屋久島part.1 モッチョム岳(&ウミガメ産卵ボランティアレポ)
- GPS
- 06:33
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 760m
- 下り
- 757m
コースタイム
↓↑
11:44 万代杉 16:08
↓↑
13:15 神山展望台
↓↑
13:59 モッチョム岳頂上 14:34
※下山途中にGPSリスタートしたので、地図ずれてますが、上山・下山同じ道でのピストン。
※山と高原地図の携帯アプリで、登り2:50,下り2:00とのことで、
ロープ場の存在は知ってましたが、軽登山のノリで10時過ぎにスタートしましたが、
ガイドブックだと、上3:50,下3:00とかの記載でした。
よほどの健脚でないと、山と高原地図のコースタイム無理だと思います。
多分、山と高原地図は、1時間ずつ記載間違えてるんじゃないかと思います。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
乗用車用は10台程度。(トイレ側に、大型バス用のエリアあり) 登山客(駐車時間が長い為)は売店奥の4台程のエリアに停める事になっているが、 空いておらず、売店おばちゃんに、観光客様の一番端に停めてと言われました。 車で駐車場まで向かう所で、”登山者はここに駐車してください”的な事が書かれている路肩あり、込み合う時に使っているのかと思いますが、それも少ないです。 登山口までは、軽自動車でも登り切れる程度の勾配です。 雪道だとキツイかもだけど。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 ・売店おばちゃんに聞いた所、モッチョムでヒルはいなそうとのこと。 ・全行程、”急斜面”なので、覚悟して行くべし! ・ほぼ全行程、登山道にうっそうと木が生い茂ってる感じ。神山展望台過ぎると更にそうなって、バリルートかよ!って思うくらい藪漕ぎ状態だけど、ルートは明瞭。 ・後半、ロープ場が多く(細かいの入れたら10回位あるかな〜)、ところどころ、60〜80°位の一枚岩を腕力使って登る。1〜4回位ならへっちゃらだけど、それ以上なので、乳酸溜まって、二の腕ピクピク痙攣し始めてるのに次のロープ...ってなるから、人によっては、耐えきれず滑落ってパターンありえそうです。花崗岩なので、乾いていれば、多分足元滑らないので、そんなに腕力に頼らなくてもいいのかも。 【登山ポスト】 気づかなかった 【温泉】 尾之間(おのあいだ)温泉が一番近いかも。 でも、お宿の場所によっては、帰路にあります。 屋久島内に日帰り温泉・入浴施設5か所位?あり。 【飲食店】 登山口にはナシ。 小さなおみやげ屋さんにペットボトルは見かけた。 |
写真
感想
雇用主から有給を使えと催促され、うるさいから、何の予定もないけど、
新月辺りで取りあえず連休取ろうと、5/24-29での連休。
5/24-25は別の仕事を入れ、残った4日どうするか・・・。
屋久島のシャクナゲ季節だ!と思い、速攻予約。
おぉ〜ウミガメ産卵期もか〜♪
とテンション上がってましたが、ネットで検索すると、意外なワードが...。
ヒル...嫌だ。
遭いたくない...仮にあったとしても、その夜をテントで過ごすのは嫌だ...。
悪天候で無理やりテント縦走も大変だから、全部、日帰り登山にしよう!と、
H.I.S.の【ウミガメ産卵・孵化ボランティアツアー】で予約を取りなおす。
(孵化は8-9月が時期で、今回は産卵のみ。)
鹿児島空港から高速船の港までは、タイミング良かったので、直通バス乗れた♪
鹿児島は雨だとは知ってはいたけど、屋久島近づくと、高速船が氷山にでもぶつかったかor跳ねるよう...。
船降りると、バケツをひっくり返したような雨。
屋久島の高速船の狭い待合所が人であふれかえっている!
傘の壊れた、レンタカー会社の方がお迎えに来てくれて、どしゃ降りの中、レンタカー受け渡し。
もちろん私もずぶ濡れ。
折り畳み傘なんか役にたたない!レインウエア!あっ、スーツケースの中だ!え?どこでスーツケース広げるんだ!?
もう、ランチあきらめて、宿に行って着替えよう!
あっ、でも、今夜のごはんとか買わなきゃ!
っと、近くのスーパー寄る。
1番初めに買ったのは、65cmのでっかいオッサンな長傘となりました〜
【浅〜く、ウミガメ産卵ボランティアレポ】
ウミガメ産卵の砂浜は、夜間、勝手な立ち入り自粛です。
産卵ボランティアは、16時にウミガメ館に集合し、説明を30分程度受け、20:30再集合し活動開始です。
本日、私1人でした。
会員的なものになるので¥5000かかります。
夜間の活動なので、ペンライト持参ですが、ヘッデンでいいや〜って思ったら、それでは明るすぎとのこと。
テープで目張りされ、ライトを極力小さくする。
20時以降は、砂浜近くは、極力明るくしてはいけないので、観察会(数百円)も、ポイントだけライト当て、
真っ暗な中行われている。
いなかはまにある宿でも、20時〜5時まではカーテン閉めるようお願いされる。
車のライトもスモールとか、極力つけないとか。
光に警戒心が強く、産卵に上がって来てくれなかったり、来ても帰ってしまったりするそうです。
私はボランティアなので、NPOの方について、卵の移植、足へのタグつけ、観察などを手伝わせて頂きました。
海辺に座って、ウミガメが来たら、そこに行く位のユルイ感じだと思っていたら、全然違いました!!
