高山不動の三滝(大滝、不動滝、白滝) 〜イワタバコと飛沫浴〜

2022年07月30日(土) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 10.7km
• 登り: 709m
• 下り: 720m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:44
• 休憩: 1:50
• 合計: 5:34

距離 10.7km 登り 742m 下り 735m

8:06 西吾野駅
9:23 10:18 大滝
10:48 11:05 不動滝
11:25 11:47 白滝
12:24 12:40 高山不動
13:00 石地蔵(萩ノ平)
13:40 西吾野駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

起終点　西武秩父線西吾野駅(スタート、ゴール)

コース状況／危険箇所等

危険箇所等はなしです。

写真

7/30 8:25

高畑林道に入り、道ばたの花を眺めながら歩を進めます。
ナツズイセン(夏水仙)

7/30 8:28

ムシトリナデシコ(虫取撫子)

7/30 8:38

ヘクソカズラ（屁糞葛)は、一度名前を聞いたら忘れられない植物の1つですが、花はなかなか可愛いです。

7/30 8:50

アキノタムラソウ(秋の田村草)は「秋」の字が頭に付いていますが、7月頃から咲きます。

7/30 9:12

大滝に近づくと、「滝あり、深淵あり」の様相を呈します。

7/30 9:23

【大滝】
三滝の中では流量が多く、15mの落差があります。滝壺から見上げると迫力があり、しばらく涼味を満喫しました。

7/30 9:27

【大滝】
ユキノシタ(雪の下）がひっそりと咲いています。

7/30 9:58

【大滝】
イワタバコ(その1)　通常、イワタバコは湿った日蔭に咲きますが、この株は太陽光を浴びていました。

7/30 9:29

【大滝】
イワタバコ(その2)　7輪が開花し、2輪はまだ蕾です。

7/30 9:55

【大滝】
イワタバコ(その3)　近づくと、花の中心にはオレンジ色の模様があり、これで虫たちに蜜のありかを教えるそうです。

7/30 9:27

【大滝】
イワタバコ(その4)　物思いに耽っているのでしょうか。

7/30 9:40

【大滝】
イワタバコ(その5)　暗い場所だと、目の覚めるような「紫色の星」に変身します。

7/30 10:52

【不動滝】
高山不動尊の修行場であったことから、「不動滝」と名付けられました。水量は少なく、幾本の水が、糸を垂らすように流れ落ちていました。

7/30 10:59

【不動滝】
碧青に沈み、神秘が宿っているかのようです。

7/30 10:55

【不動滝】
巨岩の下に3基の祠が祀られおり、おごそかな気分になり黙礼しました。

7/30 11:25

【白滝】
斜面を流れ落ち、水量もあります。

7/30 11:45

【白滝】
純白のしぶきをあげながら、一気に落下していました。

7/30 11:29

【白滝】
飛び散る飛沫により、空気中の微粒子がマイナスイオンを帯びることにより心身は蘇生し、それは飛沫浴の効能と言われています。

7/30 11:43

【白滝】
イワタバコ(その1)　さっぱりとした瀟洒、えも言われぬ優雅な気品を併せ持っています。しばし見惚れました。

7/30 11:35

【白滝】
イワタバコ(その2)　流れに魅入っているのでしょうか。

7/30 11:31

【白滝】
イワタバコ(その3)　どことなく、とぼけた顔つきです。

7/30 12:34

高山不動尊は関東三大不動のひとつです。

7/30 12:36

境内には、樹齢800年の大銀杏がそびえます。気根と呼ばれる枝が垂れ下がり、「母乳が不足する女性が祈願すると乳の出がよくなった」とされ、〈子育て銀杏〉とも呼ばれています。

7/30 12:36

南方を展望すると、山並みが幾重にも連なっていました。

7/30 13:00

下山路は、石地蔵(萩ノ平)からパノラマコースをたどりました。

撮影機器：

SO-01L Sony

RICOH WG-7 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

OLTA

連日、猛暑が続きますので、「イワカガミと飛沫浴」のコースを歩くことにしました。高山不動尊の周辺には、不動三滝(大滝・不動滝・白滝)や黒山三滝などの飛瀑コースがありますが、今回は前者を選び、それぞれの滝壺では、時間を掛けてイワカガミを鑑賞し、飛沫浴を体感しました。
古来より修験者は、滝に打たれて心身を浄め、鍛えてきました。私は滝に打たれはしませんでしたが、飛沫浴の効能からでしょうか、昨夜は22時に就寝し、夜中に目が覚めることもなく、今朝6時まで熟睡できました。全身に活力がみなぎったようです。