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Yamareco

記録ID: 446208
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

抜戸岳(笠さんのつもりが予定変更で抜さんへ)

2014年05月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:09
距離
15.3km
登り
2,446m
下り
2,490m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:45 駐車場(新穂高温泉)出発
5:45 穴毛谷入口堰堤
7:20 穴毛大滝
9:30 杓子平
11:00 抜戸岳直下
11:00〜12:00 昼食を取りながら槍・穂高の絶景を堪能
13:30 左俣林道に合流
14:00 駐車場着
天候 サイコーの晴れ
風も微風
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深山荘横の登山者用駐車場に前泊。
100台ぐらいは止めれるでしょう。
ピーク時には辺り一面の路上駐車となりますが、当日は時期的なこともあり、ガラガラの状態。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは新しくできた「新穂高センター」にあります。
できたばかりで非常に綺麗。檜の香りもすばらしい。
左俣林道は、林道ですが、落石に注意。
先日から続いていた焼岳周辺を震源とする群発地震の影響も怖い。
穴毛谷入口の堰堤は、最初に左岸の堰堤を乗り越えてから、右岸に渡渉し、残り3箇所ほどは簡単に上がれるでしょう。(左岸上部の林道らしき道を歩くBCもいた)
スノーブリッジの踏み抜きには注意が必要。
この時期の穴毛谷は、雪も締まって雪崩の心配は少ないですが、落石には注意が必要と思われます。
笠ヶ岳、抜戸岳稜線は雪庇の発達がすばらしく稜線歩きは危険が多いと判断し、やめました。
下山後の温泉は、近くの「ひがくの湯」に立ち寄る。
通常大人710円のところ、ヤマレコ割という割引で、600円に。
(登山者限定だそうで、申告により、風貌が登山者であればそれで可らしいです)
新しく錫杖岳を眺めながら入浴できる露天風呂ができてました。
前日の笠ヶ岳
槍・穂もくっきりと
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槍・穂もくっきりと
そういえば群発地震だが、焼岳ではなく槍平とは近いですな
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そういえば群発地震だが、焼岳ではなく槍平とは近いですな
では左俣林道へ進みます
では左俣林道へ進みます
穴毛谷入口
中崎尾根の奥丸山越しに槍と穂高
穴場の景色
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中崎尾根の奥丸山越しに槍と穂高
穴場の景色
南の正面には焼岳
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南の正面には焼岳
最初の渡渉を過ぎるとそれほど面倒ではない
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最初の渡渉を過ぎるとそれほど面倒ではない
最初は途切れ途切れの雪
踏み抜きに注意
踏み抜くとかなり深いので、結構危険
最初は途切れ途切れの雪
踏み抜きに注意
踏み抜くとかなり深いので、結構危険
多分一の沢
デブリ放題
二ノ沢か三ノ沢
焼岳の向こうに乗鞍山塊が見えてきた
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焼岳の向こうに乗鞍山塊が見えてきた
右手にこんなところが
真ん中が崩壊して上も抜けています
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右手にこんなところが
真ん中が崩壊して上も抜けています
三ノ沢か四ノ沢
大滝が見えてきた
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大滝が見えてきた
かなりの水量
近づくと踏み抜く恐れあり
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近づくと踏み抜く恐れあり
大滝上部に出た
杓子平は一面の広大なバーン
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杓子平は一面の広大なバーン
槍ヶ岳と大喰岳が正面に
子槍も見えます
飛騨沢、最高の斜面ですね
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槍ヶ岳と大喰岳が正面に
子槍も見えます
飛騨沢、最高の斜面ですね
南岳〜大切戸〜北穂高岳
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南岳〜大切戸〜北穂高岳
北穂高岳〜涸沢岳
北穂ドームも見えます
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北穂高岳〜涸沢岳
北穂ドームも見えます
奥穂高岳〜ジャンダルム
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奥穂高岳〜ジャンダルム
西穂高岳
霞沢岳
若干ピンボケでごめんなさい
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霞沢岳
若干ピンボケでごめんなさい
焼岳〜乗鞍岳〜御嶽山
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焼岳〜乗鞍岳〜御嶽山
笠ヶ岳の向こうに白山も
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笠ヶ岳の向こうに白山も
何とも言えない大きな雪庇の稜線
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何とも言えない大きな雪庇の稜線
上部から見た穴毛谷
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上部から見た穴毛谷
今にも落ちそう
こんなところの稜線を乗り上げるのは、危険&恐怖で無理です
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こんなところの稜線を乗り上げるのは、危険&恐怖で無理です
近そうで遠い笠ヶ岳
同じくらいの標高まで来たんですけど
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近そうで遠い笠ヶ岳
同じくらいの標高まで来たんですけど
杓子平は本当に広い
どこを滑っても構いません
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杓子平は本当に広い
どこを滑っても構いません
抜戸岳直下で最終地点とした
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抜戸岳直下で最終地点とした
奥に南アルプス
新穂高ロープウェイの索道も良く分かる
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新穂高ロープウェイの索道も良く分かる
槍・穂高縦走路
真ん中の沢は白出沢
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真ん中の沢は白出沢
霞沢岳の奥は中央アルプス
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霞沢岳の奥は中央アルプス
滑走ライン
まだまだこれから
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まだまだこれから
最高のゲレンデ
ここはどこ?って宇宙的な感じ
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最高のゲレンデ
ここはどこ?って宇宙的な感じ
とんでもない斜面(崖)のところに滑走ラインが付いてる
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とんでもない斜面(崖)のところに滑走ラインが付いてる
デブリは滑るのが大変
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デブリは滑るのが大変
大滝上部
大滝まで下りてきた
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大滝まで下りてきた
峻険なV字谷なので、小さい滝があちらこちらに
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峻険なV字谷なので、小さい滝があちらこちらに
踏み抜くと一巻の終わり
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踏み抜くと一巻の終わり
よかったね〜
戻ってきました

