マヤクボのコル(扇沢から針ノ木岳撤退)
- GPS
- 14:45
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,383m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
安曇野I.C.からの道では、水を張った田んぼに映る残雪の山々がきれいでした。
素晴らしい天気で、針ノ木雪渓に入って周りの景色を見ただけでも来て良かったと思えました。
しかし、その後の登りでは数年振りの山スキーで体力がもちませんでした。
特にマヤクボ沢に入り斜度が増して板を背負ってからは、頭の中は早く楽になりたいという思いでいっぱいでした。
斜度の緩む2530M付近で休憩し、これからどうするか考えましたが、山頂直登ルートはとても急で自分の力量では危険だと思い、山頂南東の肩も遠く(高く)感じました。結果、マヤクボのコルに板をデポして山頂を踏むことを選択。
マヤクボのコルからは立山・剱岳を眺めることができて満足しました。
コルに板とザックをデポして一応山頂を目指しましたが、ゲレンデ用のスキーブーツで岩場を登っている途中、「下りはさらに大変だし、滑落でもしようものならいい笑いものになってしまう」と思い早々と引返しました。
(おそらく、自分が山頂を踏む可能性が一番高かったのは、山頂南東の肩を目指すことだったと思います。)
コルからの滑走は、マヤクボ沢の上部は快適に滑ることができました。高度を下げるに従って雪が重くなり、滑りを楽しめる状態ではありませんでした。しかし、歩くのに比べ格段に速く下れるのはやはりスキーならでは。登りで少しはがんばった御褒美でした。
自分の装備は、ゲレンデ用ブーツ・板+アルペントレッカー+シールなのですが、今回の山行で体力的に限界を感じてしまいました。軽量化への投資ができそうもない現状、1年後にはこの限界感をすっかり忘れてしまっているか、体力の限界を越えるやる気が起こっていることを期待したいです。
※コルからの下りでGPSの電源が落ちてしまったので、ルート図は手書きで適当に書き足しています。
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