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記録ID: 4439544
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ハイキング
中国

秋吉台 - 花泥棒と花の妖精の戦い【閲覧注意】

2022年06月27日(月) [日帰り]
 - 拍手
Hans-R1 その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:13
距離
3.6km
登り
134m
下り
135m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:18
休憩
0:55
合計
2:13
12:10
26
12:36
13:31
52
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
『長者ヶ森』駐車場を出発
『長者ヶ森』駐車場を出発
地獄台を目指す
しばらく歩いていると何か不穏な空気が漂ってくるように感じた
しばらく歩いていると何か不穏な空気が漂ってくるように感じた
あの時見た写真が記憶の中に蘇る
あの時見た写真が記憶の中に蘇る
『地獄台』に着いた
2022年06月27日 12:35撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
6/27 12:35
『地獄台』に着いた
「ん?あれは...」
1
「ん?あれは...」
「花泥棒だっ!」
その瞬間、遠のく意識
1
「花泥棒だっ!」
その瞬間、遠のく意識
花の妖精@激怒モード「私は花の妖精、花泥棒はユ・ル・サ・ナ・イ」
「許さない」(クリステルかよ!)
花泥棒「ぎゃぁあああああ!!!」
1
花の妖精@激怒モード「私は花の妖精、花泥棒はユ・ル・サ・ナ・イ」
「許さない」(クリステルかよ!)
花泥棒「ぎゃぁあああああ!!!」
花泥棒「なんだアイツは!?」
妖精「おーほほほ!逃がさーん!」
1
花泥棒「なんだアイツは!?」
妖精「おーほほほ!逃がさーん!」
花泥棒「近寄んなっ!気色悪ぃ!」
妖精「あふっ!痛いっ!でも気持ちいい!」
花泥棒「近寄んなっ!気色悪ぃ!」
妖精「あふっ!痛いっ!でも気持ちいい!」
妖精が不思議な力を使い、触れずして花泥棒を投げ飛ばした!
花泥棒「ふぎゃ!」
妖精が不思議な力を使い、触れずして花泥棒を投げ飛ばした!
花泥棒「ふぎゃ!」
妖精@平穏モード「自然の花はそこに咲いてこそ美しいのです」
1
妖精@平穏モード「自然の花はそこに咲いてこそ美しいのです」
妖精「変なカッコさせられたけどー」「変なカッコさせられたけどー」「まんざらでもなーい♪」「まんざらでもなーい♬」
2
妖精「変なカッコさせられたけどー」「変なカッコさせられたけどー」「まんざらでもなーい♪」「まんざらでもなーい♬」
「痛たたた...ど、どうしんだ?」
「痛たたた...ど、どうしんだ?」
「そうか...花泥棒を見つけた時、急に意識がなくなって...」
「そうか...花泥棒を見つけた時、急に意識がなくなって...」
私「あの、あなたは?」
女性「倒れていたので介抱してました...(花泥棒なんかしてないですよ)」
私「あの、あなたは?」
女性「倒れていたので介抱してました...(花泥棒なんかしてないですよ)」
カキラン「私は花の妖精、花泥棒はユルサナイ...」
私「え?」
カキラン「私は花の妖精、花泥棒はユルサナイ...」
私「え?」
カキラン「....」
私「花が...しゃべった?いや、気のせいか、しゃべるわけないもんな」
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カキラン「....」
私「花が...しゃべった?いや、気のせいか、しゃべるわけないもんな」
R1「お礼に一杯🍺いかがですか?」
marron「喜んで🍷」
R1「お礼に一杯🍺いかがですか?」
marron「喜んで🍷」
marron「かんぷわぁーい🍷」
marron「かんぷわぁーい🍷」
R1「かんぱーい🍺」
R1「かんぱーい🍺」
※脚が長く見えるように撮れとの指示
1
※脚が長く見えるように撮れとの指示
花の妖精カッキー「山野草の盗掘は止めましょう!」
1
花の妖精カッキー「山野草の盗掘は止めましょう!」
おしまい
※茶番にお付き合い頂きありがとうございました(笑
1
おしまい
※茶番にお付き合い頂きありがとうございました(笑
撮影機器:

感想

【本編に入る前に】
・小さなお子さまが見ると、夢に出るかも知れない刺激の強い画像があります。
・余りに馬鹿馬鹿し過ぎて、フォローを外したくなる可能性があります。
・飲食中の閲覧は口の中の物を吹き出して、周囲に多大な被害を及ぼす恐れがあります。

これらのことをよく踏まえてから、下へお進みください。
少しでも不安がある場合は読み進めることを止め、戻ることを選択してください。
それではどうぞ( ̄ー ̄)ニヤリ