時々、休憩しますが、ほとんど活動してます。
砂浜を何往復もし、ウミガメの足跡があれば、それを追って、ウミガメを発見しますが、これを全て、
ライトもつけず、真っ暗な中で行うので、最初は、全然見えなくて、カメ...?って感じでした。
NPOの方は慣れているので、チャキチャキ歩けますが、
登山して、足腰丈夫なはずの私、ついていけない(泣)
終了時間は0時リタイアOKだけど、せっかくなので、最後まで!とa.m.5:00過ぎまで、NPOの方々と
ウミガメ見守ってました。
この夜は、いなかはまでは、13頭程が上陸したようでした。
(その他の2か所位の浜も、その日の分担で、他の方が調査してます。)
あと、星空がとってもキレイで、今年初の天の川が見れました!
長野とかで見る星は、ウニウニ動いてるように見えるけど、ここは、それはなかった。
標高低いとか関係あるのかな??
朝ごはんの7時まで1時間半寝て、意外と眠気辛くないので、予定通り、モッチョムへ!
モッチョムまで1時間半運転だけど、その間、メチャ眠くて、スーパーでリポD購入。
アミノ酸的な飲み物欲しかったけど、スポドリは、ポカリとアクエリアスしか見かけない...。
屋久島では、欲しいものがあるとは限りません!!
当店通常価格って書いてあって、メーカー小売り価格より高いものも多いです。
ドラックストアにて、アミノバイタル顆粒を購入。
【モッチョム岳】
モッチョムは、最初の1歩から急登。
ヒルがいないと聞いたけど、信用ならないので、"ヒル下がりのジョニー"を靴にスプレー(とはいっても泡っぽい)。
革部分にかかると、色が変わってしまうので注意が必要です。
ヒル対策に買った、つばの広いゴアのハットを、年の為、終始かぶったままで暑い!
←雨天時とか上からも降ってくるらしい。
虫が嫌いだし、登山道にせりだした木とかで、たぶん、北側斜面を歩いてるのか?うっそうとしたルートで、
正直、あんまり屋久島らしさなくて、楽しくはない。
1時間ちょっと歩いた所で、「ビリッ!!」....えっ!?
音の出た所を見ると、ガーーーーーン!!!私の左足の登山靴が裂けてる〜!!!
でも、結構歩ける。
こんな、ヒルがいるかもしれないとこに、ザックおいてガムテとか出したくないので、
もうちょっとマシなトコまでそのまま進むことにする。
でも、開けてこないので、さらに裂けて取返しつかなくなると嫌なので、ガムテでグルグル。
こんな、ネットでしかみたことない足に、まさか自分がなるなんて....。
屋久島旅行前に、山友と、ソールの張り替えとか買い替えについて話してたけど、
どちらにしても、屋久島から戻ってから動こうと思ってたので、なんとも....。
その後、ニッピンに行く機会あり、少しの縫い目のほつれは、全く問題ないと店員に言われたけど、
今回、2針程のほつれ部に枝がひっかかり、それに気づかず、次の一歩を歩いただけで裂けた...。
(ちなみに、私の登山靴は、たかだか3年物です。山行多いからか、この春、ソール怪しいと思っていましたが...。)
先に進むと、下山者とすれ違う。(計7人)
道が狭いので、少し戻ったりして危なくないトコで。
神山展望台過ぎると、結構下るとは事前情報として知ってはいたけど、
下りっぷりが半端ない!
下ったからには登りますが、後半は、ロープが続く。
続くと二の腕に乳酸がたまって、次のロープ掴む時には、力がうまく入らない。
最後には強烈なロープ場が待っていて、それを登り切れば、頂上です!
頂上からは、島の南側を一望でき、海や畑が見えます。
黄砂なのか、水平線が見えないのが残念だけど、狭い頂上独り占めでカップラーメンカレー味。
小虫が飛んでたり、ハチがいたりで、虫よけスプレーを振りまくるけど、数秒後にまたなんか来る。
島の反対側の永田の宿まで、夕食の18:30までに帰らなくてはいけないので、下山リミット17時。
ご家族でやっている小さな民宿なので、大幅に遅れるとか、いきなり夕飯いらないとか、
ご迷惑はかけられない感じ。
では、おんなじルートで帰りますが、下山時もロープで二の腕ピクピク...。
上山も下山も、足元や周りに気を配りながらの、神経使うルート。
なんとか、下山できましたが、ロープ好きな方は楽しいでしょうが、
私的には、1度で十分!山ノミネート。
明日の宮之浦の渡渉は、どの程度かしら???
行けるトコまでこの靴で行こう!
ちなみに、ガムテをはがすと、靴に粘着がベタベタついていて、取れるのかしら??
修理でなく、買い替えの方向に気持ち傾いております。
コメント
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靴バッサリ逝ってしまいましたなぁ。
私の靴も同じ所が2,3針ほどほつれてますので、筑波山専用靴にして履きつぶす予定。
しかしボランティア活動ハードですね!朝の5時まで砂浜歩き回るとは驚きです
すごい盛りだくさんの内容のレコ!
ウミガメ、可愛いね〜♪
もう山がメインなんだかウミガメがメインなんだか分からなくなってるけど、貴重な体験良かったね♪
モッチョム岳って、カタカナの名前がなんだか南国(もしくは北海道)っぽくってうらやましい
そして靴、結局ソール貼りかえる前に逝っちゃったのね〜
こりゃもう買い替えだね
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