祝開通！大杉谷
三重県
奈良県
kaoritree
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 877m
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大杉渓谷登山口12：30→大日��12：45→京良谷出合13：40→千尋滝14：25→15：25シシ淵15：50→平等��16：19→16：51桃の木山の家
5/2（金）
桃の木山の家6：30→6：59七ツ釜滝7：01→7：34崩壊地→7：59光滝→8：11隠滝→8：40堂倉滝9：12→10：28堂倉小屋→10：34粟谷小屋10：50→11：05本道出合→11：12シャクナゲ坂→11：49シャクナゲ平→12：30日出ヶ岳13：00→13：30正木ヶ原→14：25大台ケ原バス停
| 天候 | 5/1(木）晴れ 5/2(金）晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
近鉄特急 鶴橋7：11→松阪8：41 \1560+1320 JR特急ワイドビュー南紀一号 松阪9：16→三瀬谷9：46 \580+650 道の駅 奥伊勢おおだい 大杉渓谷登山バス（エス・パール交通） 10：30→大杉峡谷登山口12時過ぎ エス・パール交通HP http://www.ma.mctv.ne.jp/~s-pearl/ 三瀬谷駅から道の駅おくいせおおだいまでの地図 http://エスパール交通.com/oosugikyoukoku/misedaniekimitinoekikanmap.pdf ＜帰り＞ 奈良交通バス 大台ケ原15：30 →大和上市16：30前（土日祝日は14：30発もあり）\2000+200 http://www.narakotsu.co.jp/rosen/rinji/2014spring_oodaigahara.html |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山バスの大杉停留所でトイレと登山届ができました。 ＜自家用車で大杉渓谷登山口へ行かれる皆さまへ＞ 登山口までの車道もとても道が狭く、落石しそうな所も多く、こちらの道の方もご注意を。 ＜大杉谷の道状況＞ 晴れていても、道は谷独特の濡れ道で、全体的にスリップ注意です。 あと、落石しそうな箇所もありましたので、響かせるような大声や物音をさせないようご配慮と、頭上にもご注意を。 シシ淵辺りの登山道が特に足幅ぐらいのトラバースが一か所だけあります。 もちろん鎖もありますので、気をつければ大丈夫だと思います。 二日間歩かせて頂いて、危険そうだと思われるところに、細かな気配りの整備を感じられました。 この場所を愛しておられる方々がお手入れをして下さっているおかげで、安全にこの自然美を楽しむことができました。 ありがとうございます。 場合によっては危険な時もあるようです。天気予報はもちろん、こちらで最新の情報をご覧下さいませ。 http://oosugidani.jp/ http://oosugidani.exblog.jp/ http://www.momonokigoya.jp/ ＜飲食店＞ 奈良側 大台ヶ原物産店でお土産と軽食あり ＜下山後の温泉＞ 杉の湯（奈良側） http://www.suginoyu.com/ 奥伊勢フォレストピア（三重側） http://okuiseforestpia.com/ |
写真
いきなり赤テープ通りに行ったらとんでもない傾斜の上り。発電所前の向かって右側→ここは違います！発電所脇の道を通ってここの登山口から上ります。
拍手発電所脇の道を通ってここの登山口から上ります。
感想
5/1（木）
家を六時過ぎに出発し、電車を乗り継いで、松阪、三瀬谷。
そこからバスを1時間半強。
6時間の列車の旅を経て着いたところは、関西の秘境、大杉谷。
ずっとずっと念願であった、大台ケ原〜大杉谷の開通！！！
