大朝日岳 (朝日鉱泉から反時計回り)

2022年07月30日(土) 〜 2022年07月31日(日)

• GPS: 15:25
• 距離: 20.7km
• 登り: 2,118m
• 下り: 2,154m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:06

6:22 頭殿山朝日鉱泉口
6:30 6:43 朝日鉱泉
8:45 8:54 金山沢出合
10:10 10:18 鳥原小屋
10:42 11:07 鳥原山
12:51 12:51 小朝日岳
13:12 13:13 小朝日岳巻道分岐（南側）
14:30 14:35 銀玉水
15:28 15:28 大朝日岳山頂避難小屋
15:28 宿泊地

2日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:42

4:49 大朝日岳
6:58 7:17 長命水
8:27 8:27 二股出合
10:27 10:29 朝日鉱泉
10:31 ゴール地点

天候

晴天
山形県は35℃を越える暑さ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝日鉱泉まで、終盤は凸凹のあるダートな道のり、すれ違いに注意

駐車場は10台程度も、ちゃんと詰めて止めれば14台くらいは可能
下の路肩にも止められるスペースあり
トイレはナチュラリストの家(駐車場から10分ほど)で借りれます

コース状況／危険箇所等

大変な暑さで脱水症になりかけたので
ルートにあった水場について

★登り
▲鳥原小屋の分岐を左(鳥原小屋方面)に少し行くと水場あり(沢の水で標識なし)
ここを越えると銀玉水まで4時間くらい水場なし

▲銀玉水 避難小屋の少し手前(小屋についてから汲みには行きたくない)
標識あり、登山道から1分くらい下りたところにあり

▲金玉水 避難小屋から西朝日岳方面に15分ほど下りたところ
避難小屋のサンダルでは行かず、ちゃんと登山靴に履き変えて行くこと(疲れた足にはこたえます)

★下り
長命水 標識あり、登山道から少し下りたころもかなり急斜面(水があればできれば下りたくない)

★弘法水 登山口入り口にあり、どちらでも飲めるありがたきお水となった

写真

7/30 6:31

目指すお山だ

7/30 6:43

さっそくの吊り橋
怖い！

7/30 6:53

スタートしてすぐも飲んでおく

7/30 6:55

右の鳥原山ルートへ
明日は左側から下りてくる

7/30 8:49

永遠の樹林帯、なかなか標高上がらず
そして登ったのに金山沢まで下ろされる

7/30 9:10

巨大なキノコばかり

7/30 10:05

やっと開けてきた
湿原の奥に見えるトンガリが目指すところか？

7/30 10:16

やっとお花を見れた

いつの間にか鳥原山を超えていた
そして目指す先の道のりが見え、遠すぎて驚く

7/30 11:24

まずは小朝日岳へ
全然小さくなくて急登

7/30 12:41

小朝日岳到着
蜻蛉が半端なく飛んでいた

7/30 12:43

緩やかそうで、決してそうではない
頑張ろう
その前に一度、小朝日岳から激下り

だいぶ近づいてきたよ
右に見える雪渓のあたりに銀玉水があるんだとか

7/30 14:26

危うく脱水症になるところだった
命の水、銀玉水
頭がキンキンになるくらいヒェっ冷え〜

7/30 14:32

お花畑へ

可愛らしいチングルマ

7/30 14:44

花を撮りながらで一気に楽しくなる

7/30 14:46

ニッコウキスゲとコバイケイソウが爽やか

7/30 14:51

蜻蛉と一緒に休憩

7/30 14:52

恐るべし小朝日岳
めちゃめちゃの激下りだった

7/30 15:01

登りはじめて、もうすぐ9時間
体力も限界〜

7/30 15:07

ヤマハハコ

7/30 15:09

歩くと気持ち良さそうな西朝日岳

7/30 15:12

涼やか
でも暑い！

7/30 15:13

やっと今晩のお宿だ〜

7/30 15:15

ビクトリーロード

7/30 15:23

マツムシソウ

7/30 15:24

あと少し〜

7/30 15:24

西朝日岳
金玉水は見える雪渓の下あたりとか

7/30 15:26

小屋の前はお花畑

7/30 15:27

コーンと鳴らせば良かった

7/30 17:19

お疲れ様の乾杯
皆さん楽しそう

7/30 18:10

本日の小屋は満室状態
我らは屋根裏で割と広々
小屋のおじさんが明日の山形は37度だから気をつけてと

7/30 18:47

燃えるような夕陽

7/30 18:52

雲が抜けて

7/30 18:53

登ってきた小朝日岳からの稜線

7/30 18:54

山頂でサンセットを楽しむ

7/30 18:55

御影森山への稜線
こちらも大変気持ち良さそう

7/30 19:00

飯豊連峰の上の雲がよく染まっている

7/30 19:12

サンセット後のゴールデンアワーが好き

7/31 2:54

20時から爆睡、2時前には目が覚めて外へ
天の川がよく見えた

7/31 3:21

満点の星空

流れ星だ
たくさん見れた

7/31 4:06

静かな朝のはじまり
鳥海山に月山

7/31 4:07

大変立派な避難小屋
居心地抜群だった

7/31 4:27

さぁ、荷物を持って山頂へ

7/31 4:28

何度も見ても美しい

7/31 4:36

美しいサンライズ

7/31 4:41

まぶしい〜

7/31 4:41

淡いピンクの空の中の飯豊連峰

7/31 4:47

暑くなる前に行動開始

染まる大朝日岳

7/31 4:56

ぼんやり照らされ美しい朝の眺め

7/31 5:08

かわいらしいハクサンイチゲ

7/31 5:08

爽やか

7/31 5:13

穏やかな稜線

7/31 6:57

まだ7時前も、下りでも滝汗
長命水は近いけれど、かなり急坂の下

7/31 8:23

やっと急坂を終え川沿いに

7/31 8:53

あまりにも暑くて飛び込みたい気分に
この先、何度も高巻きしたり川に下りたり、渡渉したりと、とても長く感じた

7/31 10:23

昨日最初に渡った吊り橋へ
もうすぐゴールだ

7/31 10:30

山頂からの中ツルコースがよく見える

7/31 10:40

ナチュラリストの家でお疲れ様の乾杯
とても素晴らしい2日間だった
こちらで山バッチも購入 ♪

撮影機器：

OM-D E-M10 Mark III ボディ オリンパス

感想

mmmm0831

南アルプスに行く予定も、天気を考慮し晴れている東北をチョイス。
飯豊山か大朝日岳で悩むも周回できる大朝日岳を目指す。

登山口の気温を見てびっくり！早朝で22℃昼間で29℃！
灼熱地獄になりそうだ。
鳥原山まで4時間。標高も低く暑さでバテバテ。鳥原山から見えた小朝日岳が急峻すぎるのと、そのはるか先に見える山頂があまりにも遠すぎて驚いた。
しかし大朝日岳に近づくにつれて広がる朝日連峰の壮大な姿が美し過ぎて、花々も現れはじめて何とか頑張れた。
避難小屋泊は初めても、普通の山小屋と同じくらい居心地はよく、アットホームな雰囲気に癒される。
山頂から夕焼けや御来光、満点の星空を楽しむことができ、この上なく贅沢なひとときだった。

しかし、この異常な暑さ！
脱水症で倒れることなく無事に山行を終えることができてホッとしたとともに、もっとしっかり対策をしなければならないと反省点も多くあり、いろんな意味で思い出深い山行となった。