湯浜温泉からブナ林散策
- GPS
- 03:52
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 404m
- 下り
- 419m
コースタイム
天候 | 曇り 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯浜温泉三浦旅館の前を歩いて行くので、一声掛ける。そこで連絡先等を記入した。 雪解け直後のぬかるみや倒木が多い。 残雪は少しだけ。 雪解け水で沢の勢いは強め。 小さい虫は駐車場が一番多かったが、随所に飛び回っている。 人があまり歩かないところなので、獣注意。 ログが彷徨っていますが、実際は5キロ弱ぐらいの行程です。 ※この辺は、車道でもカーナビが正確に位置表示できないような山の中です。 途中から登山ルートを外れていますが、GPS受信状態のエラーなのか、地図に表示されている登山道がずれているのか、よく分かりません。ただ、こうなったという事実を残しておきたくて、このログデータを載せました。 |
写真
感想
昨日栗駒山を歩いているから、今日はのんびり新緑のブナでも眺めながら歩きたいな…。
そう考え、湯浜峠に来ました。
栗駒山は霞んでいるので、今日は上を目指さず、麓を歩こう。
湯浜温泉の三浦旅館から、千年クロベまで行ってみようか。
最近、GreenMasterという長靴を履いて歩くことが多いのですが、暖かい、軽い、雪へのグリップはそれなりにある、ぬかるみや残雪でズボンの裾が濡れない…等の利点があります。
しかし、長靴故の功罪もありまして。
普通の長靴よりはよっぽどガホガホしていない、ぴったりした長靴ではあるのですが、靴の中に、あそびがあるのです。
インソール入れているんですが、それでもまだ緩く、靴が斜めになると、足が靴の中でずれるんです。
紐で縛るとかすればいいんでしょうけど、そうもしていないので、でこぼこした道を歩いていると、どこかにマメができます。
さらに、足首をひねりやすく、また、変な負荷も掛かるのです。
ここ最近、足首に痛みが出ることしばしば。
ということで、この日は、久しぶりにハイカットの登山靴で歩くことにしました。
足首のフィット感、靴の中でずれない安定感、素晴らしいですね(笑)
しかし!!
残雪は少ないものの、沢の徒渉はあるは、ぬかるみで足首まで潜るは…。
なかなかうまくはいきませんね。
千年クロベ目指して歩き始めたものの、いつものSpringペース、なかなか進みません。
行きは広角ズームレンズを装着し、ブナの道を撮りながら歩いていたのですが、あちこちから誘惑の手が伸びてくるのです。
帰りにマクロで撮るから…とか思いつつも、こっちのレンズでも撮れる範囲で撮っちゃいます。
途中、倒木が多く、昨日の産沼コースで散々乗り越えたりくぐったりをしたのに、今日もその繰り返しです。
だんだん、心が折れてきました。
さらに、茂みから飛び出してきたのは…キジさんです。
やたら警戒したらしく、再び入り込んだ藪から、ドラミングをして威嚇してきます。
熊じゃないかって心臓ばくばくしたの、私の方だから〜!!
もう、千年クロベまでがんばろうって気持ちもなくなって、とりあえずコースの分岐まで行って、下山したらランチはいつものお店で食べよう。
そう気持ちを奮い立たせて歩きました。
帰りはマクロレンズで、行きに見つけた花達を撮りながら歩きました。
ウスバサイシン(オクエゾサイシン)の蕾を見つけ、大興奮!!
しかも、やたら地上から高い位置に花を咲かせる、目立ちたがり屋のウスバサイシン。
普通のウスバサイシンとは別種類じゃないのかと思うほどでした。
(実際、別種類のようです…が、花(萼)の位置はまた別問題かも)
この時期になって会うことができた、セリバオウレンにも大興奮!!
雪解け直後なんですね。
セリバオウレンが咲いているのに、タケシマランも咲いているという、なかなかおもしろい場所でした。
今回、登山道にたくさん顔を出していたのは、ブナの芽でした。
初めて見たのでとても感動したのですが、足の踏み場もないほど、ブナの芽生えだらけなのです。
どうしても踏んでしまいます。
「ごめんごめん」と声を出しながら(熊対策でもある?)、踏んで歩いてきました。
昨年は、やっぱりブナが豊作だったんですね。
「ごめんごめん…でも、君たち全部伸びたら、大変なことになるんだよね…」
コメント
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始めまして、九州の113よ申します
50mとMacro、楽しませて頂いてます
綺麗かですの〜・・
コメントありがとうございました
今回は往復だったので、行きと帰りのレンズを替えて歩きました。
写真を撮るのが目的の山歩きなので、歩くのはとにかく遅いですが、今の時期はお花をたっぷり楽しんでいます
九州とは、お花の感じも若干違っているんでしょうね
いつも以上に見つめてしまいました
Springさんの「植物講座」の影響だね
『若返りまんじゅう』1つで足りる!?
