森稲荷神社
16:35 ＪＲ甲南山手駅

天候

曇りのち晴れ

コース状況／危険箇所等

■西滝ヶ谷
目を凝らせばテープなどはあるけれども、その通り歩いても藪漕ぎは避けられません。(ルートを外すと、もっとヒドい藪漕ぎとなります。)棘植物が容赦なく手足顔を襲撃しますので、しっかりした生地のウェアと、夏は水量が多いので沢靴がお勧めです。藪漕ぎと堰堤越えが延々と続き、エスケープルートはありません。水晶大滝は、巻道を見たことがないので、滝の真横を岩登りすることになります。ヘルメット推奨。

写真

6/26 7:29

家からサンダル。山道も行きます。(このサンダルで最終的に痛い目に遭うとは…)

6/26 7:38

石切道登山口の手前は紫陽花ロードです。

6/26 7:39

見事な咲きっぷりです。

6/26 7:39

花弁のつき方も色合いもかわいいです💕

6/26 7:40

上品なホワイト。

6/26 7:40

フチがクルンと丸まった花弁。ツブツブな感じです。

6/26 7:40

色が鮮やか！

6/26 7:43

青紫色もキリっと美しいです。

6/26 7:49

ピンクがかった紫も可憐です。

6/26 7:50

石切道登山口を通過。

6/26 7:53

今度はオカトラノオの群生。

6/26 7:53

虎の尻尾に見える？

6/26 7:56

五助堰堤です。

6/26 7:58

五助堰堤を越えます。

6/26 7:59

この木道の雰囲気が○

6/26 8:01

木に温度計がぶら下げられています。

6/26 8:02

半円球の紫陽花の木。

6/26 8:02

色々な種類の紫陽花が入り乱れています。

6/26 8:02

ボリューム満点。

6/26 8:18

分岐を降り、ロープを伝って丸太橋を渡ります。

6/26 8:29

早々にヘルメット装着。

6/26 8:31

この分岐は左右両方に赤ペンキがありますが、ここは向かって右が正解と後で判りました。

6/26 8:32

向かって左にも踏み跡があり…

6/26 8:36

入渓できます。

6/26 8:36

テープもあります。藪対策のためサンダルから沢靴に履き替え。

6/26 8:43

低ダムだけにすんなり越えられましたが…

6/26 8:45

次の堰堤は高い！レコ地図の軌跡からすると、入渓が早すぎた？

6/26 8:51

最初の低い堰堤まで戻り、堰堤を伝って樹林帯に入り、ガシガシ這い上がると、さっきの分岐を向かって右側からのびているであろう踏み跡に出ました。

6/26 8:52

先ほど撤退した大きな堰堤越えます。

6/26 8:54

そうそう、去年はここから入渓しました。

6/26 8:57

沢歩きスタート！

6/26 8:59

この堰堤は右岸を巻く？

6/26 9:00

それとも左岸？とりあえず左岸(向かって右)に行ってみます。

6/26 9:13

藪に阻まれながら這い上がり堰堤を越えましたが、藪で降りられない⁉︎堰堤沿いに這い降りてみましたが、高低差があるので地上に降り立つのは無理。

6/26 9:23

生い茂る藪を漕ぎながら前進し、降りられそうなところを降りていくと…

6/26 9:24

河原に出ました！このルートで唯一、空が見える開放的な空間です。

6/26 9:25

再び沢。

6/26 9:30

沢に咲く紫陽花は地味ながら味わい深いです。

6/26 9:33

岩がゴツゴツしています。去年の反省を生かして沢靴、持ってきてよかった❣️

6/26 9:35

赤テープに従い、巻道を登ります。

6/26 9:36

テープとトラロープ。

6/26 9:37

崖っぷちのトラバースに滑落防止のトラロープ。

6/26 9:38

トラロープが続きます。

6/26 9:39

トラロープがのびる先は…せまっっ！ここ通れって⁈

6/26 9:44

ようやくトラロープが終わり、テープは藪へと誘います。

6/26 9:45

テープに従って進みます。

6/26 9:55

藪を掻き分け、再び沢に出ました！

6/26 9:55

ここにも紫陽花。

6/26 9:59

ピンク色の紫陽花も。

6/26 10:06

この堰堤は…

6/26 10:08

左岸側にトラロープがついています。

6/26 10:10

黄色のテープに従い…

6/26 10:14

トラロープの方向へ登っていきます。

6/26 10:14

トラロープの始点。

6/26 10:19

堰堤の上流側。こんな風に広々しているのは珍しい。ブッシュに阻まれるのが通常。

6/26 10:24

沢に浸かってる足は冷たくて気持ちいいです。

6/26 10:27

もはやヨレヨレですが沢歩きもちょっと楽しみます。

6/26 10:31

トラロープを伝って堰堤の左岸側を巻きます。

6/26 10:34

奥に滝が見えたと思ったら…高巻きするハシゴがちゃんとあります。

6/26 10:34

ハシゴの上はトラロープ。

6/26 10:35

崖を這い上がる途中でかわいいきのこ発見🍄

6/26 10:35

ロープと枝がグニャグニャ入り乱れています。

6/26 10:38

ロープを伝って高巻き道を行きます。

6/26 10:39

トラロープを伝って水平移動。

6/26 10:44

堰堤を越えたと思ったらまた堰堤。さて、この堰堤は…

6/26 10:45

右岸側にホチキス。

6/26 10:46

階段のテラスに足を置きながらホチキスを登ります。

6/26 10:47

だいぶ登ってきました。高度感あります。

6/26 10:47

堰堤を越えます。ん、標識に書き込み…？

6/26 10:47

「もうしこしで水晶大滝」
おっしゃ！もうしこし頑張るぞ〜

6/26 10:47

堰堤の上流側へホチキスで降りると…

6/26 10:51

水晶大滝とうちゃこ❗️

6/26 10:52

岩の上の木片に「水晶大滝」。

6/26 10:53

赤い岩壁を水が落ちていく様は壮観です。

6/26 10:59

緑色の苔に覆われた右岸側を登っていきます。

6/26 11:01

ロープや鎖はないので、岩に手足をしっかり置いて登っていきます。

6/26 11:09

滝の上流を引き続き遡行します。

6/26 11:14

堰堤の標識に「あと1右2右3右」の書き込み。終わりが見えてきてホッとします。

6/26 11:20

トラロープを伝って堰堤の左岸側を越えます(書き込みの「右」は向かって右の意味のようです)

