月山・弥陀ヶ原 花だより 金色染まり始め＋コウホネ開花

2022年07月18日(月) [日帰り]

• GPS: 03:22
• 距離: 3.5km
• 登り: 135m
• 下り: 135m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

6:56 八合目 弥陀ヶ原
7:10 7:10 御田原参籠所
10:06 八合目 弥陀ヶ原

天候

全面的にガス，風少々。気温は高めで空気ぬるい感じでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ツアーバスが5台ほど来られたほかは，駐車場はすいていました。連休最終日にして，ゆうべと今朝の雨が激しかったですしね...（今朝は庄内町に大雨警報出てました）。

コース状況／危険箇所等

降雨のあとにて，石だたみのまわりは水たまりです。

写真

今日の第一のおめあてはこちらです。前回は葉っぱだけだったオゼコウホネ，開花していました。きゃっほう♪

まだあまり開いておらず，赤い「柱頭盤」は見えませんでした。

池の奥のほうでも多数咲いています。今年も咲いて，ありがたやです。環境省の絶滅危惧II類，山形県では絶滅危惧I類指定です。

おめあてのもうひとつは，私の大好きなキンコウカ。（なにしろ「金」がつく...(^^)/）

弥陀ヶ原の最下部では八分咲き，上部では二分咲きくらいで，ちょうど湿原が金色に染まりあがっていく途上でした。

ありがたやの眺めです。

ありがたや。。。

朝の中ノ宮・御田原神社さん。ほぼ一緒に駐車場を出たバスツアーの団体さんは，参拝講で千葉県からいらした行人さんたちでした。上総地方は江戸中期以降に出羽三山信仰がとりわけ深く浸透した地域です。その歴史を受け継ぐ方々と歩く私でした。

これが，阿弥陀浄土（文字通りの「花道」つき）ですね。。。ありがたや。

ガスの木道，月山らしい朝であります。

妖精さんの行進か。

今年も道の上でイモリ君に先導してもらえてうれしい。

「無量坂」の短い坂道，この「gatewayをくぐって行く」感じがたまらなく好きな私です。

くぐった上の，最初のケルンから，お山の姿はなにも見えません。

今日はツレサギソウ属がものすごくたくさん咲いていました。

そのほとんどはホソバノキソチドリですが，

よーく見るとコバノトンボソウもまざってました。眼福。

トキソウ（ミヤマトキソウ）は今日もいっぱい咲いていました。

トキソウたちのおしゃべり社交場。

レンズ越しにじっと向き合っていただきました。

ニッコウキスゲはまだ盛んです。

木道に沿ってたくさん，これは，，，

歓迎してくれてるのかな・・・ありがたやです。

タチギボウシは今が盛りでした。紫といえば源氏物語。

ホソバウキミクリの伸びは，いまひとつでした。

すごいふさふさのガクウラジロヨウラク，くすんだ紫が良きです。

咲く途中のゴゼンタチバナ。

チングルマはぜーんぶ綿毛に変わりました。ふさふさ。

ヨツバシオガマは最後まで咲きあがって，

キンコウカをガヤの背景にしちゃってます。

ミヤマホタルイはもうすぐ咲きそう。

ナンブタカネアザミはだいぶ増えました。

イワオトギリ。オトギリソウも高山に来るとこんなに小さい。

アカモノの実，育ってます。

おっはよぅっ♪，と両手を広げて挨拶してくれるウサギギク。

色味が周囲に溶け込んでて，見逃しそうになる，タカネアオヤギソウ。

満開のウラジロハナヒリノキ。

ちょっと失礼して，お花の中を見せていただきました。

ネバリノギラン三銃士。手前の子が愛嬌ふりまいてくれました。

白い花も増えてきたような。ハクサンシャクナゲは盛期〜終盤でした。

オオコメツツジは最盛期。

今年お初に会うミヤマホツツジの象さんの花。

アカミノイヌツゲの小さい花。ピンぼけかましてます(;^ω^)

咲く直前のオニシモツケですねー。咲いてるとこ見たいなー。

クロヅルは咲き始めです。

セリ科の存在感が増してきました。ハクサンボウフウ。

マルバシモツケなんだけど，葉がさほどは丸くない...

今年お初に見たシロバナトウウチソウ。なんか秋の湿原風景を思い起こしてしまう。。。

ヨツバヒヨドリ咲き始め。

帰路，たいへんひさしぶりに，三合目「神子石（みこいし）神社」さんにお参りしました。神社さんといわれましても社殿はなく，自然石に鏡と注連縄がお供えしてあるだけです。これで全部かと思いきや，

裏の一段高い場所に，別の自然石が，やはり鏡と注連縄とともに祀られていました。こちらが奥の院もしくは本殿，ということでしょうか。。。

感想

blueblu

いつもきれいな月山は，今日もきれいでした。そろそろ次は山頂まで行ってみようかな...