記録ID: 445493
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ハイキング
比良山系
キタダカ道から蓬莱山 <古道に抱かれ新緑を愉しむ>
2014年05月10日(土) [日帰り]


コースタイム
JR志賀駅 07:39−(0:11)−樹下神社 07:50−(0:06)−キタダカ道登山口 07:56
−(0:21)−大堰堤 08:17〜21−(0:06)−びわ湖バレイPから合流 08:27
−(0:33)−休憩ポイント 9:00〜05−(0:22)−天狗杉 9:27
−(0:38)−クロトノハゲ 10:05〜23 <行動食休憩>
−(0:18 撮影 0:02)−真心の塔 10:41〜43−(0:12 撮影 0:02)
−天命水 10:55〜58−(0:13)−蓬莱ゲレンデ・水仙畑 11:11
−(0:19 撮影 0:03)−蓬莱山頂 11:30
<散策・撮影休憩 0:23>
蓬莱山頂 11:53−(0:30 通過待ちなど0:03)−大崩落箇所 12:23
−(0:02)−金比羅峠 12:25−(0:36)−林道合流 13:01〜14 <行動食休憩>
−(0:19)−金比羅神社名水 13:33〜37−(0:09)−金比羅道登山口 13:46
−(0:20)−湖西道路交叉 14:06−(0:19)−JR蓬莱駅 14:25
登高合計(JR志賀〜天狗杉〜クロトノハゲ〜蓬莱山頂)
231min 3時間51分 純歩行 192min 3時間12分
下山合計(蓬莱山頂〜金比羅峠〜JR蓬莱)
152min 2時間32分 純歩行 132min 2時間12分
行動総計 383min 6時間23分 純歩行総計 324min 5時間24分
山行総計 406min 6時間46分
※JR志賀〜BバレイP合流 48min(純歩行 44min) / CT 50min
※合流〜天狗杉 60min(55min) / CT 50min
※天狗杉〜クロトノハゲ 38min / CT 40min
※クロトノハゲ〜蓬莱山頂 67min(55min) / CT 65min
※蓬莱山頂〜金比羅峠 32min(29min) / CT 30min
※金比羅峠〜神社〜JR蓬莱駅 120min(103min) / CT 120min
−(0:21)−大堰堤 08:17〜21−(0:06)−びわ湖バレイPから合流 08:27
−(0:33)−休憩ポイント 9:00〜05−(0:22)−天狗杉 9:27
−(0:38)−クロトノハゲ 10:05〜23 <行動食休憩>
−(0:18 撮影 0:02)−真心の塔 10:41〜43−(0:12 撮影 0:02)
−天命水 10:55〜58−(0:13)−蓬莱ゲレンデ・水仙畑 11:11
−(0:19 撮影 0:03)−蓬莱山頂 11:30
<散策・撮影休憩 0:23>
蓬莱山頂 11:53−(0:30 通過待ちなど0:03)−大崩落箇所 12:23
−(0:02)−金比羅峠 12:25−(0:36)−林道合流 13:01〜14 <行動食休憩>
−(0:19)−金比羅神社名水 13:33〜37−(0:09)−金比羅道登山口 13:46
−(0:20)−湖西道路交叉 14:06−(0:19)−JR蓬莱駅 14:25
登高合計(JR志賀〜天狗杉〜クロトノハゲ〜蓬莱山頂)
231min 3時間51分 純歩行 192min 3時間12分
下山合計(蓬莱山頂〜金比羅峠〜JR蓬莱)
152min 2時間32分 純歩行 132min 2時間12分
行動総計 383min 6時間23分 純歩行総計 324min 5時間24分
山行総計 406min 6時間46分
※JR志賀〜BバレイP合流 48min(純歩行 44min) / CT 50min
※合流〜天狗杉 60min(55min) / CT 50min
