常念岳(三股よりピストン)、蝶ヶ岳への縦走は天候不順で今回も先送り
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,949m
- 下り
- 1,949m
コースタイム
7:25三股駐車場⇒7:40三股登山口⇒12:30前常念岳⇒14:30常念岳8合目分岐⇒15:00常念小屋
【2日目】
5:30常念小屋⇒7:00常念岳⇒8:10前常念岳⇒11:25三股登山口⇒11:40三股駐車場
天候 | 5/16(金) 晴れのち曇りのち暴風雪(常念稜線では風速25m以上はあったかも) 5/17(土) 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
★三股駐車場は50〜60台駐車可能、トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道の状況 ・三股登山口〜前常念岳 歩き出しから急登となります、標高2000m辺りから雪が出てきますがキックステップ等で注意してあるけばアイゼン着用しなくとも大丈夫と思います。 ・前常念岳〜常念岳 前常念岳で念の為アイゼン着用しました、岩場とかありますが保険のため。 ・常念岳〜常念小屋 常念岳8合目から山頂までは保険のため、8合目から下は一部氷化した箇所もありますがアイゼンがなくとも大丈夫と思います。 ★登山ポスト 三股登山口に設置されています、用紙・筆記用具もあります。 ★常念小屋 1泊2食 9800円、1泊夕食 8800円(宿泊者 水・お湯・お茶は無料) 携帯はドコモは館内利用可、auは外に出て乗越まで行けば利用可、充電機器あり(100円/回) |
写真
装備
個人装備 |
ザック(35L) MAMMUT Trion Guide 35+7
コッヘル中 Evernew ECA265
ストーブ PRIMUS P-153
水筒(1.0L) ナルゲン
ペットボトル 0.5〜1.0L、状況で
ツェルト ARAI TENT
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共同装備 |
コンパス(GPS)
1/25,000地形図
筆記具+保険証
計画書
雨具
防寒着
ファーストエイドキット
タオル+ティッシュ
ヘッドランプ(予備電池含む)
スマホ+時計
ストック
笛
カメラ
|
感想
いつもの山友・Aくんとの久しぶりの山登りで選んだ場所は常念小屋に宿泊して常念岳〜蝶ヶ岳を周回するコース、直前になって天候悪化らしいとの山岳天気予報。
どうなるか分からないけど行き先変更せずに三股駐車場に着いてみると青空も出て良い天気じゃないですか?そんな天気に押されて登山道を歩き始めます、このサイトで書かれていた通り急登の九十九折りが続く登山道です。標高2000mを超えた辺りから雲行きが怪しくなり、前常念岳辺りでは霙が降り始めました。そして急に気温も低下してきたのでソフトシェルの下にダウンを着てちょうど良い感じ、常念岳の稜線に出た辺りには初めて経験する暴風雪。
当然山頂は翌日に回し小屋へ急ぎますがそんなに甘くはありません、前を歩くAくんが烈風にあおられ2〜3m飛んだ感じに見えるし、常に風速20m以上の風が抜けているので耐風姿勢を取りながらなので小屋までが遠いこと、やっとの事で常念小屋に着いたときの安堵感と言ったら...結局この日は寝るまでの間はビュービュー風が吹きまくっておりました。
2日目は3:30起床、自炊場で朝食をとり、出発の合間に久しぶりのご来光を見ることができました!その後5:30に小屋を経ち一先ず常念岳に向かいます、昨日よりは少しは風が収まったけど常念岳山頂では結構強い風が吹いており、蝶沢からガスもあがり、穂高連峰も雲に隠れて展望も効かないので蝶ヶ岳へのプチ縦走は断念し下山となりました。
強風で人が飛ばされるって聞くけど、初めて自分も飛ばされるんじゃないのと思った山行でした。今回でアイゼン・ピッケルも来冬まで出番はなさそうですね、次回からは新緑の山シーズンに入ります。
最後ですが今回も珍しい再会がありました、昨年の同時期に西穂山荘で同宿されたヤマレコユーザーの『yamaya1127さん』に三股駐車場でバッタリと再開。お聞きすると私たちと逆コースを辿る予定とのこと、また稜線でお会いしましょう!別々の登山道へ。
結果、私たちは縦走せずピストンになり駐車場に戻ると車があったので縦走してるに違いないと思っていたら、ちょうど『yamaya1127さん』が駐車場に下山してきました。聞いて見るとやはり天候が回復しなかったので縦走は断念したとの事。その後、一緒にほりでーゆ〜四季の郷で温泉・その後の昼食も取り、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
yamaya1127さん、またどこかの山で!
コメント
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遅ればせながらレコじっくり読ませて頂きました。
実はあの日、蝶ヶ岳ヒュッテで小屋の人と、知り合いが三股から常念に向かったのだが、無事に着いただろうか?との話となり、気になるなら電話してみようか?となったのですが、肝心の名前が分からなかったので、まあ私より若くてずっと体力も有るので大丈夫でしょう。と言ったやりとりをしていました。
本当に春山の厳しさを思い知らされた一日でしたね。お互い無事で何よりでした。
5枚目の写真の蝶ヶ岳方面、ちょうどあの下で私は暴風雪に巻き込まれていました。
翌朝、槍穂はちょっと隠れてしまいましたが、この景色も前日の悪天候から比べれば万々歳でしたね。
せっかくお友達と来ているのに、厚かましくも温泉や食事までご一緒させて頂き、有り難うございました、おかげさまでいっそう思い出深い楽しい山行となりました。
またどこかの山でお会いしましょう
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