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Yamareco

記録ID: 4540735
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

御嶽山 濁河温泉往復

2022年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:24
距離
14.0km
登り
1,451m
下り
1,429m

コースタイム

日帰り
山行
8:43
休憩
0:38
合計
9:21
4:43
2
4:45
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5
5:22
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14:03
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1
14:04
ゴール地点
天候 朝は晴れ。昼前からガスがかかりだし、13時過ぎ、下山中断続的に弱い俄雨
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夕に、登山口そばの駐車場の舗装区画(15台?ほどの区画)に駐車。深夜1時の時点で、舗装区画は空き1台。4時半時点で、舗装区画は満車、その奥の未舗装区画は5台分(うち、水たまり区画2〜3台)ほど空きあり。
コース状況/
危険箇所等
大雑把な路面状況:7合目付近まで、ぬかるみが連続。7合目から8合目までは岩ゴロ主体で、ぬかるみが点在。8合目から上は岩ゴロ。
飛騨頂上までの登りと、二ノ池を過ぎてから剣が峰までの登りが、結構しんどい。
道案内や、ペンキ目印があるので、道はわかりやすく迷う心配はない。
その他周辺情報  市営の濁河温泉600円。「アブが出る」とのこと。そのせいか、14時過ぎ、ガラガラ。確かにアブ、うっとおしく、1匹退治したが、長湯する気にならず。
 高山観光。駅前の観光案内所で無料版るるぶをゲットし、駅前から「古い町並」地区を食べ歩き。「高山陣屋」近くの漬物屋さんで売っていた冷やしキュウリ(200円)がとてもうまかった。「高山陣屋」もよかった。時代劇でしか見たことなかったホンモノの拷問道具が印象的であった(変な趣味・指向はありません)。2日間ブラブラしたが、なかなか楽しい。日中は暑い。しかし、都会の不快な暑さではない。2日目は16時を過ぎていたこともあり、風が吹き、暑さはなかった。コインパーキングはたくさんあり、安いところで20分100円が相場。
出発時、気温14.3℃、湿度85%。風のない森の中は、多湿感があって、空気が重い感じ。朝のさわやかさはない。
2022年07月31日 04:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 4:41
出発時、気温14.3℃、湿度85%。風のない森の中は、多湿感があって、空気が重い感じ。朝のさわやかさはない。
8合目を過ぎて振り返る。標高は2500mを超えているだけに眺めがよい。ただ、頭がボーッとしており、どうやら酸欠らしい。
2022年07月31日 06:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 6:49
8合目を過ぎて振り返る。標高は2500mを超えているだけに眺めがよい。ただ、頭がボーッとしており、どうやら酸欠らしい。
五ノ池小屋が見えた。もう少し。ペースの上がらない私を後続の方がどんどん追い越していく。
2022年07月31日 07:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 7:22
五ノ池小屋が見えた。もう少し。ペースの上がらない私を後続の方がどんどん追い越していく。
花が咲いてた。高山植物音痴の私には、何の花かわからず。撮った花ぐらいは覚えていこうと自宅でネット検索。イワギキョウでしょうか。他にもいくつか写真に収め、これから同定したい。
2022年07月31日 07:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 7:23
花が咲いてた。高山植物音痴の私には、何の花かわからず。撮った花ぐらいは覚えていこうと自宅でネット検索。イワギキョウでしょうか。他にもいくつか写真に収め、これから同定したい。
飛騨頂上手前にて。私でも知っているコマクサ。付近では、たくさん咲いていた。下山時撮影。
2022年07月31日 11:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 11:35
飛騨頂上手前にて。私でも知っているコマクサ。付近では、たくさん咲いていた。下山時撮影。
飛騨頂上到着。空は一層青いし、ガスが吹き抜け、風も気持ちよい。空腹感はないけど、ここで食事休憩。
2022年07月31日 07:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 7:32
飛騨頂上到着。空は一層青いし、ガスが吹き抜け、風も気持ちよい。空腹感はないけど、ここで食事休憩。
三ノ池。飛騨頂上では、四方、どこを見ても絵になる景色だった。結構、ここで満足している自分がいる。
2022年07月31日 07:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 7:37
三ノ池。飛騨頂上では、四方、どこを見ても絵になる景色だった。結構、ここで満足している自分がいる。
飛騨頂上から歩を進める。先も簡単ではない。
2022年07月31日 07:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 7:54
飛騨頂上から歩を進める。先も簡単ではない。
サイノ河原避難小屋到着時は、剣が峰はガスの中だった。しかし・・・