※天狗杉〜クロトノハゲ 38min / CT 40min
※クロトノハゲ〜蓬莱山頂 67min(55min) / CT 65min
※蓬莱山頂〜金比羅峠 32min(29min) / CT 30min
※金比羅峠〜神社〜JR蓬莱駅 120min(103min) / CT 120min
天候 | 朝方のみ薄曇、あと終日快晴 稜線〜山頂部は強風の吹きッ曝し(大津市に強風注意報発令中) 体感10℃以下 往路標高900m付近から下山途中まで終始ウインドブレイカーと手袋着用。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR湖西線・蓬莱駅→摂津本山駅(新快速・山科乗換) 所要 1時間35分 \1,660 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○JR志賀〜樹下神社〜キタダカ道登山口〜大川堰堤〜びわ湖バレイP合流 国道を越え、神社前を右折(道標あり)して緩やかに登ると登山届BOXと案内板。 湖西道路をくぐり、右折した所に「←木戸登山口(キタダカ道記載なし)」の標識。 登って大きな堰堤を巻いたあと、10分強で、びわ湖バレイ駐車場からの道と合流。 ○合流点〜天狗杉 ただひたすら、約1時間に亘って、えんえんと続くつづら折れを辿ります。 辛くないと云えばウソになりますが、登りの傾斜は常に一定に保たれていて ペースを乱さず登高できるため、ひどい疲れは感じませんでした。 「さすがは古道!」といったところです。 ○天狗杉〜クロトノハゲ これまでの暗い植林帯が、明るい広葉樹林帯に変わる開放感は格別でした。 相変わらず長いピッチのつづら折れが続きますが、尾根に乗ってしまわず しばらく意図的に稜線直下をトラバースしながら、ジワジワ高距を稼ぐ感覚。 その後、尾根に乗った途端に強風に見舞われたため、たまらず防風着を着用。 少し行き過ぎた木戸峠への分岐まで「クロトノハゲ」の標識がありませんが (昔はもっと手前にありました)、大きな風化花崗岩がごろごろした地形と、 北西方向に拡がる眺望から到着が判ります。 天狗杉から、ゆっくりペースで30分強。 ○クロトノハゲ〜打見山(トラバース)〜蓬莱ゲレンデ 木戸峠分岐を右に見送って、いったん平坦を挟んだ急登を登り詰めると「真心の塔」。 ここからゴンドラ直下をくぐって蓬莱ゲレンデまで、打見山腹をトラバースします。 云うまでもなく真正面に蓬莱山頂、左眼下には琵琶湖を見下ろすナイスビュー。 但、途中道幅が狭くなり、行交うハイカーと離合困難になる箇所があるので注意。 鳥居の「天命水(飲用可)」、小さい祠の「打見道場」を通過して軽く登ると、 打見山を下った鞍部、蓬莱ゲレンデの直下に出ます。 ○蓬莱ゲレンデ〜蓬莱山頂 鞍部から蓬莱山頂へ、登り返すゲレンデ斜面全体に水仙畑がしつらえてあり、 比良主脈をバックに拡がる、鮮やかな黄じゅうたんを愉しませて戴きました。 ○蓬莱山頂〜金比羅(金ピラ)道入口〜金比羅峠〜林道合流 山頂から北へ少し下ったゲレンデの西端、フェンスの切れ目に金比羅道入口の道標。 但、表示には「ゴンドラ山麓駅・JR蓬莱駅」のみで、 「金比羅峠(道)」の記載がないため、やや注意が必要でしょうか。 大きな段差や倒木も多い、やや荒れた道を進んで金比羅峠に至る直前、 有名な大崩落が口を開けています。迂回路の崖っぷちにロープや柵は一切なく要注意。 ・・・さらに高所のコワい方(はい私です)は厳重注意。 金比羅峠は「峠」の感覚なし。「←ゴンドラ駅/蓬莱駅→」ただの分岐点と記憶すれば 戸惑わずに済むと思います。 下りが苦手なので急傾斜の山麓駅方面を選ばず、蓬莱駅方面に下りましたが、 峠から下、林道合流までは散らばったゴロタ石に注意しながら、 終始おだやかななつづら折れをゆっくり下山しました。 ○林道合流〜金比羅神社(名水)〜JR蓬莱駅 上部はアスファルトが剥げた長い林道(堰堤工事道)を下ります。 