”ブラック"homeでした チャンチャン
ふっふっふ…
homeさんの花レコが見られる日も近いかしら
しかも、ガンコウランにウスバサイシンの地味花レコで
楽しみにしていま〜す
大丈夫ですよ ちゃんと1箱買ってありますから
こんばんは
二日続けての山行、ご苦労様でした。
湯浜温泉からの栗駒山も良いですよ。
静かで・・・・熊は滅多に出ませんから・・・気にしなくて大丈夫ですよ。
写真を拝見すると見覚えのあるブナの木や倒木があります(笑)
いつも思いますが・・・写真・・・どれも良いですね。
やはり腕とセンスがいいですよ。
ブナの芽・・・たくさんありましたね。
去年は豊作でしたから・・・・私も昨年は実をたくさんいただきました(笑)
確かに・・・長靴は一長一短がありますね。
歩きやすさではハイカットの登山靴が良いですよね。
登山道は・・・倒木も多く、歩きづらかったようですね。
ご苦労様でした。
秋田のおやつ・・・どうでしたか??
湯浜のお湯には入られましたか??
いつもいつも、お褒めのコメント、ありがとうございます
すっかり、腕もセンスもいいもんだと思い込んでしまっています
この日は、私以外誰も歩いていなかったようです。
山菜採りの方が沢の方に行かれたかな。
熊かどうかは分かりませんが、落とし物はいくつか見かけました
長靴を履くときは、足首にテーピング等のサポートをする必要もあるかなぁなんて思っていました。
靴の中でねじれるのは、あまり良くないですね。
秋田のおやつ、美味しく頂きましたよ
若返りまんじゅうは、初めて買いました。
レコネタになるかと思いまして
今回は、鳴子でランチをしたかったので、湯浜温泉には入りませんでした。
鳴子の帰りに藤島旅館でした
あの登山道にウスバサイシンあるのか。
アゲハチョウを小さくしたような虎毛模様の蝶いませんでした?
マクロレンズもって自然観察しながら歩くのもいいですね。
千年クロベはSpringさんをお待ちですよ
是非その広角で撮ってあげてくださいね
ヒメギフチョウはいませんでしたよ〜。
虫は、メマトイぐらいかなぁ…
実はウスバサイシンと書いていますが、調べてみると、オクエゾサイシンのような気がします。
萼裂片の先がとがっていないで反り返っていて、丸っこい感じです。
先日姫神で見たウスバサイシンとは、形状が違うんです。
私的には、その形状よりも、花の位置がやたら高いところにあることの方が気になりますけどね
この日は、千年クロベのために、広角レンズを持っていました。
会える日はいつになることやら…
こんばんは。
千年クロベまで、もう一息じゃない。
でも写真から、お花の誘惑が多かったことが
窺えますよ 。
可愛いのがたくさんですね
Springさんの歩みが遅くなるのもわかる気がする
こんばんは〜
クロベまでもう一息ですか?
いや…。一息が長すぎますよ
この後も、たくさんの誘惑が待ち構えていることでしょうから
カワイイのは、お花だけじゃありませんしね
一人だと、余計に誰にも気を遣わず止まってしまうので、目的地があるなら、誰かと一緒の方がいいのかもしれません
でも、スクワット運動で鍛えているんですよ
タケシマランが咲いているのにセリバオウレンも咲いている、キクザキイチゲがまだ咲き始め、ウスバサイシンも咲いている、季節の守備範囲が広い山ですね、マクロ持って行ったらこれは楽しめそうです
マクロと広角、もちろん標準ズームも…カメラ2台欲しくなりますね、でも重いから持たないですけど
若返りまんじゅう美味しそう、効能も魅力的です
ですよね!
セリバオウレンとウスバサイシンとキクザキイチゲなら、まだ分かるんです。
でも、そこにタケシマランやツクバネソウが入って来ると、季節がよく分からなくなりますよね?
驚きの山域でした
計画的にレンズを使わないと、ほんとに進まなくなります
若返りまんじゅう、3日ってところが、軽くリアルなんですよね
もちもちとした皮で、ゆべしっぽい感じでしたよ
須川高原にお越しの際には、ぜひ栗駒山荘でお買い求めください!
おはようございます。
今年はたくさんありますね
でもSpringさんが今まで気がつかなかったとは、灯台下暗し?
今回も見事なワールドを展開してますね
お手本になります
湯浜コースはまだ歩いたことが無いので、緑の明るいうちに歩いてみなければ
こんばんは〜
私が気付かないことなんて、たくさんありますよ
でもたぶん、今までこの時期に山を歩くことがほとんどなかったので、ブナの芽生えは撮る機会がなかったんじゃないかと思いますよ。
こんなに歩いた5月は初めてです
湯浜コース、人が少なくて良いコースですよ
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