雌阿寒岳（雌阿寒温泉コース）

2022年07月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.6km
• 登り: 879m
• 下り: 864m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:35

8:45 雌阿寒温泉コース登山口
11:20 11:25 雌阿寒岳
11:45 11:50 青沼付近
12:00 12:30 雌阿寒岳
14:20 雌阿寒温泉コース登山口

雌阿寒岳の参考コースタイムは、登り：2時間20分、下り：1時間20分、合計：約3時間40分。

天候

晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

阿寒湖畔から国道241号をオンネトーの青看板で左折。野中温泉手前に雌阿寒岳の登山口あり。この登山口横（野中温泉の隣り）に駐車場あり。すぐ近くに公衆トイレあり。

コース状況／危険箇所等

本日、下山中の目の前で、50代男性1名が右足を痛めて道警のヘリにより救助された。また、50代の別な男性1名が足を痛めて休んだ後に遭難。火山特有のガレ場、岩場には、くれぐれもご注意願いたい。

その他周辺情報

雌阿寒岳麓に秘湯・野中温泉あり。相変わらず全国的に人気の秘湯の宿で、素晴らしい本物の硫黄泉がダバダバと掛け流しである。

写真

7/30 15:23

約4年ぶりに訪れた雌阿寒岳。前日に、オンネトー湖から撮影。右の阿寒富士とともに、実に素晴らしい山容。

7/31 8:42

今日はのんびり火山を楽しむ山行。この日、釧路地方は30℃越え。暑くても、晴れの日の山行は実に気持ちよい。

7/31 8:45

キノコ王国の阿寒の森。なんとも可愛らしいタマゴタケ。

7/31 9:01

登山道に、樹の根が地面いっぱいに張り巡らされているのが、雌阿寒岳3合目ぐらいまでの森林帯の特徴。

7/31 9:37

4合目まで登ると、遠くまで視界が広がる。

7/31 9:50

神秘のオンネトー湖が、眼下に見える。

7/31 10:29

高山のれき地にもかかわらず、可憐な姿のイワブクロ。

7/31 10:34

7合目。お隣のフップシ岳がよく見える。

7/31 10:39

ここまで登ると、オンネトー湖全体がよく見えてくる。

7/31 10:39

山頂までもうひと息だが、陽の照りつけが強く、とても暑い。

7/31 10:41

岩陰で、可愛らしい小さな花を咲かせているメアカンフスマ。

7/31 10:43

十勝連峰の上ホロの崖のような火山の景色。

7/31 11:07

9合目を過ぎてすぐに、この火口の大迫力に圧倒される。ガスが絶え間なく噴出。大地がまさに生きている。

7/31 11:15

下界にはない火口の景色。

7/31 11:16

剣ヶ峰の方向。その向こうに阿寒湖。何度来ても素晴らしい景色。

7/31 11:18

視界に飛び込む岩の荒々しさと、噴煙の噴き出す音が合わさるとこの世のものとは思えない。

7/31 11:21

山頂に到着。ここまで雌阿寒の様々な景色を堪能。さらに山頂からの景色を存分に楽しむ。

7/31 11:22

火口が織りなす大地の模様と、お隣の阿寒富士。今日は温泉優先なので、阿寒富士への登頂は次回に。

7/31 11:27

火口にある青沼と阿寒富士のツーショット。

7/31 11:33

実際に来て目の当りにしないと、青沼の美しさは分からないと思う。

7/31 11:36

雌阿寒岳の生きている火口は、やはり凄い。

7/31 12:33

名残惜しくも、火口と赤沼に別れを告げ下山。

7/31 12:53

9合目を下りてから、道警の救助ヘリが眼下にやって来た。何事だろう。

7/31 13:05

後でニュースで知ったが、右足を負傷した50代の方が搬送されたらしい。

7/31 13:08

大変お疲れ様です。いつも感謝でいっぱいです。怪我のない山行を今後も心がけ、身が引き締まる思い。

7/31 13:17

6合目からフップシ岳を望む。眼下に広がる麓の緑の絨毯が実に美しい。

7/31 14:23

無事に怪我なく下山。ゆったりと雌阿寒岳を堪能。山の神に感謝。

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

kazu_VLX

週末はグズつきがちな石狩地方。晴れそうな土日を狙って、思い切って道東・阿寒へ。見事に晴れたが、火山で日陰も少なく、猛暑となった雌阿寒岳山行。約4年ぶりの雌阿寒岳は、相変わらず活きた生々しい姿を見せてくれた。火山特有の噴煙を吹き上げたガレ場や草木のない異世界な眺望は、実に見応えがある。
今回の下山時、目前で道警のヘリによる足負傷者の救助活動が行われたが、まさにこの後、この登山道で、50代の別な男性が足を負傷して休んでいた後に遭難しているニュースが飛び込んできた。怪我なく無事に下山するよう細心の注意を払うことと、事前の様々な準備の重要性について、改めて、身の引き締まる思いがした。