北東北東北の百名山巡り 2日目 【岩手山】焼走りコース 最高!
- GPS
- 07:36
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,548m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ストックはあった方がいいかな。 |
写真
感想
岩手山のメジャールートである柳沢コースと焼走りコースのうち、焼走りコースを選んだ理由
◇八幡平からのアクセスが良い。
◇西根ICから近く道の駅やコンビニが揃っている。
◇登山口の焼走り国際交流村に焼走りの湯という温泉施設がある。
ここの岩手山の湧水を使った水風呂がめちゃくちゃ気持ち良かったです。
◇登山道がさほど柳沢コースほど混雑してない。
◇コマクサの群生地が見られる。(柳沢コースも見られるけど)
柳沢コースは行ってないから比べることは出来ないけど、最高でした。
多分、柳沢コースも最高だと思うので、どっちで行っても最高!ってことです。
*
車を焼走り国際交流村に停めさせていただき車中泊。
ここの標高は570m
岩手県だから夏でも涼しいんじゃないの?
って思っていたことを激しく後悔。
車内の温度は25度で湿度も高め。
うっかり窓を開けたら蚊が入ってきて刺されまくり。
暑さと痒みで寝不足気味で良い朝を迎えたとは言えないけどそれでも夜明け前は気温21度と低い。
朝、4時にライトをつけて登山口をスタート。
最初は緩い勾配の樹林帯を登っていく。
距離は稼げるけど標高は稼げないとこね。
【登山口ー第2噴出口跡】1時間18分(休憩別)
第2噴出口跡の標識を左に進むと溶岩石の開けた広い地点に着く。
ここからの眺望は素晴らしく東東北を一望。
ここまで休憩ポイントはなかったのでここで朝ごはん。
雲海に浮かぶ遠くの山並みと田園風景が眼下に広がり感動の大展望。
【ツリハシの別れまで】49分(休憩別)
岩手山の外輪に出ると少し勾配がでてきた。
登山道はとっても安全で歩きやすいんだけど
ただ、ひたすら暑い。
ザレでいて踏ん張りが効かないけど登りは問題なし。
下りは一人×2回位ズルッといくから注意。
(個人差あり 笑)
登山道の脇の溶岩砂礫はコマクサが群生地。
登りは見る余裕がなかったのか気がつかなかったけど下りは良く見える。
世の中には存在していても見えてないことってあるよね。
なんか深いこと言ったな、あたし。
【平笠不動避難小屋ん(茶臼岳)まで】47分(休憩別)
再び樹林帯に入っていく。
標高1500m過ぎたから暑さは和らぐ。
ここの登山道も危険箇所はなくて快適に歩ける。
よーく見ると飛び出た枝が切られている。
こうやって整備して下さる人がいるから安全安心に登山を楽しめるんだね。
感謝の気持ちを持って歩を進める。
平笠不動避難小屋に着くと整った山容の岩手山に感動。
南部富士と称されるのも納得の美しさ。
小屋前の広いスペースは休憩するのにちょうどいい。復路はここで長めの休憩をとった。
【薬師岳(岩手山)まで】35分(休憩別)
山頂直下のややキツめ勾配を登っていく。
振り返ると眼下に沼を発見。
富士山から見える山中湖がクジラの形に見えるのは有名だけど、
そんなところも似ている。
登りつくと焼走り分岐に飛び出た。
遮るものがない火口の上からは360度の大展望。
目の前に広がる巨大クレーター。
長野県の浅間山に似ている。
これはすごい。
ここから外輪のウイニングロードを200m進むと薬師岳(岩手山 標高2,038m)
6:36で登山者さんは2組。
お天気に恵まれて良かったですよねーっと心の中で声をかける。
【お鉢めぐり】40分
岩手山から時計回りに進み砂礫地を下さっていく。
次々と変わる景色が楽しい。
二つに別れた道では内側の岩手山奥宮神社方面を選ぶ。
お鉢の周りには小さな石仏がいくつも立っていて、ここが信仰の山であることうかがえる。
お鉢めぐりは勾配も緩やかでとっても楽しい。
焼走り分岐まで戻ったらあとは登山口に向けて降りていく。
【来た道を戻り下山】
呼吸に余裕があるから登りで見えなかったものも色々見えて楽しい楽しい。
でもザレ場の下山はズルッといく。
注意していてもズルッといく。
でも注意していると小さなズルッとで終わる。
「おぉっと、セーフ!」って感じね。
そして次々と現れる高山植物に癒される。
バリエーションが豊富で飽きないの。
お花の名前を知らない私でさえテンションあがる。
穏やかで美しい心を持った人になった気分だ。
下山後は、溶岩流のトレッキングコースを覗き、焼走りの湯へ。
内湯とサウナと水風呂だけだけど、岩手山の湧水を使用した水風呂はキーンと冷たくオススメです。
※
ふるさとの山に向ひて 言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな
この山麓に育った石川啄木の作です。
素晴らしい一日をありがとうございました。
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