感想

笠ヶ岳から穴毛谷滑走のチャンスはもうそれほどなく、行くなら今しかない!
そうと決め、天気も良かろうこの日に向かった。
まだこの時期の登山者用駐車場はガラガラ。
頂上までの登りにかなりの時間が掛かるだろうと思い、なるべく早く出発する。
折り畳みチャリで左俣林道に入り、林道から穴毛谷方面へ渡る橋のたもとにチャリをデポ。
1ヶ所の堰堤超えはちょっと面倒であったが、それ以外の堰堤超えと渡渉はそれなりに問題ないでしょう。
雪面が出てくるが、一の沢あたりまでは繋がっていないので、気をつけて進むが、スノーブリッジを踏み抜くとかなり深いところもあるので細心の注意を払って進む。
また、暖かくなってきたので、雪崩はそれほど心配ないと思うが、落石はあると思うので、その注意も必要です。
大滝の辺りまで斜面の半分はデブリの斜面。下りの滑走が大変そうだ。
大滝上部まで出ると杓子平は惚れ惚れする大斜面。
ここまでシール登行でもよかったが、直登できるかどうかの傾斜が続いていたので(スキーアイゼンなし)結局ここまでアイゼンで歩き、ここからシールで歩む。
今回目的地の笠ヶ岳は、稜線の向こうに見えるが、雪庇がえげつない。乗り上げるところも中々見当たらない。
よって、抜戸岳までを本日の最終地点とした。
しかし、展望は圧巻。乗鞍側から見る槍・穂高も素晴らしいが、こちらから見る焼岳、乗鞍岳、御岳の揃い踏みもいいね。
槍ヶ岳、穂高もすぐお隣。飛騨沢にいる人が見えそうなぐらい近い。
展望を満喫しながら、まったりと昼食を取り、いざ滑走の準備に入る。
杓子平はどこを行っても広い。
本日出会ったBCは4名で、先に行かれた方を見るとありんこの状態。
ドロップインから大滝上部までは、よだれの出る斜面。
しかし、穴毛谷上部の大滝まで下ると、デブリをかわしての滑走となる。
小石がゴロゴロ、板のシール面も気になりますが、転ばずに下りていくことで精一杯。
雪面が切れるところで板を外し、慎重に踏み抜かずに下りていくのみ。
もう一度来てみたいルートでした。

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コメント

人探し
私は当日、お会いした二人組の一人です。
初めてでしたが、上部は広大なゲレンデでしたね。
ところで、この場を借りることを先にお詫びしますが…
私は西宮在住と申し上げた者です。
抜戸岳山頂で休憩をご一緒した、尼崎の男性を探しています。
もし、ご覧になられましたら、連絡下さい。ぜひ、他の山でご一緒したく思いました。
2014/5/17 9:11
Re: 人探し
KGFORESTERさん、こんにちは。
当日は天気も良く、最高のゲレンデでしたね。
西宮から来られたと言ってたのを何となく覚えております。
もう御一方をお探しのようですが、全く何も接点がなく、情報はありません。
お役に立てませんで申し訳ないです。
またどこかでお会い致しましょう。
2014/5/18 7:13
プロフィール画像
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