会社の部下と御嶽山ナイトハイク（黒沢口ピストン）

2022年07月31日(日) [日帰り]

• GPS: 09:07
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,395m
• 下り: 1,386m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:07

1:46 黒沢口六合目・中の湯
2:05 2:09 日野小屋跡
2:23 2:26 飯森小屋(八海山支店)
2:36 2:37 黒沢口七合目・行場山荘
3:44 3:49 黒沢口八合目・女人堂
4:47 5:11 石室山荘
5:18 5:19 覚明堂休泊所
5:23 5:25 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
5:29 5:30 黒沢十字路
5:49 5:49 御嶽頂上避難シェルター
6:03 6:04 御嶽山
6:09 6:17 御嶽頂上避難シェルター
6:28 6:29 黒沢十字路
6:37 7:10 二ノ池山荘
7:22 7:22 賽ノ河原
7:31 7:45 白竜教会避難小屋
7:55 7:55 賽ノ河原
8:07 8:08 二の池ヒュッテ
8:13 8:13 二ノ池山荘
8:22 8:22 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
8:25 8:26 覚明堂休泊所
8:33 8:40 石室山荘
9:20 9:33 黒沢口八合目・女人堂
10:08 10:08 黒沢口七合目・行場山荘
10:17 10:17 飯森小屋(八海山支店)
10:34 10:34 日野小屋跡
10:53 10:53 黒沢口六合目・中の湯
10:53 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒沢口六合目・中の湯駐車場利用
早朝（午前1時過ぎ）でも人の気配あり

コース状況／危険箇所等

八合目あたりまでは滑りやすい、ぬかるみや木道に注意
（年がら年中湿っぽいイメージなのでいつ行っても滑りやすいかも）
八合目から二の池分岐までは岩ゴロの急登
比較的浮石も多いので足の置き場に注意
二の池分岐から山頂までは噴火警戒レベルにより立ち入り規制がかかる区間
通行可能な場合でもヘルメット着用の事

