記録ID: 4448609
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沢登り
金剛山・岩湧山
金剛山・高天谷
2022年07月01日(金) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 691m
- 下り
- 626m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
下山は千早の金剛登山口BSから南海バスで河内長野駅前へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【高天谷】 水量は時期によっては少なそうだが、この日は梅雨明け直後で平水、またはやや多めか。異常に雨の少ない梅雨だったが、遡行にはちょうど良い水量であった。花崗岩質でゴルジュ風の渓相に、フリーソロでも登れる程度の滝が連続する、ほど良い手軽さの沢。堰堤は一か所。高巻きなし。人工林も少なく、景色は可。泳ぎはない。全体を通して倒木が多いほか、二か所ほど左岸の崩壊地跡で鬱陶しい区間があるが、左俣は郵便道まで藪漕ぎなく合流できる。六甲の沢とも似た渓相に感じる。 ・右岸へ渡渉する郵便道と分かれて、高天滝は左岸のアルミ梯子を利用する。滝上に降りたところで入渓準備。いくつか小滝がある小さなゴルジュ状。やがて背後に堰堤を控える3mほどの美瀑に突き当たる。堰堤とまとめて右岸から巻き。古びたロープはあるが、使わず木の根や岩角を掴んでへつるように登る。 ・堰堤上は穏やかだが、すぐに6~7mの倒木が寄りかかる直瀑。岩壁に囲まれているがどうやら巻けるらしい。今回は流心直登を選択。一番の難所であった。猛暑日なので、頭から濡れるのは歓迎だが、一番下と中段で2度ムーブに詰まる。ビレイヤーがいれば念のためロープは出すべきだと感じた。滝上は小滝が連続し、右岸から水量のある支流が入る二俣になる。そのすぐ先が右岸の大崩壊地。 ・崩壊してから時が経ち、背丈以上の草本が伸びきっている。流れに沿ってくぐりぬけるも、くもの巣が非常に厄介。気にせずにはいられないので一々払いながら進んでいく。ようやく抜けると再びゴルジュ風の様相になり、核心の連瀑帯へ突入する。 ・連瀑帯は楽に登れる程度の滝しかない。2,3mの小滝の中、大岩を抱く段瀑や5mほどの直瀑も現れる。ハイライトは緑の一枚スラブが美しいトユ状4段の滝か。終盤にほとんど崩れた堰堤跡がある。やがてそのまま標高780mの奥の二俣に到達する。 ・奥の二俣は倒木や土砂で煩雑としている。水量はほぼ1:1で、左俣はすぐに2段20mの大滝。ここまで来れば水量が減るが、増水時の迫力は期待できるだろう。流心の左手をフリーで登る。さほど難しくないが、あまり手触りがよくない。その後も滝はあるが水量は少なく、倒木をくぐって抜けていく。やがて植林帯に入ると、しばらくして全く水がなくなってしまい、間伐とシダの上を歩けば郵便道に合流する。 |
写真
装備
個人装備 |
60mシングルロープ
ハーネス等ガチャ類
|
---|---|
備考 | ※緊急時の懸垂脱出用に持っていくもやはり使わず。そもそも60mはオーバースペックである。 |
感想
今シーズン沢初めは金剛山の高天谷で。6月多忙につき、とうとう7月になってしまった。今年は何本行けるだろうか。
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