尾瀬ヶ原〜御池から裏燧林道
- GPS
- 16:00
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 441m
- 下り
- 448m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 9時間半 合計登行 600m 気温 朝0度 7時5度 夕方9℃ 駐車場 御池 千円 山で会った人 駐車場で百台二百人。ルートで0人 森林限界 1600mに湿原 登山道の様子 三条の滝辺りまでテープ。 その先なし。 積雪の様子 駐車場にたんまり 山の快適さ 静かで快適 お勧め度 クロカンマニアに また行くか 今度はウロコで 日帰り温泉 燧の湯 露天 いい感じ 味 薄味 コンビニ 那須か田島 帰りの渋滞 なし 装備 k2sodo 169/133mm/94mm/122mm |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO100 尾瀬ヶ原へ裏燧林道のローカル線から
御池が冬季解除されて、燧には登ったことがあるとすれば、他には? 裏林道から尾瀬ヶ原に行ってみるかと。いまどき大混雑の御池だから誰か同ルートで雪上ハイクでもいるかなあと思ったら、誰もいなくて、丸一日一人っきりの寂しくもある、ファンタスティックなハイキングになった。
朝7時に道路解除とは遅い時間だけど、前はゲートをどかせたのに、もう施錠されて仕方がない。出発は8時近くになって遅い感がある。混雑の裏街道に入ると、すぐに田代がある。水芭蕉がもう芽を出した。そこから百m登ると上田代。快晴だから、雪原が綺麗に全部見えて、向こうに会津朝日岳も見えるとハイカーが言っていたが、私には不明。燧の山麓の高層湿原とは、見事な感じがする。その先でルートは下り始めるが、シール外して早くも滑走。
ところが燧には富士のように、窪とか凹状の溶岩流の跡地が豊富になって、トラバースのこういう道を行くと、これがものすごく厄介なのだ。10m近い深さもあって、下りはいいとしても、登りが辛い。
そんなのをいくつも越えながら、しかし谷底の平原まで二百mもなだらかに下っていく。スキーの下りなのに、1時間もかかる。集団ハイカーはもう来なくなった。途中に立派なつり橋もあった。
下り切ると三条の滝方面の分岐もあって、しかし尾瀬ヶ原の水平道をいく。しかしテープがたまにあるが、ルートは自分で見つけて行く。河岸段丘の平坦地を辿って進む。
ちょっと登り切った辺りで、もうシール歩行に嫌気がさして、外して水平下りに入っていく。小屋が見えたのは元湯小屋。せめて、この蛇行した大きなヨッピ川渡る、東電橋くらいは確認したいと、それが最終目的になった。(もっと早くいければ、どっかの山に登りたかったのだが)。小屋を過ぎて毎度の南極大陸のような尾瀬ヶ原が目の前に広がったが、誰もいなくて大いなる違和感と寂寥感。でもそれが壮大なクロカンコースの意味だと。ナビに合わせて行動して、雪上砂漠のなかに、ピンポイントで東電橋を発見した。上から覗いただけだけど、ベトナムジャングルのなかに、対岸に渡る唯一の橋みつけて、私はプラトーンだったのかと感激。なんと出発から4時間半もかかった。さっさと戻ろう。林道閉鎖は18時である。
戻りも平坦地だから、小屋までは平地滑らせながら行く。部分雪も融けて、湿原の小川をスキーのまま横断したり。
小屋の先でまたシール付けて、今度は登りながらトラバースすることにした。百mほど上がって、小尾根も越えて向こうに行こうと稜線に出る。向こうもなだらかで、今度はそのまま滑りながら。
その先で今朝のトレースに合流して、少しのショートカットに成功した。ここから二百m登りながら上田代のトップに戻る。下りで1時間もかかったのだからと、心配だったが、1時間半くらいで戻れた。
行きはよいよいだけど、帰りは怖いのは、疲れているからで、あの窪地越えは、ストレスになった。ようやくトップに戻れた。ハイカーのスキー跡は少し増えてきた。最後は駐車場向けて滑りこんでようやく終わり。帰りは5時間。
このロングクロカンは一体何だったかと、しかし誰もいないということは、春にこんなことする人がいないわけで、誰もやらないことやっただけで満足感があった。朝には百台あったマイカーが1台だけになっていた。帰りは仮眠して、翌日未明になった。
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