【本編】
一睡も出来なかった夜勤明け。
眠気はあったが、風の無い時にもカキラン見ておきたいわなーと思い立ち、秋吉台へ向かう。
長者ヶ森の駐車場を出発し、先日と同じコースで地獄台を目指して歩き出す。
蒸し暑い。

しかし...
「蒸し暑さとは違う、妙な空気が地獄台の方から漂ってる気がする...」
何か得体の知れない恐怖に心の一部を支配された感じがした。

ふと、遠い昔に見た一枚の写真の存在を思い出した。
確か小学4年生の晩秋、親族の結婚式のために行った天草の婆ちゃん家から広島へ帰る途中のことだった。
折角だからと秋吉台と秋芳洞を観光して帰ろうという話になったのだ。
あの頃は『秋芳洞』を「あきよしどう」とは呼ばず、「しゅうほうどう」と呼んでいた気がする。
それはいいとして。
秋吉洞から駐車場に戻る時、周りのお土産屋と比べて明らかに寂れた、大理石を土産物としている店のガラス窓に貼られた写真に私の目は釘付けになった。
貝殻ビキニの武田久美子のグラビアではなかった。
ましてや、ビール会社の ”水着でジョッキ🍺" なポスターでもなかった。

ちなみにその店先に並んだ大理石の板には『根性』『秋芳洞』『努力』などといった言葉が墨書きされていた。
これを自分で買って飾る分にはイイケド、これを貰った人は扱いに苦慮するだろうなぁ...と思ったが、それが他の土産物屋との差だろうことまでに思いは至らなかった。

釘付けになったセピア色のその写真には『草原の中に両手を上げて立つ何か』が写っていたが、画質が荒く不鮮明だった。
服なのか体なのか分からない表面は斑模様で、頭部はカリフラワーのようだった。
ネッシーを写したといわれたアノ写真のような、当時の子供なら誰でも知っている『世界の七不思議図鑑』に出て来るような不気味な雰囲気があった。
その不鮮明さが子供の想像力をより強く搔き立てた。
怖いもの見たさもあり、暫く写真を見つめていたが、突然「ダメ!」という本能のような囁きが聞こえた。
耳で聞いたというより、もっと奥、脳に直接飛び込んでくるような感覚だった。
我に返った私はそこから逃げるように走り出し、遠く先へ進んでいた両親の元へと追いすがった。

そして意識は現在に戻る。

『地獄台』に着いた時、そこには花泥棒が居た。
あからさまな唐草模様の風呂敷包みを背負い、石灰岩の向う側でスコップとビニール袋を握りしめていたのだ。
「カキランを盗掘しているっ!」
瞬時に悟った。
...と同時に、再び意識が遠のいていくをの感じた。
先ほどは思いに耽るといったものだったが、今回は酸欠で気を失うような ”落ちる” というものだった。
遠のく意識の中、あのセピアの写真だけがハッキリとした輪郭で浮かび上がってきた。

そこから先のことは覚えていない。
気づいたら、すぐ近くにハイカーが居た。
女性だった。
倒れていた私を心配して、介抱していたという。
私はお礼にと、半ば無理矢理ノンアルコールワインを渡し、照れを隠すように乾杯をした🍷🍺
駐車場へと戻り、その女性と別れた後、腰辺りに痛みがあることに気付いた。
意識を失って倒れた時に石灰岩で強打でもしたのだろうか。
...でも、おかしい。
意識が無くなる時、近くに石灰岩はなかったし、血も出ていない。
帰宅してシャワーを浴びつつ鏡に映る腰に目をやると、青あざが出来ていた。



【出演】
花泥棒:marron
花の妖精カッキー:R1
花の妖精カキラン:カキラン
意識を失う男:R1
介抱した?女:marron


企画:スタジオmarron
脚本:marron、R1
撮影:marron、R1
照明:蕪式がいしゃ曇りがちの太陽
録音:アイフォーン1/4
美術:marron、R1
音楽:風の音鳥の声
編集:R1
演出:marron
演出補:R1
衣装:marron
小道具:marron
殺陣指導:marron


監督:marron




【おしまい】



※この活動記録内容は、フィクションです❗
山野草などの盗掘を戒める目的でmarronさんの発案、企画、演出、撮影で製作したものです👍
衣装や小道具は全て、全てmarronさんが準備してくださいました(笑
また、登場する地域名や土産物はある程度事実ですが、ある程度は作り話です。

良い子のみんなは、自尊心や羞恥心、名声などなど、色んなものを失う可能性があるので真似しないで下さい。
真似する場合は周囲の人目に十分注意を払い、万が一目撃されても自然な言い訳が出来るよう、台詞の準備をしておくことをお奨めします。
また、その際に目が泳いだり、どもったりすると怪しまれるので、堂々と対応するよう努めましょう。

なお、失うものがあれば得るものもあるわけで、新しい自分、新境地が目の前に広がることでしょう🤣

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