2022年07月31日 08:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 8:25
サイノ河原避難小屋到着時は、剣が峰はガスの中だった。しかし・・・
数分後、まるで「除幕式」のごとく一気に視界が開け、御嶽山が姿を現した。皆、見入っていたと思う。すばらしかった。
2022年07月31日 08:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 8:27
数分後、まるで「除幕式」のごとく一気に視界が開け、御嶽山が姿を現した。皆、見入っていたと思う。すばらしかった。
サイノ河原にて。初ライチョウ。写真は、周囲を警戒する母ライチョウの姿のみ写っているが、丸っこいヒナが4つ、お母さんの周りを駆け回り、めっちゃかわいかった。ヒナ、うまく撮れない。人も集まり、撮影会状態。
2022年07月31日 08:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 8:34
サイノ河原にて。初ライチョウ。写真は、周囲を警戒する母ライチョウの姿のみ写っているが、丸っこいヒナが4つ、お母さんの周りを駆け回り、めっちゃかわいかった。ヒナ、うまく撮れない。人も集まり、撮影会状態。
もうすぐ剣が峰山頂。二ノ池を過ぎてからの登り、結構きつい。また、頭がボーッとしてきて酸欠。
2022年07月31日 09:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 9:12
もうすぐ剣が峰山頂。二ノ池を過ぎてからの登り、結構きつい。また、頭がボーッとしてきて酸欠。
この階段を上れば山頂。スイスイ登れたので、まだ余力はあるらしい。
2022年07月31日 09:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 9:26
この階段を上れば山頂。スイスイ登れたので、まだ余力はあるらしい。
剣が峰到着。人生初の3000m峰。周辺の景色を楽しみたかったが、沸き立つ雲も高峰ならでは。飛騨頂上で既に満足していたが、ここまで来てよかった。
2022年07月31日 09:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 9:31
剣が峰到着。人生初の3000m峰。周辺の景色を楽しみたかったが、沸き立つ雲も高峰ならでは。飛騨頂上で既に満足していたが、ここまで来てよかった。
剣が峰からの帰りの三ノ池乗越分岐。サイノ河原までは視界良好だったが、ガスがかかりだした。一時的なものだと思っていたが・・・。通ってきた道が随分下に見える。下りは苦手。転びやすそうな道を慎重に下る。
2022年07月31日 10:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 10:45
剣が峰からの帰りの三ノ池乗越分岐。サイノ河原までは視界良好だったが、ガスがかかりだした。一時的なものだと思っていたが・・・。通ってきた道が随分下に見える。下りは苦手。転びやすそうな道を慎重に下る。
飛騨頂上まで戻ってきた。気温15.6℃。日差しはない。風弱く快適。二度目の食事休憩。
2022年07月31日 11:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 11:17
飛騨頂上まで戻ってきた。気温15.6℃。日差しはない。風弱く快適。二度目の食事休憩。
飛騨頂上から、継子岳と継子二峰を臨む。当初予定では、三ノ池経由でこの2峰を巡る予定だったが、ペースが上がらず断念した。次こそは、と感慨深く眺めていたら、雲行きが怪しくなってきた。慌てて撮影準備するも、継子岳写せず。
2022年07月31日 11:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 11:28
飛騨頂上から、継子岳と継子二峰を臨む。当初予定では、三ノ池経由でこの2峰を巡る予定だったが、ペースが上がらず断念した。次こそは、と感慨深く眺めていたら、雲行きが怪しくなってきた。慌てて撮影準備するも、継子岳写せず。
岩ゴロの道。8合目から上はこんな感じ。気をつけて下る。
2022年07月31日 11:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 11:52
岩ゴロの道。8合目から上はこんな感じ。気をつけて下る。
8合目から少し下った辺りから、所々、ぬかるみが現れる。
2022年07月31日 12:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 12:49
8合目から少し下った辺りから、所々、ぬかるみが現れる。
7合目付近から、ぬかるみが続く。なるべくぬかるみを避けて、気をつけて一歩一歩確認しながら下る。それでも、時々滑ってヒヤッとする。断続的に、俄雨が降りだし、状態が悪化しないうちに下りきりたいが、ペースが上がらない。
2022年07月31日 13:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 13:20
7合目付近から、ぬかるみが続く。なるべくぬかるみを避けて、気をつけて一歩一歩確認しながら下る。それでも、時々滑ってヒヤッとする。断続的に、俄雨が降りだし、状態が悪化しないうちに下りきりたいが、ペースが上がらない。
高山にて、飛騨牛を食す。うまし。16時台、飛騨牛を食べられる店は数少なく、高山駅前の観光案内所で入手した無料版るるぶが役立った。
2022年07月31日 16:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/31 16:22
高山にて、飛騨牛を食す。うまし。16時台、飛騨牛を食べられる店は数少なく、高山駅前の観光案内所で入手した無料版るるぶが役立った。
撮影機器:

