記録ID: 4548344
全員に公開
ハイキング
東北
【津軽の道を歩く10】百沢街道02（百沢→枯木平）
2022年08月02日(火) [日帰り]
青森県
faroe
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:21
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 305m
- 下り
- 69m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 曇りで雨がぱらついたり日差しが出たり 日差しが出たらえらく蒸し暑い |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
Out:弘南バス 枯木平 バスは2時間に1本です。 枯木平が弘前からのバスの終点になります。 枯木平で時間をつぶすのはきついので、時間をうまく調整するか、3kmほど戻って嶽地区で時間をつぶすことをお勧めします。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
百沢街道は、百沢までは革秀寺や高照神社、岩木山神社など信仰の道の様相がありますが、百沢から先は実用的な道になります。 嶽や湯段には藩政時代から湯治場がありました。 嶽温泉が強酸性で、湯段温泉が弱アルカリ性であることから、嶽温泉で3日湯治したら、湯段温泉に行って肌を中和し、肌荒れを防ぐ、といった湯治もされていたようです。 また、枯木平は弘前藩の牧（藩営牧場）がありました（津軽五牧の一つ）。 これら湯治場や牧と弘前を結ぶ役割がありました。 雑感 ＜百沢〜嶽＞ ・おおむね県道3号線です。 ・途中で道路より上手に遊歩道のようなものが続きます。 安全に通れることと、おそらくそちらの方が道としては古いと思われるので そちらを通るほうがよさそうです。 なお、所々ぬかるんでいるのが難点。 ＜嶽〜湯段〜枯木平＞ ・問題ありません。 ・湯段を過ぎて県道に戻ったら歩道のない区間を行きますので注意。 |
| その他周辺情報 | ・コンビニはありません ・自販機は多くありません。早めに水分の確保をした方がよいです。 ・飲食店は岳までは結構あります。 ・トイレも常盤野小中学校前まで高頻度に出てきます。 |
写真
すぐ岩木山神社の石鳥居。
今回は本殿まで行かず、ここで失礼します。
今回は本殿まで行かず、ここで失礼します。
岩木山神社の駐車場のトイレは「安堵館」。
津軽人のナイスなセンスです。
津軽人のナイスなセンスです。
森山 403.4m頂上手前まで林道があり、そこから少しの藪漕ぎで山頂へ行けます。
岩木山は神聖な山で、藩主でもなかなか登れなかったのですが、代わりに森山に登り、岩木山を遥拝していました。
8/2 10:07
森山 403.4m
頂上手前まで林道があり、そこから少しの藪漕ぎで山頂へ行けます。
岩木山は神聖な山で、藩主でもなかなか登れなかったのですが、代わりに森山に登り、岩木山を遥拝していました。
頂上手前まで林道があり、そこから少しの藪漕ぎで山頂へ行けます。
岩木山は神聖な山で、藩主でもなかなか登れなかったのですが、代わりに森山に登り、岩木山を遥拝していました。
百沢スキー場入口。
弘前の小学生のスキー教室は、だいたい百沢か大鰐です。
弘前の小学生のスキー教室は、だいたい百沢か大鰐です。
小森山 323.7m
ここも山頂付近まで道があり、最後の藪漕ぎで山頂に行けます。
ここも山頂付近まで道があり、最後の藪漕ぎで山頂に行けます。
日本一の桜並木（写っているのは松ですが）岩木山を一周するようにオオヤマザクラが植えられています。
この一周する道をネックレスロードと名付けたそうな。
8/2 10:33
日本一の桜並木（写っているのは松ですが）
岩木山を一周するようにオオヤマザクラが植えられています。
この一周する道をネックレスロードと名付けたそうな。
岩木山を一周するようにオオヤマザクラが植えられています。
この一周する道をネックレスロードと名付けたそうな。
嶽きみの屋台
嶽地区はその気温差の大きさを利用し、甘いトウモロコシ【嶽きみ】で有名です。
メロンよりも甘いという糖度が自慢。
嶽地区はその気温差の大きさを利用し、甘いトウモロコシ【嶽きみ】で有名です。
メロンよりも甘いという糖度が自慢。
松並木の由来明治25年に湯段地区を開発した際に、遭難防止や防雪、目印のために松を植えた。そうです。
ということは、松の生えている間が古い道ではないか？という気もします。←つまり遊歩道。
8/2 10:59
松並木の由来
明治25年に湯段地区を開発した際に、遭難防止や防雪、目印のために松を植えた。そうです。
ということは、松の生えている間が古い道ではないか？という気もします。←つまり遊歩道。
明治25年に湯段地区を開発した際に、遭難防止や防雪、目印のために松を植えた。そうです。
ということは、松の生えている間が古い道ではないか？という気もします。←つまり遊歩道。
出世地蔵尊
「出世」とありますが、冬季などは雪深く悪路となるこの地域。
遭難、凍死した人々を供養するために建立されました。
「出世」とありますが、冬季などは雪深く悪路となるこの地域。
