記録ID: 452550
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ハイキング
奥秩父
秩父札所巡り�◆�12番から25番まで）
2014年05月24日(土) [日帰り]
埼玉県
yamaonse
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 09:32
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 464m
- 下り
- 461m
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8：25西武秩父駅−8：45野坂寺−9：20慈眼寺−9：50今宮坊−10：10西光寺−（お祭り見物）−10：40定林寺−11：15神門寺−11：45龍石寺−（昼食）−12：45岩之上堂−13：10観音寺−13：45童子堂−14：20音楽寺−15：30法泉寺−16：35久昌寺−17：25影森駅
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
帰りは秩父鉄道影森駅から御花畑駅まで乗車しました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
アスファルトの道はこれからの時期、暑さ対策（帽子、水筒等）が必須。 江戸巡礼古道は、車道に出たときの案内が不十分ですので、地図での照合が必要です。 （19番札所に掲示されている地図が、分岐点などが分かりやすいです） また、秩父市街地荒川西側を歩く道は通行量が多い割に歩道が少ないので、車に注意。 参拝者が多いときにはお寺によっては納経所の待ち時間が長くなりますので、全体の時間配分には余裕が必要かと思いました。 |
写真
西武秩父駅ロータリーで待ち合わせ、バスで両神山などへ向かう山ノボラーたちを見送ります
13番札所へ向かう道すがらでロールケーキが多種類ある洋菓子店「ニューみとや」を見つけ、ひとかけらゲットしました
欄間には珍しい寝釈迦像が彫ってあります（右側には入滅を嘆く弟子たちまで彫ってあります）
秩父は桑の木がまだ結構残っていて、ちょうど桑の実（どどめ）が実っていました
17番札所へ向かう途中でお祭りに遭遇しました（桜木町会の子ども祭りで、中町の古い笠鉾を改修・曳航しているらしいです）
笠鉾のなかにはお囃子隊が隠れていて、辻では引き回しも行われます
氏子の人たちも17番札所に向かうため、山車は一時停車しました
1回なら鳴らしてもいい、と書いてある県指定文化財の梵鐘を鳴らします
このお寺は隣の公園とあわせ「あのはな」に頻繁に出てくる場所らしく、聖地巡礼の方々が納めた登場人物の絵馬がありました
たくさんの絵柄があるようです：改めて見ると、書かれている内容も「あのはな」がらみのことが多いようですね（＾＾）
国道沿いの18番札所、車通りの多い道に面しているとは思えないほどゆったりとした佇まいです
寄っていってと誘われましたが、先を急ぐので後ろ髪引かれながら次の札所へ
昭和臭が漂うダンス教室、ここで線路を渡りましたが、実は行き過ぎていたのを大原野駅で気づき、再び戻りました
19番札所へ向かう路傍には、お地蔵さんとおぼしきオブジェが並んでいます
三途の川にいる意地悪婆さんのお堂の横には、慈悲溢れるお地蔵さまが二体並んでいました
荒川を渡ってからは江戸古道を目指します
（後で迷った場所を振り返ると、この地図が非常に分かりやすいです）
（後で迷った場所を振り返ると、この地図が非常に分かりやすいです）
歩行者専用の旧秩父橋を渡ります（ここも「あのはな」に頻繁に登場する場所らしいです）
新緑が目に優しい下流方面、奥には蓑山：ここが一番見晴らしいい、と思って写真撮ったら、同じ構図が「あのはな」のなかにありました（＾＾；
4
5/24 12:01
新緑が目に優しい下流方面、奥には蓑山：ここが一番見晴らしいい、と思って写真撮ったら、同じ構図が「あのはな」のなかにありました（＾＾；
橋のたもとにある手打ちそば「みかど」で、濃厚なお味のそばがきを食べます
旧秩父橋の下を抜ける巡礼路は通行禁止のため、迂回路を進みます：橋の下から見た景色も「あのはな」のシーンにあるようです
ご家庭の石垣によく見られた多肉植物には、ピンクの大輪花が満開でした（野生化したこの花は、マツバギク、というのだそうです）
22番札所の入り口には、有名なフライング地蔵尊がお出迎えしてくれています
童子堂、犬になってしまった子どもが当山で人間に戻れたという縁起があるんだとか
両側ともに愛嬌のある顔立ちで、童子仁王として親しまれているのだそうです
22番札所童子堂は明治時代に移転したため現在の道は明治巡礼古道というらしいですが、次の札所へは江戸古道を進んでみます
23番札所音楽寺は、見晴らしのいい高台にあり、気持ちのいい風が吹いてきます
音楽という寺の名前にあやかって、演歌歌手がヒット祈願に訪れるのだとか
再び江戸古道に入りますが、この先の「酒づくりの森観光物産館」で間違って麓の道へ下りてしまいました
24番札所法泉寺へ到着、くやしいので山へ登る道を斜めに上がって行き、お堂の裏側から境内に入りました
お堂裏手の道をさらに上がり江戸古道を進みますが、佐久良橋の手前でまたもや間違って麓の道に下りてしまいました（涙）
仕方なく通行量の多い車道を進むと、ふれあい牧場アイスクリームの文字が・・・
あの世へ無事渡る通行手形（御手判）が寺宝として伝わるのだそうです
次回26番札所へスタートしやすいように、至近な浦山口駅ではなく、影森駅まで歩きました
秩父市街をぐるっと回る今回の巡礼道、終始武甲山が同じような距離で見守ってくれていました
感想
記録的な大雪から1か月後に敢行した秩父巡礼ですが、春の多忙期、同行者の都合で一番の花の時期は出掛けることができず、遅ればせながらようやく2回目のお参りが実現しました。梅雨時や真夏に市街地のアスファルトのうえを歩くのは辛かったので、これも観音さまのご縁なのかもしれません。
大雪の後遺症で人影もまばらだった前回に比べ、今回は団体さんのマイクロバスや自転車で回っている人たち等々、大勢の人たちで賑わっていました。それでも、芝桜やしだれ桜の時期は過ぎているので、ピークはもっと混んでいたのかもしれません。お昼に立ち寄ったお蕎麦屋さんも、タイミングよくすぐに入れました。
今回は江戸時代の人たちが歩いたという古道を中心に歩くつもりでしたが、車道とぶつかる場面で間違って麓の道へ下りてしまうことが何度かありました。江戸巡礼古道は高台を歩くため、ハイキングの気分も味わえるし、木立でいい具合に暑い日差しも遮られるので最高ですが、事前調査は必要だったかも（汗）
途中、笠鉾の山車を見ることも出来たし、旧市街地の観光やグルメもちょこっと体験できたし、いい気分転換になりました。両神山や定峰峠へ向かうバスになんとなく後ろ髪を引かれましたが、これからの暑い時期は、天気や最高気温の予想を見ながら、山歩きにするか、お参り旅にするか選択して楽しみたいです。
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