鳥屋鐘沢

天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
堰堤より上部はすぐに水が涸れた。 上部のゴルジュや滝なども埋まってしまっていた。 もはや遡行対象の沢ではないと感じた。 |
写真
感想
このところ大きめの山行をたくさんこなしている。私は山に行けばいくほど元気になるのだが、付き合ってくれているみなさんはお疲れだろう。
そういうことなので、しかし週に一度山に行かないと息が詰まってしまうので、息抜きに丹沢の沢に行った。北丹沢のまだ行ったことのない沢に行ってみた。早戸川の鳥屋鐘(トヤカネ)沢という沢である。夏真っ盛りの中、丹沢のマイナー沢に行くのも多少気は引けたのだが。
事前情報はわずかにかなり昔の岳人(大学図書館の書庫で偶然見つけた!)とネットでちょっと調べただけだったが、どうやら小川谷廊下のように水に浸かりながら滝のぼりを楽しめるらしい、ということだった。
早戸川には結構大きい釣り場があった。その名を「国際マス釣り場」という。奥多摩にも同じような名前の釣り場があったような記憶があるが、それに比べるとかなり栄えていた。
その少し先で河原に降りて入渓した。トヤカネ沢は小さな目立たない支沢だ。はじめのほうから小さなゴルジュが続く。突っ張ったりシャワークライミングで登れるような小滝もあって楽しい。しかし、最近大きな沢に行き過ぎているせいかこじんまりとした沢は物足りない。水量もイメージしていたほど多くない。
堰堤が現れいやになるほどいくつも連続する。物足りないので堰堤も登る。岳人記事にゴルジュと書かれていたところには、まあそれらしいのかもしれないが、と思えなくもない場所もあったが、ガレで非常に荒れてほとんど埋まっている。そしてあっけなく水は消える。地形図によればまだあと稜線まで500mは登らなければならないのに、この暑い中水のないガレ沢を登るなんてことは不可能だ。しばし呆然とした後、もと来た沢をひき返した。物足りないので下りはほとんどすべての滝を流心突破した。そのまま早戸川を下降して釣り場で釣り竿の間をくぐり抜けた。
釣り場にはたくさんのマスがうごめいていた。食べてみたかったが料金を考えると元を取るのは不可能に思えた。
おすすめ度 ★・・・・(ちょっといまいち)
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