八曽山

2022年08月09日(火) [日帰り]

• GPS: 04:43
• 距離: 8.7km
• 登り: 405m
• 下り: 391m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:01
• 休憩: 1:40
• 合計: 4:41

10:38 もみの木キャンプ場
11:09 11:11 八曽キャンプ場
11:30 12:04 八曽の滝
12:30 12:45 八曽山
13:05 13:05 八曽の滝
13:23 14:09 パノラマ展望台
14:25 14:26 岩見山
14:46 14:51 巌頭洞
14:58 14:59 乙女の滝
15:22 もみの木キャンプ場

天候

晴れ、一時夕立。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

もみの木キャンプ場に駐車。
普通車500円

コース状況／危険箇所等

反時計回りに周回です。

ハイキングコースですが、細いトラバース道や岩場ザレなど注意箇所があります。

写真

8/9 10:38

もみの木キャンプ場ゲート
本日は姪のRちゃんを連れてハイキングです。はいレッツゴ。

8/9 11:17

林道歩きのあと沢沿いの径へ。

8/9 11:27

橋を渡る小さな探検隊。

8/9 11:31

八曽滝(動画あり)
18mあるとのこと。コレはとても登攀できる滝ではありませんな。

8/9 11:34

滝壺に生息していたヤゴ
おそらくオニヤンマです。観察後はもちろんリリースです。(追記：オニヤンマではないようです)

8/9 11:35

不動明王70cm
修験者が滝行をしたという伝承通り、不動明王様が祀られております。

8/9 11:38

むむ！左岩壁には梵字が彫られているではありませんか！コレには驚いた。

8/9 11:38

右岩壁の中腹には鉄剣が奉納されておりました。沢装備無しにはとても近寄れないところです。

8/9 11:40

左岩壁の磨崖仏
カーン(不動明王)かと思うが、股下まで浸かって近づくも判読できず。

8/9 11:46

滝壺に現れた八曽原人
別名、河童ともいいます。Rちゃんはドン引きするも、どこか羨ましそうにも見えました。

8/9 12:24

山頂下の龍神三尊
左、潜龍霊神。中、黒滝大龍神。右、清龍大龍神。
いずれも高さ50cm前後を測る。背面には「御嶽教 龍神山 伊吹山教会」とあり、台石には「昭和廿八年」と造立者名があります。
付近には二段の石垣や祭壇のような施設もありました。

8/9 12:27

藪中の石造物
左、開山寛山行者48cm。
右、「開山 國照徳 御嶽教 伊吹山 大教正」の銘がある巫女像。
さらに背後には石碑と霊神碑がありました。

8/9 12:31

八曽山初登頂
記念にパシャ！全員滝汗です。

8/9 12:31

山頂の荼枳尼天53cm
当初、摩利支天様かと思いましたが、宝具が違うかな？と調べたところ、白狐に乗る荼枳尼天様と判明。初めて見ました。「昭和二十八年」とあり、背面は欠損しておりますが伊吹山教会による造立と推定。

8/9 13:24

八曽ヘリポート
先ほどまでいた八曽山を眺め、感慨深いRちゃん。この辺りでゴロゴロと暗くなって、夕立がやって来ました。

8/9 13:26

ヘリポートのあずま屋で夕立をやり過ごす。ナイスタイミングなあずま屋でした。約45分停滞。辺りはすっかり涼しくなった。

8/9 14:26

石見山の展望
対岸には岩壁が見える。

8/9 14:31

入鹿池方面
低山とは思えない山深さ。

8/9 14:47

最後は巌頭洞を探索です。ココは修験者が籠行をした岩屋とのことです。

8/9 14:49

奥行きは4〜5m程で行き止まりでしたが、立派な鍾乳石が形成されていました。残念ながら遺物はありません。

8/9 15:12

五段の滝上部

8/9 15:19

遊歩道を歩いて下山です。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

モンブラン

恒例の子守ハイキング、東海Verです。今回は姪っ子のRちゃんも参戦。

この日も低山にはキツい猛暑でしたが、沢のせせらぎ、滝場、おまけに夕立など部分的に涼しく過ごすことができました。

八曽山は修験の山と調べていましたが、想像以上にボリュームがありました。珍しい石造物との出合いもあり、しっかりと石分チャージすることができました。

また未踏のルートも絡めて、再訪したいお山です。お疲れ様でした。


⛰八曽滝(8秒)🐉

コメント

godohan

montblanc55さん　こんばんは。

地理な土地勘は全くありませんが、八曽山、親子共々楽しめていいお山のようですね。滝場で戯れる河童は、いかにも夏休みといった絵で微笑ましいですね。
ここもやはり覚明行者系の行場なのでしょうか。地元なのでこういった場所がたくさんあると思いますが、なかなか行くことはできないので、これからもどしどし紹介してください。それでは。　　　godohan　

モンブラン

godohanさん、こんばんは。

この辺りは現在進行形で、いくつかの信仰集団(教会)が活動されているようです。お隣の本宮山では白装束の方が儀式を行なっているのを見たことがあります。当時見たアレはおそらく「御座」だったと思います。

それから伊吹山の北東には鈴岡神社という聖地があって、八曽山の伊吹山教会はそこに関係している様な気がします。

これらには一つ特徴があって、霊神の代わりに龍神という称号を使っているところです。詳しくはわかりませんが、御嶽信仰の一つの派生系と捉えられるかもしれません。

八曽山は「開山寛山行者」とあることから普寛行者を強く意識した行者と捉えることができるかもしれません。石造物だけでは判断できないと思いますが、覚明行者ゆかりの地であっても、普寛行者の影響力は大きいと解釈しています。

長々とつい熱くなってしまいましたが、子どももマニアも楽しめる八曽山ということで、gさんも機会がありましたら是非、訪ねてみてください。オススメですよ！

いつも丁寧に読んで下さりありがとうございます。

godohan

montblanc55さん ども。

「開山寛山行者」と聞いて私もすぐに普寛行者が頭に浮かび、まさに覚明さんの地元で、普寛さんはどんな立場にあるのか知りたかったので、言外を察していただいてありがとうございます。さらに、さらにそちらの地域の特徴もお聞きしたかった所なので、目から鱗です。ありがとうございました。　それでは。godohan (返信不要でございます)

モンブラン

godohanさん、どうもです。

お暇な時に過去レコを参照していただければ幸いです。

また、石分チャージ(便利な言葉)一緒にやりましょう(笑)