皆さんのレポを拝読し、「高さにクラクラ」、「濡れた岩肌での緊張感」etcで、一人で歩けるか不安であったが、
『この開通で行かなければ！』と、一日前に山行を決めた。
そんなわけで過去最高の睡眠時間の少なさで臨んだ。
ゲートを過ぎて、睡眠不足を忘れさせられるほどの、いきなりの渓谷美！
目が覚めた！
濡れた岩肌を、鎖を持ちながら何度もアップダウンのしていく道をしっかりと歩く。
時々、苔むす森や、川の美しさ、滝の清々しさ、高い吊橋から見る蒼さに癒されながら。
バスでご一緒になったYさんやSさんと時々お話させて楽しませて頂く。
Yさんは関東から来られていた。
バリエーションルートをご自分で計画なされながらの山行は、大変興味深いお話だった。
そして、この大杉谷、「山と渓谷」に今回の開通が記事になっていたことを教えて頂いた。
この秘境が全国に知れわたる。
なんだか嬉しいような、少し悔しいようなwww
Sさんは名古屋から。
大きなカメラ、三脚持参。
夕食時にご一緒になって知ったのだが、素泊り＆美味しそうなお野菜までパッキングして35Lザックに納めていた。
雪山へも行かれるようで、今回ご一緒になったお二人は随分山に慣れた山屋さんだった。
初日は5時間ほど。
12時半に出発して、桃の木山の家には17時半頃到着予定。
歩き始めで攣った足をかばいながらゆっくり歩く。
日出ヶ岳まで14.1km、 登山口標高292m、日出ヶ岳標高1678m
累積標高（上り）1965m、（下り）609mとのこと。
標高差は、1400m弱ある。
しかも一日目の標高はそんなに変わらない。（桃の木山の家の標高は480m）
二日目、堂倉滝ぐらいから一気に上がるような感じだ。
この一気に日出ヶ岳に駆けあがる感がなんとも気持ちがいい！
千尋滝（せんぴろたき）
歩いて2時間ほどで大杉谷の最初の滝。
高い所からの迫力ある音に秘境感がますます深くなる。
この大杉谷エリアは、携帯電話は繋がらない。
三重県側からの最後の繋がる場所は、大杉センタ−だったと思う（登山口ではない）。
奈良県側は、日出ヶ岳周辺から。
この渓谷特有のずっと続くアップダウンが無心にさせ、気づいたらスタコラ歩くだけになってしまっていた。
気づいたら岩と鎖と下ばかり見ていたようなwww
シシ淵でゆっくりしたいのもあったのも理由の一つだった。
眠いだるさと闘いながらやっとのことで、シシ淵。
やっとのんびりできる。
全体的に注意が必要なのだが、このシシ淵辺りのトラバースが特に注意が必要かもしれない。
あまりゆっくりしていると眠たくなってきたので歩き始めた。
初日の見どころの最後は、平等�堯�
この手前の吊り橋が長くて高くて最高だった！！！
秘境感が半端ない！！
ここからCT40分ほどで桃の木山の家。
お風呂＆ご飯＆ビールが待ちきれないとばかりに急ぎ、到着。
小屋の吊橋の前で写真をYさんに撮って頂いたが顔が半分死んでいたww身体だけが元気そうで余計に痛々しかったwww
早速お風呂。
ヒノキ風呂！
かなり暑かったので大感謝！
もちろん石鹸は使用できないので♪
このような水が美しい所で石鹸は使いたくない！！
そして、ビール！夕ご飯はアルファ米と中華丼。
Sさんに頂いたおうどん！
YさんとSさんとまったりしながらお山のお話は最高に贅沢だった！！！
部屋に戻ると19時半。
もうすでに眠っておられる登山者の方がいたので、荷物整理は翌朝にして、翌日の山行の確認。
するはずが、途中で就寝・・・
こう見えて繊細なので山小屋では眠れないのだが、この日はよーく眠れた。
寝不足に感謝。
5/2（金）
うっかりお寝坊さん♪
5時半。
起きたら横はいなかった。よく眠れた。
みなさん、お早いなあ。
30年ぶりの東大台に行けたらと思い、せっせと支度。
もうすでにテーブルは満席。
小屋前のチェアで朝のパン。
この日の見どころは、日本の滝百選の『七ツ釜滝』、そして、『堂倉滝』
シャクナゲの時期には、シャクナゲも見どころの一つになるだろう。