6/26 11:22

ブッシュの中にキイチゴの群生🍓いくつか頂きました。自然な甘さで美味しい💚

6/26 11:25

六甲最深部の紫陽花、可憐です。

6/26 11:26

トラロープを伝って堰堤を越えます。

6/26 11:29

ホチキスを登って最後の(はずの)堰堤を越えます。

6/26 11:30

堰堤上の標識に「ラスト」、小さく「全山縦走路合流まで約20分位」の書込み。

6/26 11:30

ラストの堰堤をハシゴを伝って降ります。

6/26 11:35

さらに遡行していくと堰堤が現れましたが、もう堰堤越えはないはず。見回すと向かって左側に…

6/26 11:37

蟻地獄のようなザレ場の斜面にトラロープ。

6/26 11:38

テープもあります。

6/26 11:43

いったんヤセ尾根に乗りますが、尾根は藪に阻まれているので…

6/26 11:44

いったん尾根を外れ…

6/26 11:44

テープに従って行くと…

6/26 11:46

再び尾根にのり…

6/26 11:48

ロープウェー施設の残骸のところにでます。

6/26 11:57

沢靴からサンダルに履き替え、縦走路を行きます。

6/26 12:22

ウツギが迎えてくれます。

6/26 12:34

最高峰とうちゃこ❗️

6/26 13:10

下山は黒岩谷西尾根。思いがけず、ササユリ❣️

6/26 13:10

見事に満開です💕

6/26 13:14

ロープが付けられているのはありがたや…

6/26 13:15

ロープ様様です。

6/26 13:25

メタボチェッカー。

6/26 13:33

沢に降りてきました。ここから林道に出て、メインルートにのります。

6/26 13:50

魚屋道から住吉道に折れます。

6/26 14:02

住吉道では紫陽花とオカトラノオが群生していました。

6/26 14:32

睡蓮を見るため住吉道から打越峠方面へ折れます。

6/26 14:50

ニッコリ石😊

6/26 14:54

打越峠。

6/26 15:06

雌池が見えてきました。

6/26 15:08

ネッシーがいそうな雰囲気⁈

6/26 15:08

睡蓮です❣️

6/26 15:11

神々しい美しさです。

6/26 15:11

水に映った逆さ睡蓮も。

6/26 15:21

横池に移動します。

6/26 15:24

葉に覆われた水面から睡蓮の花が顔を出しています。

6/26 15:25

溜め息が出ます…

6/26 15:29

非日常の雰囲気に包まれています。

6/26 15:54

甲南山手へ進路をとります。サンダルの鼻緒が当たるところが強烈に痛くなってきて既にテンションダウン。「難路」にひるみ蛙岩は諦め、尾根道へ。

6/26 16:10

刻々と足の痛みはひどくなってきたので、緩やかな尾根道をとって正解でした。最後は谷道(難路)に合流し、ロード歩きを経てJR甲南山手駅へ。お疲れ様でした！

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

Buna-blue

西谷ヶ谷は昨夏、サンダルで痛い目に遭ったので、今夏は沢靴でGO❗️が、ルーファイ勘が鈍っており、入渓早々、撤退、藪漕ぎ…心折れかけましたが、意地でも進み、どうにかルート復帰。なのに藪漕ぎは相変わらず…棘植物と格闘しながら沢と藪を交互に進み、斜面を這いつくばって堰堤をいくつも越え…「もうしこしで水晶大滝」に大いに励まされ、水晶大滝に到達。達成感に包まれながら滝を眺め、滝に近づいて水の中に入ったら冷たーい❣️私が見る限り水晶大滝に巻き道はないので、滝のすぐ横を岩登り。ヘルメットをつけているとはいえ足を滑らせたら命に関わるので、緊張しながら慎重に。
縦走路に出たらサンダルに履き替え、最高峰登頂、横池で睡蓮鑑賞と、後半は極楽ハイキングのはずが…数ヶ月ぶりに履いたベッドロックサンダルの鼻緒が足に食い込み、痛みがひどくなってきて、緩めたらいいのにひたすら我慢して半泣きで帰宅😭
翌日、左足の親指と人差し指の間はズル剥け、さらに膝裏は直径10センチ大の赤い発疹？沢タイツを履いていましたが、あれだけ藪漕ぎしたのでどこかで毒虫が紛れ込んだのでしょう🐛
滝も睡蓮も感動でしたが、オチは散々の山行でした。トホホ…

コメント

483264

Buna-blueさん、今日は！
先日はレアな西滝ケ谷だったようでレポ拝見しました。
堰が多いようで巻くのも大変だと思います。
地図では破線コースになっており玄人好みの谷コースですね。。。
私は昨日、八つ淵の滝で今季初沢歩きでしたが、暑い夏は涼しいので８月まで
訪問が増えます。
それではどうか気を付けて！

Buna-blue

483264さん
コメントありがとうございます😊八ツ淵の滝に行かれたのですね〜。初心者でもドボンできる沢コースなので、私も夏の定番です❗️
沢は登山よりリスクが高いのでお互い気を付けて行きましょう〜