遭難、凍死した人々を供養するために建立されました。
フィールドオブドリームスみたいだ。
レイ・リオッタがでてきそう。
レイ・リオッタがでてきそう。
岩木さんぽ館
山の情報とかが得られそう。
嶽地区は、岩木山の登山道の一つ嶽ルートの登山口にあたります。
山の情報とかが得られそう。
嶽地区は、岩木山の登山道の一つ嶽ルートの登山口にあたります。
マイタケやネマガリタケなど山菜の入った釜めし。非常においしかったです。
これに合わせて今回の行程（前回の終点）を決めた甲斐がありました。
30分ほど待たされますが、その時間分の価値のあるお味です。
2
8/2 12:32
マイタケやネマガリタケなど山菜の入った釜めし。
非常においしかったです。
これに合わせて今回の行程（前回の終点）を決めた甲斐がありました。
30分ほど待たされますが、その時間分の価値のあるお味です。
非常においしかったです。
これに合わせて今回の行程（前回の終点）を決めた甲斐がありました。
30分ほど待たされますが、その時間分の価値のあるお味です。
嶽
藩政時代からの湯治場。
藩の湯治場としても使われたが、藩主が湯治にくることはなかったそうです。（大鰐や碇ケ関が多かった）
藩政時代からの湯治場。
藩の湯治場としても使われたが、藩主が湯治にくることはなかったそうです。（大鰐や碇ケ関が多かった）
常盤野小学校、中学校
昭和27年に創立された学校ですが、2022年時点で小学生15人・中学生9人の小規模校です。
昭和27年に創立された学校ですが、2022年時点で小学生15人・中学生9人の小規模校です。
湯段地区に入っています。
別荘地でもあるようですが、「売物件」が目立ちます。
別荘地でもあるようですが、「売物件」が目立ちます。
二ッ森 左側が612.3m
登山道あるのかな（国土地理院の地図にはない）
登山道あるのかな（国土地理院の地図にはない）
右手 湯段温泉方面へ
左側に喫茶店がありました。
週5日空いているようですが、やっていけるのかな・・・
左側に喫茶店がありました。
週5日空いているようですが、やっていけるのかな・・・
右 湯段左 山道
西目屋村（大秋）から湯段に通じる道の、かたくりやまの麓山道（中村林道乗廻方面）と湯段の分岐点にあった
安政4（1857）、平成12年に現在地に。
その道どこやねん。
1
8/2 13:31
右 湯段
左 山道
西目屋村（大秋）から湯段に通じる道の、かたくりやまの麓山道（中村林道乗廻方面）と湯段の分岐点にあった
安政4（1857）、平成12年に現在地に。
その道どこやねん。
左 山道
西目屋村（大秋）から湯段に通じる道の、かたくりやまの麓山道（中村林道乗廻方面）と湯段の分岐点にあった
安政4（1857）、平成12年に現在地に。
その道どこやねん。
湯段遺石元治元年（1864）建立。
湯段温泉と薬師如来、村長柴田家の由来など。
享保9（1724）年に柴田勝家の一読である柴田氏が移り温泉を開いたといった文面だそうです。
その柴田氏の一族が、松並木も整備したのです。
2
8/2 13:36
湯段遺石
元治元年（1864）建立。
湯段温泉と薬師如来、村長柴田家の由来など。
享保9（1724）年に柴田勝家の一読である柴田氏が移り温泉を開いたといった文面だそうです。
その柴田氏の一族が、松並木も整備したのです。
元治元年（1864）建立。
湯段温泉と薬師如来、村長柴田家の由来など。
享保9（1724）年に柴田勝家の一読である柴田氏が移り温泉を開いたといった文面だそうです。
その柴田氏の一族が、松並木も整備したのです。
枯木平地区の北側には二ッ森がそびえます。
形の良い山ですね。
登ってみたいなぁ。
形の良い山ですね。
登ってみたいなぁ。
枯木平津軽藩の牧でしたが、雪深い地区ですので、経営はかなり厳しかったそうです。
狭義には百沢街道はここまでです。
弘前からの弘南バスも、ここまでしか来ません。
この先は10�匐瓩�バスがなく、そのバスはJR駅（鯵ヶ沢駅）方面は朝しかないので、実質使えません・・・
ということで、ひと先ず今日はここまで。
1
8/2 14:06
枯木平
津軽藩の牧でしたが、雪深い地区ですので、経営はかなり厳しかったそうです。
狭義には百沢街道はここまでです。
弘前からの弘南バスも、ここまでしか来ません。
この先は10�匐瓩�バスがなく、そのバスはJR駅（鯵ヶ沢駅）方面は朝しかないので、実質使えません・・・
ということで、ひと先ず今日はここまで。
津軽藩の牧でしたが、雪深い地区ですので、経営はかなり厳しかったそうです。
狭義には百沢街道はここまでです。
弘前からの弘南バスも、ここまでしか来ません。
この先は10�匐瓩�バスがなく、そのバスはJR駅（鯵ヶ沢駅）方面は朝しかないので、実質使えません・・・
ということで、ひと先ず今日はここまで。
感想
時々小雨が降りましたが、歩く分には問題なく。
岩木山神社前で飲料を購入するのを忘れたため、途中喉が渇いて仕方ありませんでした。
自販機があまりなかった。
その割にはトイレが多く、歩く際のトイレ難民にはならなさそうな道でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：184人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する