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Yamareco

記録ID: 4542963
全員に公開
沢登り
日高山脈

千呂露川二岐沢四の沢(大滝偵察)

2022年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:40
距離
14.8km
登り
643m
下り
636m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
0:08
合計
8:28
8:37
8:37
33
15:35
15:42
39
16:21
16:21
2
16:23
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
二岐沢出会いゲート c631m
2022年07月31日 07:46撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 7:46
二岐沢出会いゲート c631m
二の沢出会い手前
2022年07月31日 08:54撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 8:54
二の沢出会い手前
親父のうんち 新しめ
2022年07月31日 09:53撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 9:53
親父のうんち 新しめ
三の沢出会い
2022年07月31日 09:58撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 9:58
三の沢出会い
四の沢出会い 出会いは四の沢から水が流れておらず、出会いを見逃して、少しだけ本流を遡行してしまった。
四の沢に入るとまもなくして水が流れだす。
2022年07月31日 11:01撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:01
四の沢出会い 出会いは四の沢から水が流れておらず、出会いを見逃して、少しだけ本流を遡行してしまった。
四の沢に入るとまもなくして水が流れだす。
奥に見えるのが最初の滝。
2022年07月31日 11:14撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/31 11:14
奥に見えるのが最初の滝。
水流の中を直登する記録あり。俺は、右岸側を巻いた。人が歩いたかのように、ブッシュが倒れていたので、先行者がいたのかなと勘違いしたが、熊の歩いた跡だったようだ。
2022年07月31日 11:16撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:16
水流の中を直登する記録あり。俺は、右岸側を巻いた。人が歩いたかのように、ブッシュが倒れていたので、先行者がいたのかなと勘違いしたが、熊の歩いた跡だったようだ。
先ほどの滝を近くで撮影
2022年07月31日 11:25撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:25
先ほどの滝を近くで撮影
滝を巻いて沢に戻る。この先のV字谷は雪渓で埋まっている。
2022年07月31日 11:35撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:35
滝を巻いて沢に戻る。この先のV字谷は雪渓で埋まっている。
谷を埋める雪渓。長さは50mくらいか。
2022年07月31日 11:38撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:38
谷を埋める雪渓。長さは50mくらいか。
雪渓の奥に2段の大滝が鎮座していた。
2022年07月31日 11:45撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:45
雪渓の奥に2段の大滝が鎮座していた。
一段目の滝。ハングしていて、周りの岩は逆層で登れる気がまったくしない。
2022年07月31日 11:45撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:45
一段目の滝。ハングしていて、周りの岩は逆層で登れる気がまったくしない。
二段目の滝。中間バンドを左側にトラバースして水の流れていない岩(赤く剥落したような痕跡が写っている箇所)を登った記録がある。登った方の解説によると「すっきりした花崗岩のカンテ状のロッククライミングだった印象」とのこと。
2022年07月31日 11:45撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:45
二段目の滝。中間バンドを左側にトラバースして水の流れていない岩(赤く剥落したような痕跡が写っている箇所)を登った記録がある。登った方の解説によると「すっきりした花崗岩のカンテ状のロッククライミングだった印象」とのこと。
一段目の滝アップ
2022年07月31日 11:46撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:46
一段目の滝アップ
大滝全体像(遠景)
2022年07月31日 11:46撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:46
大滝全体像(遠景)
雪渓末端の左側。
2022年07月31日 11:47撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:47
雪渓末端の左側。
雪渓末端右側から沢の底を見る。沢の底まで10mくらいか。
2022年07月31日 11:47撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:47
雪渓末端右側から沢の底を見る。沢の底まで10mくらいか。
雪渓末端と左岸の間はまたげない幅。
2022年07月31日 11:47撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:47
雪渓末端と左岸の間はまたげない幅。
雪渓末端右側の真下。
2022年07月31日 11:49撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:49
雪渓末端右側の真下。
雪渓末端右側から一段目の滝の下部を見る。
2022年07月31日 11:49撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/31 11:49
雪渓末端右側から一段目の滝の下部を見る。
大滝側から下流をのぞむ。
2022年07月31日 11:51撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:51
大滝側から下流をのぞむ。
左岸の中間部に走る棚まで登れれば、大滝の中間テラスまで行けるような気がするのであるが。
2022年07月31日 11:53撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 11:53
左岸の中間部に走る棚まで登れれば、大滝の中間テラスまで行けるような気がするのであるが。
雪渓を下降中に雪渓が崩壊。自分は手前の雪渓に乗っていた。雪渓崩壊とともに川底に折れた雪渓とともに滑り落ちた。雪渓に埋まらなくてよかった。命を大事にせねば。
2022年07月31日 12:03撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 12:03
雪渓を下降中に雪渓が崩壊。自分は手前の雪渓に乗っていた。雪渓崩壊とともに川底に折れた雪渓とともに滑り落ちた。雪渓に埋まらなくてよかった。命を大事にせねば。
大滝を巻くとすれば、この辺からブッシュを使って大高巻きすることになるのか・・・。
2022年07月31日 12:05撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 12:05
大滝を巻くとすれば、この辺からブッシュを使って大高巻きすることになるのか・・・。
親父のうんち。湯気で出そうなかんじ。
2022年07月31日 12:09撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 12:09
親父のうんち。湯気で出そうなかんじ。
下山中にテンカラを振ってみた。
2022年07月31日 13:45撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 13:45
下山中にテンカラを振ってみた。
二岐沢出会いの駐車場。ブヨ軍団がワヤだった。
2022年07月31日 16:18撮影 by  RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/31 16:18
二岐沢出会いの駐車場。ブヨ軍団がワヤだった。
撮影機器:

感想

千呂露川水系は、これまで千呂露川二岐沢三の沢(2002年)、千呂露川1857m北西面直登沢(2018年)、千呂露川二岐沢本流(2021年)を遡行した。山谷で紹介されている千呂露川水系の沢の中で遡行意欲をそそるのは四の沢だけになったが、大滝登りがかなり手強いと聞いて、後回しになっていた。
大滝を登った記録は、2002年のHクラブKさんのものしか目にしたことはない。2002年当時、Kさんチームは、道内最強の沢やチームの一つだったと思う。
四の沢を完遡できるのか、その可能性を探るべき、単独山行の週末となったこの日、四の沢大滝の偵察に行った。
大滝を見た印象としては、今回の雪渓のコンディションであれば滝に取り付くことすらできず、仮に取り付けたとしても一段目の滝は絶望的に見えた、二段目の滝だって、登れるだろうか・・・。

大滝偵察を終えて、雪渓を下るときにかなりやばいヒヤリハットを起こしてしまった。雪渓には雪渓の左側から登って、静かに慎重に上を目指した。雪渓に上がって数メートル登ったときに雪渓に落石があったようなドスンというような音を聞いたことを覚えている。
その後は特に問題なく雪渓の一番上まで行き、大滝を偵察することができた。偵察を終えて下降するとき、もう数メートルで雪渓が終わって沢に戻れるとなったところで、急傾斜になった。滑落してはいけないと思い、バイルを雪渓に刺しながら、後ろ向きになって降りていった。何回目であっただろう、バイルを雪渓に刺したその瞬間、ミシミシミシと雪渓が割れる音がし、次の瞬間雪渓の上に上がったまま沢に滑り落ちた。沢に滑り落ちるときに左手の親指を雪渓に刺して体を支えようとしたらしく(右手にバイルを持っていた)、親指を突き指してしまったが、自分の身体の上に崩壊した雪渓が落ちてくることはなかった。九死に一生を得た感じだった。
親指はみるみるうちに腫れて動かしにくくなってきたので、沢水でしばらくアイシングをして、ロキソニンを服用した。
骨折でもしたかなあという思いがよぎるくらいの痛みだったが、ロキソニンを服用したら痛みはなくなり、それ以上腫れることもなくなり一安心。
帰宅後、親指周辺が内出血して、手首まで血が落ちてきたが、結果的には軽い突き指だったようで、1週間程度で腫れも内出血も指の動かしにくさもなくなった。
雪渓崩壊の直接的な原因は、バイルで刺激を与えたことだと思う。やはり大きな雪渓のあるところは軽アイゼンを使用して、不要な刺激は与えないこととしよう。

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コメント

九死に一生 
ご無事でよかったです。
2022/8/12 18:46
Siroyuriさん
今更ながらに沢やそして山やは危険な遊び(活動)をしていることを実感しました。
「死んで花実が咲くものか」を肝に命じて、安全安心を肝に命じて山行活動します。
2022/8/12 21:40
ご無沙汰しております。

良かった、突き指程度ですんで・・・
2022/8/14 3:57
shinobu49さん
こんにちは。ご無沙汰してます。
あれから2週間が経過し、親指はほぼ完治しました。
北海道の沢シーズンは残すところ1.5月でしょうか、ケガのないように沢登りを楽しみたいと思っています。
2022/8/14 11:53
プロフィール画像
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