写真

7/31 2:23

満天の星空の下登山開始。
駐車場〜7合目までは撮り忘れと手ブレが酷く使い物にならずw

7/31 2:35

ロープウェイを使えば往復2時間弱をショートカット可能ですが、ナイトハイクには使えない選択肢。

7/31 4:12

女人堂を過ぎたあたりで空が明るくなってきました。

7/31 4:12

あ、これは間に合わないかも。

7/31 4:28

体感的には石室山荘あたりでタイムアップかなと話をしているあたりです。

7/31 4:38

一度明るくなり始めると早いですね〜

7/31 4:38

中央アルプスもキレイでした。

7/31 4:50

4時50分タイムアップ。
まさに石室山荘直下の斜面でございました。

7/31 4:50

小屋からほら貝の音が聞こえます。石室山荘はこんな演出があるのかとむしろ新鮮な気持ちで日の出を迎えていましたね。

7/31 4:53

山頂からのご来光は逃しましたが、涼しい時間に歩けましたしK-ta96君もご満悦だったので良しとします。

7/31 4:58

昇ったと思ったらいきなり隠れるシャイな奴w

7/31 5:03

さぁ日が当たってきた、暑いぞ！

7/31 5:19

今回の登山では、K-ta96君は『暑さ』と『急登』が大の苦手であることが判明。山に登り慣れていない初心者あるあるかも。

7/31 5:21

九合目覚命堂。
登山始めたての頃は私たちもここでグロッキーになってましたね、懐かしい。実際女人堂からの斜面は結構急です。

7/31 5:27

ヘルメットを装着して進路を剣ヶ峰へ。

7/31 5:35

案外ダラダラと長いです。

7/31 5:50

さぁゴールが見えてきたぞ。

7/31 5:52

一番乗りはK-ta96君に譲ります。

7/31 5:53

シェルターが鎮座。
雰囲気はぶち壊しですが、あんなことがあった後ですから致し方ないですね。

7/31 5:56

最高の天気だぜ！

7/31 5:59

在りし日のお鉢巡りルートを望む。

7/31 5:59

二の池方面もきれいに晴れたね。

7/31 6:01

偶然にもブロッケン現象が！
親切に教えてくれた登山者の方ありがとう。

7/31 6:03

まだ6時なんですがガスが上がってくるの早くね？

7/31 6:04

凛々しい狛犬。

7/31 6:04

火属性攻撃。

7/31 6:16

アルクマ『眩しいぜ』

7/31 6:23

ガンガンに日が照ってきましたよ。

7/31 6:33

二ノ池です。

7/31 6:34

小屋に向かいます。

7/31 6:37

噴火によりほぼ埋まってしまいましたね、以前の美しい二の池が懐かしいです。

7/31 6:37

二の池小屋。
中は滅茶苦茶きれいになってました。

7/31 7:18

楽しいか、そうかそうか。

7/31 7:18

賽の河原を見下ろす。
新品の青い登山靴が印象的な私。

7/31 7:20

まるで地獄の入り口みたいな賽の河原。

7/31 7:21

ここらはガスガスでした。

7/31 7:24

振り返ると晴れてる、変なのw

7/31 7:41

白竜避難小屋から三の池を見下ろす。

7/31 7:42

大好きな三ノ池。
御嶽山で最も好きな景色ですね。

7/31 7:51

さぁ帰りますよ。

7/31 7:54

晴れたりガスったり忙しい日でしたね。

7/31 7:56

ライチョウいないかなぁ…

7/31 8:06

ここらにライチョウいたらしいですが、我々は最後まで遭遇できずに終わりました…残念。

7/31 8:06

二の池ヒュッテ。
予定ではこちらをルート設定していなかったので、ヤマレコがルートミス警告鳴らしまくり区間でしたw

7/31 8:07

名残惜しいですが帰りますよ。

7/31 8:08

剣ヶ峰方面、やはりガス。

7/31 8:12

二の池に帰ってきました。

7/31 8:18

三の池見納め、またね。

7/31 8:32

さぁガンガン下りまっせ、足痛いけど。

7/31 8:36

イエーイ、ガスガス。

7/31 9:02

イエーイ、ガスガスその2。

おまけ。
新調した靴の写真…？？ほとんど写ってねぇじゃん、なんだこれww

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

あっきー＠くま

◆登山の背景
6月に登山を始めた会社の部下の『K-ta96』君と共に御嶽山へ行くことに。
天気予報では昼過ぎから曇り模様とのことだったので早朝出立を決意。
しかしどうせなら普段できない経験をということでナイトハイクを選択しました。

個人背景としては前回から今回までに様々な道具を新調したのでお試しを兼ねた山行に。
登山を始めた当初から（13年物）の道具も多く、5〜6年周期の2周目と重なる形で、登山靴、ザック、ストック、ヘッドランプ、靴下とほぼ一式様変わりしました。
最初に一式揃えてしまえば道具代のかからない趣味などと言われることもありますが、長年続けた場合はその限りではありませんねw

◆登山の詳細
噴火前は田の原からのアクセスが非常に良く、またご来光登山者の数も抜きんでていたことから富士山を除けば『百名山の中で最もナイトハイクが盛んな山』と個人的には認識していますが、噴火後田の原からの道が閉ざされた今現在もその事情は概ね変わっていないようです。
実際、駐車場に到着したのは深夜1時頃でしたが、私たちの他に3組ほどが暗いうちから駐車場を出発していきました。
しかし私たちはといえば身支度に30分ほど時間を費やしたのが仇となり、山頂でのご来光を見逃すことに。
山頂でご来光を拝みたい場合は余裕を持って午前1時には出発したいところです。

黒沢口の樹林帯は比較的湿度が高く、ぬかるみや木道の濡れは多いです。
また同様の理由で真夏の炎天下は地獄と化しますので、標高が高い山だからと油断をしていると大変な目に遭うのでご注意を。
ナイトハイクであれば暑さは問題ありませんが、ライトにたかる虫は多いです。
比較的朝のうちからガスが多く、9時頃にはそこかしこガスに覆われていました。
コマクサを見るには五の池周辺まで行く必要がありましたが、初心者にそこまでの距離はきついであろう事と、おろしたての登山靴の慣らしに無理は禁物という事で、白竜避難小屋より三の池を見下ろしたところで終了としました。

◆登山の感想ほか
K-ta96君にとっては初の3,000m峰にして初のナイトハイクでした。
ちょうど2日前が新月で、星を見るにも最高のシチュエーションだったと思います。
惜しむらくは出発が遅れたことで森林限界に至るころには空が明るくなり始めており、存分に星空が堪能できなかったこと、山頂でご来光を拝めなかったことでしょうか。
黒沢口からご来光を見るには田の原から登っていたころよりも1時間ほど余裕を見ないといけないという事を身をもって知ることとなりました。
山頂でご来光が見れず、コマクサ最盛期でしたが見ることは叶わず、またライチョウもニアミス（通り過ぎた他の登山者の方はバッチリ見てた）などある意味片手落ちの残念な山行と言えなくもありませんが、K-ta96君が初めて尽くしの山行を楽しんでくれたなら些末な事かと。
初の3,000mをナイトハイクでという計画の是非については賛否両論あるかと思いますが、個人的には比較的安全に夜間歩行のできる山・コースであると思います。