駅までえんえん90分弱、登山靴の舗装道歩きは辛いものがありますが まぁ、このルートを選んだ時点で覚悟は出来ています(苦笑)。 靴ひもを少し緩め、小股で、ひざとくるぶしへの負担に留意しながら 努めてゆっくりとゆっくりと・・・。 途中の神社名水は、もちろん飲ませて戴きましたが(冷たくて美味)、 本殿へは相当の登り返しになるので、謹んで鳥居前から参拝させて戴きました。 湖西道路をくぐって国道を交叉、蓬莱駅までは要所要所に標識道標があり まず迷う気遣いはありません。 |
写真
感想
かなり昔に下った経験だけあるキタダカ道。
めったやたらに長かった、という以外にまったく記憶がありません。
そのせいか、あらためて比良を歩くのに「ここは登っておかないと」と、いう
強迫観念(?)に囚われていたため
かねて狙っていた新緑の季節にハイクアップすることにしました。
とくに天狗杉までの前半、えんえんと続くつづら折れでは
正直「いい加減にしてくれ」という瞬間もありましたが
「これが一番楽なんだ、つべこべ云わずに登らんか」とでも言いたげな
有無を言わせぬ古道の「説得力」に圧倒されました。
・・・要するにどこまでも傾斜が一定で、ペースを乱さず歩けるということ。
登頂してみれば1,000mを登りづめに登ったとは、とても思えない清々しさ。
あらためて先人が道に刻んだ歴史の重さが身に浸みます。
山頂では強風に見舞われ、ゆっくり景色を楽しむ暇もなく
慌ただしい下山になりましたが、したたるような新緑を思う存分に味わい
充実感のある山行になりました。 こころから山と好天に感謝です。
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比良山系も深緑が映えてコントラストが綺麗になってきましたね。
稜線から眺める黄緑も鮮やかで美しいです。
今が一番良い時期かな〜と思いますね。
ikajyuさん、こんにちは。
いつも興味深いレポを拝読しております。
さて1,000m付近から上の新緑はまだまだですので
道中を楽しもうと選択したキタダカ道は正解だったのですが
まさかあんな風に見舞われるとは・・・
でもそれも「山のうち」ですね。
仰っしゃる通り、ベストシーズンの口開けを思う存分楽しみました。
今後ともレポご更新を楽しみにしております。
おはようございまーす。
実は昨日 キタダカ道歩かれたんだな、、と 拝見してました。
今日、ゆっくり拝見!と 思っていたのですよ。!
まぁ、、拙れぽが ご参考になりましたでしょうか。
なっていたのなら とても嬉しいです。
わざわざ お知らせくださいまして、ありがとうございます
励みになりますです、、。ありがとうございます。
PC技術が無いから、この程度しか出来なくて、、。
打見山の 黄スイセン みごとですよねー。
主人と見たことがあります。貼り付けありがとうございます。
油こぶし 見晴らしがよくなったのですね。
それは、よかったですね。一度行ってみますね。
金剛山見てくださり
ありがとうーございました。
mayasanpoさん ご返信ありがとうございます。
さてキタダカ道の登山口について、ガイドブックや多くのレポでは
ゴンドラ山麓駅駐車場からのルート記載が大半で、
JR志賀駅からの旧道経路について、出発前少し困惑しておりました。
とくに登山口は間違えるとダメージが大きいので・・・
そんなこんなで前夜webと格闘しているうちにたどり着いたのが
たまたまmayasanpoさんのブログだったという訳です。
結局は上記の通り道標完備で全く問題なかったのですが
それは行かなきゃ分からないわけで、
精神衛生上(?)たいへんありがたかった、という次第です
あらためまして御礼申し上げます。
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