感想

 前日、大阪の自宅を朝9時に出発し、14時高山着。高山観光後、18時半、登山口近くの駐車場到着。舗装区画には、すでに5台ほど先客あり。途中、路面が濡れていた。ガスがすぐ近くの山肌を隠している。明日もこんな感じだろうと、14時までに下りる計画。早いうちに帰宅したい思いもある。
 日の出前に出発。よく眠れたこともあり、普段どおり、順調に標高を上げていく。しかし、7合目付近、高度にして2000mぐらい(記憶曖昧)から、頭がボーッとしてくる。寝不足?熱中症?ガス欠?どれも考えられない。酸欠しかない。意識して、深呼吸するように歩を進めるうち、だいぶ治まってきた。こころとは真逆のデリケートな体に笑えてくる。若かりし頃、1度だけ北アルプスで2900m程度までは登ったことがあるが、最近では2077mの十勝岳が最高峰。このあと体感する未踏の世界、先行きに不安を覚える。自制してペースを落とす。後続の方に次々と追い越されていく。ちょっと悔しい。しかし、飛騨頂上に着いて、マイナスだった気持ちが吹っ切れた。四方のすばらしい景色、深く青い空、通り過ぎていくガス、どれもすばらしい眺め。ここに来れたことが嬉しく、十分満足な気持ちになれた。気持ちをリセットして、剣が峰を目指す。
 サイノ河原ではライチョウにも会えた。ヒナが4つ。丸く小さい体で、ちょこちょこ動き回る姿かわいくて仕方ない。メロメロである。岩の上で、警戒監視するお母さんの姿も印象的だった。黒沢十字路からの標高差100mほどの登り、なかなか辛い。再び酸欠症状が出てきた。噴火の犠牲になられた方の無念を思いながら歩を進める予定であったが、そんな余裕はなかった。自分のことで精一杯。山頂では、人も多くゆっくりできず、雲が沸き立ち視界が遮られ景色もイマイチ。当初予定より、時間超過してることもあり、さっさと下りる。
 帰路、サイノ河原を過ぎたあたりから、ガスで視界が閉ざされ気味となる。当初、三ノ池を経由して継子岳へ向かう計画であったが、時間的に厳しく飛騨頂上へ向かう。飛騨頂上に到着しても、空模様は悪くなる方向へ。昼過ぎまでは晴れが続くと想定していたのに、当てが外れた。飛騨頂上から継子岳往復も考えていたが、雲行き怪しく断念。下山する。言わんこっちゃない、途中で3度、にわか雨に遭遇。木々のおかげで、雨具を着用せずにすんだが、ゴール地点付近では、それなりの雨だった。登山口までの岩ゴロとぬかるみでペースを上げられず、距離があり結構疲れた。
 今回の経験を足掛かりに、今後、北アルプスにも挑戦していきたい。
 水3リットル持参し、1.8リットル消費。下山した後、喉の渇きを覚える。ぬかるみに集中するあまり、給水に意識が向いてなかった。行動中もっと飲まないとダメ。
 深夜、駐車場から見た星空、すばらしかった。特に真上、はくちょうからカシオペアにかけての天の川、ざらついて見えた。ずっと見ていたいが、そうもいかぬ。星見と山歩き、両立しずらいところが辛い。
 高山17時出発し、居眠り運転することなく、大阪の自宅へ22時着。

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体力レベル
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