6時半出発。
桃の木山の家。
スタッフさんが見送ってくださった。
また来たいと思う小屋だった。
あたたかいおもてなしに感謝。
朝の渓谷は鳥さんたちの声がにぎやかで気持ちがいい。
朝早すぎたのがまずかったか。。。
七ツ釜滝が少し薄暗かった。
滝に日が入る時間の方が美しいかもしれない。
崩壊地を見た時の驚き。
自然とは恐ろしい。
ここを歩けるようにして下さった方々にもお礼を申し上げたい。
光滝、隠滝、与太郎滝。
そして、吊橋を渡る途中で、左側からまぶしい光に照らされた、堂倉滝。
少しの時間で景色が変わっていく。
何時までも居たいが、あと4時間半は先があるのと、東大台も！と欲が出てきたので、ここからの急登に備えてカロリー補給と水分補給。
コブシの咲く急坂を、Yさんと山話で楽しみながら歩いた。
Sさんはまだ来られなかったので、すてきな写真を撮られているのだろうと二人で話していた。
ここからの写真が極端に少なくなった。
黙々と歩いていたようだ。
堂倉避難小屋まで来て、そして、近くの粟谷小屋にトイレ・美味しい水をお土産にと立ち寄った。
ここからの道はひたすら上って、登山本道に合流した。
ここからもかなりの急坂。
シャクナゲ坂なのだが、ここに咲いているとシャクナゲトンネルのようになるような感じだった。
まだ蕾だったのでここも極端に写真がない。
東紀州テンマウンテンのグループの方々にやっと追い付いた。
いろいろと教えて頂いて楽しみが倍増した。そして、ますます、ここの山域が大好きになった。
山の先輩方には教わることが多い。
最後の日出ヶ岳への急登も暑かった。
上りきったところは、大峰の山々が出迎えてくれた。
さて、ここから大蛇�瑤蝋圓�たかったのだが時間的に厳しいため、正木ヶ原まで行って尾鷲辻からビジターセンターに向かい、バスの時間一時間前に到着。
残ったパンでお昼ご飯＆ビールで乾杯。
今度はシャクナゲの時期か、紅葉の時期に来たい！！
この、大杉谷、ヤマレコをupしたいようなしたくないようなwww
これは裏岩手の時も書いていましたね。
本当に山が好きな人にきてほしいです。
コメント
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平等�瑤虜膿卦�録
kuni78 さん
kaoritreeさん こんばんは♪
大杉谷は高校時代からの憧れ。
当時は、秘境中の秘境として、紹介されていました。
いつかはと思いながらも、山から遠ざかっていたこともあり、
気が付けば、吊り橋の事故の後は、台風による崩壊で通行止め。
以後、なかなか開通しないので、半ばあきらめていました。
今回の開通のあとで行かれたkaoritreeさんや他のユーザーさんの
レコからも素晴らしさが伝わってきます。
ああ早く行きたいです
こんばんは。
コメントありがとうございます！
staygoldさんはお好きだと思っていました！
ぜひぜひ！
やはり、林道も登山道も落石チックなところもありましたし、
この山行の二日前の雨の時に計画なされていたグループの方も、日程をずらされたとおっしゃっていましたし、やはり、不安定な道であることは変わりないと思われました。
シャクナゲの五月中旬から下旬か、秋にいいかもしれません。
台風が来たりするとどうなるか。。。ってこともありえますね。
今回、「山と渓谷」やフリー雑誌にも載せられていたようですね。10年ぶりの復活に皆さん歓喜でした！
こっちにアップしてたん気付かんかったー
もう９月やし^^;
ここはいいですねぇ〜
山と一体になれる場所ですんごく好きです
これからの季節も紅葉がキレイですよ
アメブロとあまり変わりないですがさせて頂いていました
今度は紅葉の時期も行きたいですね！
さすが、関西の秘境です！！
kawasemiさんのhentai大杉谷のレポもすごかったけど、今回のジャンもすごすぎますね
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